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VWGOLF6のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.264(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    VW GOLF6

    system

    メインユニット:DIATONE NR-MZ60 PREMI
    デッドニング:フロント(StP GOLD BULK SOLUTION)
    フロントスピーカー:MOREL TENPO6
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:MOSCONI One120.2
    ケーブル:SUPRA classic2.5H、audiotechnica

    comment

    最近問い合わせの増えてきたGOLF6の中でも、比較的内容の濃いプランの事例です。
    見積もり段階では純正デッキを前提としていましたが、結果的にハイグレードなDIATONEのデッキになりました。
    このデッキはマルチ仕様にもできるのですが、予算の関係で2chアンプのまま、ハイゲインを使用せずにRCAでの接続へ変更するだけに留めました。

  • フロントドア

    GOLF5の時代はクラスを超えた感がなくもない3wayでしたが、6は標準的な2wayに戻っています。
    スピーカー周りの造形が独特ですね。ポケットが使いやすそうです☆

  • 第二段階

    ドア内装を外すと現れる光景です。
    時代の流れでしょうか。GOLF5とは違ってモジュール構造へ変更されています。
    スピーカーはリベット留め方式で固定されています。
    ネジよりもリベッターでバチンとやるほうが工場の生産性は高そうですよね。

  • 第三段階

    モジュールを外してガラスを外すと、非常に大きく口を開けてくれます。
    作業性の良さこの上なし!

    アウターパネルへオーディオテクニカの防振材AT7550Rを施工し、スピーカーケーブルをSUPRA classic2.5Hに引き換えます。

  • 第四段階

    モジュールとガラスを戻し、スピーカーまで取り付けて音出しのチェックを終わらせたら、インナーパネルの防振作業を進めます。

    今回はロシアのStPというブランドの制振材を使用しました。
    ソビエト連邦時代に軍需向けの防振材や音響関係の資材を手掛ける企業として組織され、連邦崩壊後は民間企業となり、国内外の自動車産業向けを中心に防振材を販売している会社です。

    今回使用したのはStP GOLD BULK SOLUTIONという商品で、ブチルゴムとアスファルトとアルミのラミネート構造のシートです。
    当店でメインに使っているブチルゴムとアルミのラミネート材と、デッドニングの時に使うアスファルトとアルミのラミネート材を合わせたような強力な材料で、ダンピングは流石のレベルです。
    金属製のインナーパネルに比べて、質量の低いプラスチック製のパネルはより高い周波数で共振を起こす感じがあるのですが、そのあたりがいい具合に抑え込まれています。ドア防振素材の選択の幅が広がってよかったです♪

  • 配線引き込み

    キャビンとドアはカプラで接続されているので、サービスグロメットを使用して配線を引き込みます。
    スピーカーケーブルは鮮やかなブルーですので、目立たない様に黒いテープで巻いてしまいます。(写真奥)
    防水処理はブチル系の接着剤でグロメットごと固めてしまいますので、水の侵入対策は万全です。

  • ツイーター比較

    ミラー裏のカバーに取り付けられている純正ツイーターを換装します。
    当店のサウンドアップメニューの提案内容も一因ですが、やはり外見を変えずに。。というご要望は実に多いので、こういった入れ替え作業は年がら年中といった感じですね。

    左側がモレルで右側が純正。ご覧のように色や大きさはほぼ一緒ですが、音色は全く別物といってもいいほどの差がありますね。

  • ツイーター取付

    ツイーターは2液性のエポキシ接着剤でシッカリと固定します。
    ホットボンドも悪くないのですが、幾分熱に弱いので、夏場の高温でゆるんで落ちてしまう場合があります。DIY派の方はお気を付けください。

  • アンプ位置

    GOLFに限らず、フォルクスワーゲンは特殊なシート周り構造を持つものが多く、なかなかこの場所へ設置できるものがありません。

    なんとかスピーカーネットワーク等を設置出来ることはあっても、パワーアンプとなるとはみ出してしまうケースが多いです。。
    今回使用したモスコニの小型アンプ120W×2と十分なスペックと聴ける性能を持ちながら、非常にコンパクトなので、この位置にすっぽりと収まってしまいました。
    スペースに難のある車には朗報と言えるのではないでしょうか。


  • 作業後記−−−−−☆

    最近、GOLF6のお問い合わせが増えているように感じます。
    サウンドアップのご相談を受け、多くはスピーカーケーブル・スピーカーユニット換装とドア防振を組み合わせたサウンドアッププログラムをお選びいただくこととなりますが、今回は外部アンプを組み合わせたメニューとなりました。

    イタリアのMOSCONIのアンプ、イスラエルのmorelのスピーカーという通な組み合わせをお選びいただいたわけですが、完成後のテストでは温かみとコクのある、なんとも味わい深い音が出ていました。 エイジング後がまた楽しみですね。

    また今回の事例では、ロシア製のハイスペックな防振材を始めて使うこととなりました。文中の説明にもあります通り、ブチルゴム+アルミ、アスファルト+アルミというハイブリッドはそれぞれ存在しますが、この3つを組み合わせた、能力の高い素材です。
    今後の施工事例の中で、いろいろ研究していきたいと思いますが、少なくとも今回の事例では、金属に比べて質量の低いプラスチックの防振には結構使える感覚を得ました。

    3ウェイ形式だったゴルフ5に対して、6は標準的な2ウェイとなり、トレードインの選択肢の幅がぐっと広がりました。ドア防振、スピーカーケーブル交換といった標準的なサウンドアップメニューに加えて、ご予算に応じてアンプ交換のステップアップも可能です。(今回のアンプはコンパクトで◎でした!)

    サウンドアップのご相談はお気軽にどうぞ
    ご希望とご予算に応じて柔軟に提案させていただきます♪