BMW X3 のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>

登録日 2026/07/30-
事例No.939(お問い合わせの際にお伝えください)
model
BMW X3
system
メインユニット: KOASON Android Screen Upgrade
バックカメラ:KENWOOD CMOS-230comment
色飛びしてしまった純正液晶モニターをKoasonのアンドロイドベース・モニターに換装しました。
純正モニターの機能を完全に維持しつつ、アンドロイド端末としての機能をアドオンした製品なので利便性は抜群です。
BMW・X3の事例ご紹介です。
同車は、プレミアムミドルクラスSUVという新たなカテゴリーを開拓したパイオニアとして、2004年に登場した初代モデル(E83型)です。
BMWは自社のSUVを「単なるユーティリティカーではなく、走りを極めたモデル」として、一般的なSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)とは呼ばず、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)およびSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)という独自のカテゴリーに位置づけているのが大きな特徴です。
BMWの「Xシリーズ」の車種構成は、奇数モデル(X1、X3、X5等)が王道のSAV、偶数モデル(X2、X4、X6等)が流麗なクーペフォルムを纏ったSACに大別されます。
X3の系譜としては、先行して大ヒットを記録していた兄貴分の初代X5(2000年登場)の成功を受け、より日本の道路事情にも扱いやすいジャストサイズなSAVとして企画・誕生しました。
スペック面でも「駆けぬける歓び」のDNAが色濃く反映されています。熟成の前後重量配分50:50はもちろん、当時はBMWのお家芸である自然吸気(NA)の直列6気筒「シルキーシックス」エンジン(2.5L / 3.0L)を搭載。インテリジェント4輪駆動システム「xDrive」との組み合わせにより、「SUVの皮を被ったスポーツセダン」と評されるほどの軽快なハンドリングと高い悪路走パーソナリティを両立していました。
2004年の登場から20年以上が経過し、X3は2024年に登場した4代目(G45型)へと進化を遂げていますが、世界中で愛されるX3の持つ「走りの良さと実用性のベストバランス」という哲学は、まさにこの初代E83型によって確立されたものです。
今回お迎えした車両は、まさにその歴史の原点であり、今なお無骨で硬派な魅力に満ちた初代X3(E83型)です。
オーナー様からいただいたご相談は、純正モニターの刷新です。
年数が経過した車両では純正ナビの古さがよく話題にのぼりますが、今回はナビ機能以前に、液晶画面の色飛びが激しく、表示自体がほとんど使い物にならなくなってしまっている状態でした。そこで、画面の表示機能を回復させつつ、現代の車と同等の利便性を手に入れるべく、社外のアンドロイドモニターへの交換をご提案・施工することとなりました。
○モニター製品
起用したのは、KOASON Android Screen UpgradeのうちE83型専用設計としてリリースされている製品です。
見た目は純正ダッシュボードに違和感なく収まるデザインでありながら、中身は静電容量式の高精細タッチパネル(1920×720)に変更されます。これにより、元々は非対応だった画面の直接タッチ操作が可能になります。
本機の大きな特徴は「純正機能の完全な温存」と「最新Androidモニター機能の付加」を両立させている点にあります。
・純正システムの維持:
ラジオやCD/DVD、iDriveノブ、ステアリングスイッチ操作、車両情報の表示といった純正機能はそのままこの新しいモニター上に表示・操作可能です。光ファイバー配線や純正アンプも活かされるため、音質を損ねることなく出力されます。
・Androidシステムの追加:
画面上のメニュー操作でAndroidモードに切り替えると、ワイヤレス/有線でのApple CarPlay/Android Autoが利用可能になります。Googleマップなどの最新ナビアプリの利用をはじめ、画面分割でのマルチタスク操作、Wi-Fiや4G通信を介した各種アプリの利用、USBメモリ等接続によるメディア再生など、一気に現代的なディスプレイオーディオ環境へと進化します。
つまり、元々の純正システムを捨てて社外品に置き換えるのではなく、純正の機能や操作感はそのまま裏側に残したまま、表面に高解像度パネルと最新のスマホ連携機能を上乗せして切り替えて使う、というイメージです。
○バックカメラの交換
あわせて、バックカメラの更新も行いました。
元々ナンバープレート脇に取り付けられていた純正カメラを取り外し、ケンウッド製のCMOS-230へとリプレイスしました。新設したアンドロイドモニターの鮮明な画面と相まって、後方視界の視認性も大幅に向上しています。
以上をもって、プレミアムミドルクラスSUVのパイオニアである初期型X3のモニターアップデートが完成しました。
純正モニターとしての情報と機能は完全に維持したまま、一度使ったら手放せないApple CarPlay、Android Autoも使える便利モニタに変わることで、ドライブが格段に快適で安心感のあるものへ生まれ変わりました。
総予算は製品代金・脱着・取り付け工賃込みで185,570円(税込)でした。
それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪
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純正モニター


