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サウンドプロ

BMW5シリーズ528i(F11)のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.213(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    BMW 5シリーズ 528i(F11)

    system

    メインユニット:i-Drive
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:BM5F10FSP
    リアスピーカー:BM35R462

    comment

    5シリーズがF1#にモデルチェンジしてもう2年近く経とうとしていますが、JBLのユニットを使用したオリジナルスピーカーを起用した5シリーズ用サウンドアッププログラムは引き続き人気です。
    今回はフロントとリヤをセットでご用命いただきました。

  • フロントドア

    トリムのデザインも変わり、サイドエアバッグがなくなったりと変化が多い割にはデザインコンセプトは変わらないといった印象のあるドアですね。
    スピーカーはミラー裏にツイーター、ドアグリップ付近にミッドレンジが取り付けられています。

  • フロントドア内部

    ドアトリムを外したところです。
    中央に吸音材らしきスポンジ状のものが見られますが、吸音しそうには見えません。。
    その奥に防振シートを貼る都合があるので、一旦立ち退きをお願いします。

  • 純正スピーカー(フロント)

    ドアトリムに取り付けられている10cm程度の純正スピーカーです。
    このスピーカーは、ツイーターと、シート下のウーハーとの3ウェイで構成されており、信号もそれぞれの帯域で分割されているので、このユニットにはウーハーが請け持つ低域の信号は来ていません。

  • ドアトリム施工後

    オーディオテクニカのアクワイエ(AT7550R)をガッツリと貼り付けてトリムの強化を図ります。
    全体的に防振性能を高める場合、一つの大きなピースをべったりと貼るのではなく、四角を連続して貼る「升貼り」が有効です。
    スピーカーブラケットの周りに生じる隙間もシッカリと塞いで密閉性を高めておきます。

  • インナーパネル施工

    E6#同様、スポンジ状のインナーパネルにアクワイエ(AT7550R)を面で貼付けました。その上から白い吸音材らしきものを貼り戻した後、カスケードのアコースティックコットンアブソーバーを薄く切り出してスピーカー裏をダンピングと吸音をすることにしました。

  • 純正ツイーター

    E6#とは違い、別体で取り外しができるようになったカバーに純正ツイーターが取り付けてあります。これをJBLのツイーターに入れ替えて車両へ戻します。

  • リアスピーカー(天井)

    ツーリングにはリアトレイがないため、カーゴスペースの天井にリアスピーカーが取り付けてあります。
    ロジック7などではリアドアにもスピーカーが付きますが、標準オーディオではからっぽ状態です。

  • 純正スピーカー

    取り外してみるとすぐ裏に鉄板が迫っています。
    BMWはそもそもリアの出力があまり強くないものの、背圧の影響は受けそうな印象です。

  • 吸音対策

    純正に比べてマグネットが大きいユニットに差し替えることになるので、念のため、前述のアコースティックコットンアブソーバーを押し込んでみました。
    あまり厚く挿入してしまうとスピーカーが押されてしまうので、ダムのように中央を掘り込んだ形にして収めました。

  • 施工後

    当然のことながらこの上に純正のグリルが装着されるので、フロント同様、外観に変更を及ぼすことはありません。
    トレードインしたユニットはセンターにツイーターがあり、フルレンジで鳴っているので純正のツイーターは接続していませんが、取り外すのもナンなのでそのまま残してあります。


  • 作業後記−−−−−−−−−−☆

    このところ5シリーズ(F10/F11)のサウンドアップのご依頼を多く頂戴します。
    こちらの特設ページでも紹介させていただいておりますが、5シリーズ用として、フロント用とリヤ用+防振を含むインストールサービスの用意がございます。
    また、ご要望の多かったセンタースピーカー用のトレードインもラインアップに加えたところです。

    BMWは通常の車と違い、ドアの鉄板側でなく、内装側にスピーカーが取り付けられているので、ユニット取付けの堅牢性の点で構造的なハンデを抱えています。しかしながら、ドア防振を入念に行い、内装パネルの振動の抑え込みに注力することで、ユニットのブレに起因する音の濁りをトータルで緩和させることは可能です。

    5シリーズ用としてリリースされるユニットですから、適合性はこの上ないわけですが、パフォーマンスを引き出すためのインストールには少なからずノウハウも必要です。
    ご用命、ご相談はお気軽にどうぞ。プロショップの経験でお応えします。