BMWX1のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.223(お問い合わせの際にお伝えください)
model
BMW X1
system
メインユニット:Carrozzeria AVIC-VH09
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:JBLトレードインキット(BM3F6563)
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:純正
ケーブル:純正comment
JBLのトレードインスピーカー(BM3F6563)の取付でご来店いただきました。専用キットなので基本的には無加工の取付ですが、より高いパフォーマンスを発揮するために、多少の加工とフィッティングを行う場合があります。
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シート下ウーハー
現在のBMWは全ての車種でシート下にウーハーの様なサブウーハーの様なものが取り付けられています。回路は独立しており、左右がステレオで再生されています。
3ウェイなので、ドアのユニットがミッドハイ、このシート下のユニットがミッドローという役割だと思うのですが、このユニットからは80ヘルツ近辺以下の音が出ているようなので、機能的にはサブウーファーということになってしまいます。
中音域から低音域にかけての繋がりが今一つよくないように感じるのはこのあたりに原因があるのかなと考察しております。。
ちょっと脱線しますが、このようなユニット間のつながりの改善を含め、タイムアライメントやイコライジングを手軽に行うソリューションとしてオススメしているのが、JBLのデジタルプロセッサアンプMS-8です。ヘッドユニットとスピーカー間に設置、手元のコントローラーで音作りができ、ヘッドユニットの入れ替えが困難な車の制約をほぼ取り払ってくれる有用な機器です。どうぞご検討ください。(装着事例)
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純正ブラケット流用
なぜかこの車種はスピーカーが糊付けされていて、取り外すというより、引っ剥がすのに一苦労します。これは生産性?ひょっとして実は音質追求!?よくわかりませんが、斬新この上ない手法ですね。
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トレードイン後
専用ユニットに差し替えた様子です。
純正に習い、上下逆さまに取り付けられているところまでコピーしなくてもという感じですが、それだけにシッカリと収まってはいます。
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作業後記−−−−−☆
今回はX1にJBLトレードインキットの取付けのお仕事でした。
当エントリーでも、また、他のBMWのエントリーの文中でも繰り返し触れさせていただいておりますが、BMWのスピーカーユニットはドアの内装に「ぶら下がる」ような恰好で取り付けられており、一般に比べてユニット自体のブレが出る傾向があります。特に音量を上げ気味にした際にその影響が大きくなり、ディテールのぼやけた音になるようです。
究極の対策としては、ドアのインナーパネル(鉄板)からバッフルを立ち上げ、ガッチリ取り付けてしまうことにつきますが、当然工賃がかさんでしまいますし、(インナーにとどめず)アウターバッフル水準まで立ち上げると外観にも影響が出ます。
ということで、構造は純正のままながら、ユニット自体のクオリティーアップと、取付けの堅牢性アップ、併せてドア防振による共振・共鳴の抑制の3点セットで改善を図るという策に落ち着きます。
BMWのスピーカー取付けの特性をご存じであってもなくても、その音に不満をお感じになられている方は少なくないようですが、当店で提供させていただいているBMW専用トレードインユニット+ドア防振のメニューをご依頼いただいたお客様からは、概ね高い評価が聞かれています。
同様のご不満を抱えていらっしゃるオーナー様がいらっしゃいましたら、どうぞご相談ください。