施工前のダッシュボードの様子です。
リトラクタブルライトのように開閉できるようになっています。
長年愛用されていたようですが、上述の通り、液晶の色飛びが激しくて使用に耐えないため、普段は閉じたままにされていたようです。 -
アンドロイドモニターへ交換


アンドロイドモニターに交換したところです。
製品は冒頭でご説明したkoasonのKOASON Android Screen Upgrade(E83用)です。
サイズ的には10.25インチの、モニター一体型ユニットということになります。
標準のリトラクタブル型のモニターを取り外して設置するようになっており、設置自体は特別な加工も必要なく、比較的簡単に済みます。
配線については、これまで純正モニターにささっていた、車両側のコネクターを本製品に差し替えることで「純正モニターの機能を完全に継承」できますが、新規に追加される「アンドロイド端末」としての機能を付加するために、電源線、GPSアンテナ、4Gアンテナ、RCAアナログオーディオ線などを追加して接続することになります。
一応、取付説明書(英語)もついてますが、コンソール周りの脱着もありますし、DIYハードルはそんなに低くないように思います。
【重要】多くのお客様にとって難解な「通信」周りについて説明させていただきます。
冒頭でも触れましたように、Apple CarPlay/Android Autoの利用に際して、通信を確保する必要がありますが、いずれもワイヤレスカープレイにも対応しています。なお、ここでいう「ワイアレス」とは、Apple CarPlay/Android Autoサービスを使うために、従来であれば有線でスマホと接続していたのを、ブルートゥース(以下BT)で接続できるという意味です。
今回のアンドロイドモニターは、国内で流通しているディスプレイオーディオ製品と違って、「アンドロイドOSを持つ端末」ですので、この端末にインストールされたYoutubeやスポティファイなどのアプリを使うためには、別途Wi-Fi環境が必要になります。(前述のBT通信経路に相乗りできません)
繰り返しますと、
(1)Apple CarPlay/Android Autoサービス(とハンズフリー着信)をつかうために→BT(あるいは従来のUSB有線接続)
(2)アンドロイドモニタにインストールされているアプリを使うために→Wi-Fi環境
それぞれの通信経路が必要になるというわけです。
通信経路の確保の方法は以下のようになります。
(1)については、スマホとBT接続
(2)については、スマホのデザリング、あるいはスマホとは別のWi-Fi端末
なお、スマホによっては、(1)のBTと(2)のデザリング通信がうまく共存しない場合もあるので、その際はWi-Fi端末を用意することになります。
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ナンバープレートホルダー


ナンバープレートホルダーをはずしたところです。
カメラ入れ替えに伴って、前カットで御覧頂いたガーニッシュを外すために、一旦ナンバープレートを外さなくてはなりません。
この写真はナンバープレートが乗っかっているホルダーです。
なぜか理由がわかりませんが、このナンバープレートベースがしっかり取り付けられていなかったので、カタカタ異音がしていたようです。今回の作業に伴って、きちっと固定しなおすことができました。
取り付けが完了してら、陸運局で再封印をして完了です。
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有線接続用USB


最後はUSB接続ケーブルです。
アンドロイドモニターと接続するUSBを運転席側のコンソールの脇から出しています。
スマホが無線でうまく繋がらないときや、USBメモリーに保存したデータ(音楽、映像など)を利用するときに使用します。
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作業後記


今回はBMW X3(E83型)の純正モニター→アンドロイドモニタへの入れ替え事例をご紹介しました。
当店のような車好きの方が集うお店ですと、新型車のオーナー様のみならず、愛着があって手放せない旧車オーナー様も沢山いらっしゃるわけで、そんな中でも、90年代後半以降のクルマとなると、大きな課題となるのが「純正モニター・純正ナビの陳腐化問題」です。
車両の設計の条件に応じて、(1)純正ナビをスパッと外して車外ナビに入れ替えられるケース、(2)純正ナビとの電気的な接続を保ったまま移設する必要があるケースに大別され、これまでに実に多くの事例に取り組ませていただきましたが、今回のkoasonの製品は、純正モニターの機能を維持しつつ、アンドロイドタブレットを同居させたような利便性を持ち、かつ、純正然とした外観を維持できるという第三の軸と言えます。
今回使用した製品は、同車の「KOASON Android Screen Upgrade」製品のうち、E83専用に企画された製品であり、ダッシュボードへの収まりは完璧です。
この他、同じBMW系としては、3シリーズ(E90/F30)、5シリーズ(F10/G30)、7シリーズ(F01/G11)と幅広くラインアップしており、他メーカー向けとしても、メルセデス・ベンツのCクラス(W204/W205)型、Eクラス(W212)型、Sクラス(W221)型。アウディのA4/A5型、Q5型など、ニーズのありそうな外車をカバーしておりなかなか商売上手です。
koasonモニターのラインアップを表にしてみましたので、参考になさってください。
● BMW
1シリーズ(E81/E82/E87/E88、F20/F21/F22/F23)、3シリーズ(E90-E93、F30-F36/F80-F84)、5シリーズ(E60/E61/E63/E64、F07/F10/F11、G30/G31)、6シリーズ(F06/F12/F13)、7シリーズ(E65/E66、F01/F02/F03、G11/G12)、X1(E84、F48)、X3(E83、F25、G01)、X4(F26、G02)、X5(E53、E70、F15)、X6(E71、F16)、Z4(E89)、MINI(R60、F54/F55/F56)
● メルセデス・ベンツ
Aクラス/CLA/GLA(W176/W117/X156)、Bクラス(W246)、Cクラス(W204/W205)、CLS(W218)、Eクラス(W212/S212、クーペC207/A207)、GLK(X204)、ML/GL(W166/X166)、GLE/GLS、Gクラス(W463)、SLK/SL/SLC、Sクラス(W221)、W209
● アウディ
A1、A3、A4/A5(2009-2016、2016-2020)、A6(2005-2011、2012-2018、OEMスタイル)、A8(2008-2018)、Q3、Q5(2009-2016、2017-2020)、Q7(2006-2015、2016-2019、OEMスタイル)
● ポルシェ
パナメーラ、カイエン、マカン、ボクスター
● レンジローバー/ランドローバー
レンジローバースポーツ、ディスカバリースポーツ、レンジローバーヴォーグ
● レクサス
NX、RX、GS、UX、CT、ES
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旧型の外車オーナー様で純正モニターのアップデートをお考えの方がいらっしゃいましたら、選択肢の一つとして検討してみてください。
ドラレコ、ETC取り付けといった軽作業から、スピーカー交換、パワードサブウーファー追加、はてはフルオーディオまで、ご希望とご予算に応じて柔軟にプランニングさせていただきます!
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