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ホンダ プレリュード のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>


  • 登録日 2025/12/12

  • 事例No.907(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ホンダ プレリュード

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:デッドニング
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO RX165 Active
    センター:純正BOSE
    リアスピーカー:純正BOSE
    サブウーファー:純正BOSE、CerwinVega VPAS10
    プロセッサーアンプ:HELIX P-SIX DSP MkII
    ケーブル:audiotechnica、REXAT
    ドライブレコーダー:THINKWARE U3000
    セキュリティー:AUTHOR ALARM  IGLA2+

    comment

    フロント2wayスピーカーとパワードサブウーファーをDSPアンプで駆動するシンプルなシステムです。
    最新機能モリモリの前後2カメラのドラレコも付けました。

  • ダッシュボード


ホンダ・プレリュードの事例ご紹介です。

プレリュードはその昔、1978年から2001年に渡って生産されていた、2ドアクーペのスペシャリティカーです。
発売から2001年までの23年の歴史の中で、4回のフルモデルチェンジを経験し、5世代のモデルが生産されましたが、特にリトラクタブルライトを装備する2代目(1982年?)・3代目(1987年?)の人気は絶大で、バブル期の時代背景もあって、デートカーとしての戦闘力の高さを遺憾なく発揮しました。

4代目からは、全車3ナンバー・2200ccとなり、ホンダの可変バルブタイミング機構であるVTECエンジン搭載車も設定されました。その後、5代目が2001年に生産終了となり、プレリュードの歴史に「一旦」ピリオドが打たれました。

そして2025年。ホンダファンは待望の6代目の降臨を目の当たりにする機会に恵まれました(^O^)v

2ドアクーペのアイデンティティは維持しつつ、それまでのノッチバッククーペ(セダンのようにエンジンルーム・キャビン・トランクルームの区別がはっきりした3ボックススタイル)から、時代の空気に合わせてファストバッククーペ(ルーフからリアエンドまでがなだらかな曲線でつながる流線型のボディ)にスタイルを改めて再デビューです。

フェイスもスポーティーなハンマーヘッド調になり、ジャンルを問わず使い勝手の良さを求められる現代のニーズに合わせて荷物の出し入れが容易なテールゲート式+6:4分割可倒式のリアシートを採用しています。

パワートレインは排気量2.0Lの直噴エンジンであるLFC型にH4型モーターを組み合わせた2モーターハイブリッドシステムである「e:HEV」と、仮想8段変速のミッションを搭載しています。

名門プレリュードの復活にあたり、86やスープラ、GT-Rといった汗くさいクルマたちには無しえなかった、オシャレな「デートカー」カテゴリー復活の立役者としての活躍を期待するとともに、7代目、8代目と継続的なモデルチェンジもお願いしたいところですm(__)m


今回お迎えするのは、ファーストロットで納車されたピカピカの最新プレリュードです。

当店を古くからごひいきにしていただいているお客様の車で、早速オーディオのグレードアップを図りたいということでご入庫いただきました。
施工内容としては、ドラレコを除いく全てのアイテムが前車からの移設(載せ替え)なのですが、文中では新規インストールと同様にご紹介させていただきます。

システムの概要としては、純正ヘッドの音声出力をDSPアンプに入力し、フロント2wayとパワードサブウーファーを鳴らすシンプルなシステムです。
これに加えて、前後2カメラのドラレコを取り付けて、(協力業者さんに依頼して)セキュリティシステムを組み込みました。

以下、コンポーネント紹介です。

〇DSPアンプ
ヘリックスの P-SIX DSP MKII(終売時税込220,000円)です。
P-SIX DSP MKIIはアンプ内蔵型DSPで、アンプ内蔵型カテゴリのフラッグシップモデルでした。120Wの出力を持つアンプを6ch分搭載し、制御可能なch数は、アンプ増幅しないプリアウト出力2chを含めた8ch対応となっています。
DSPの仕事の中核を担うプロセッサーはAnalog Devices 社製 64bit プロセッサー。D/A・A/Dコンバーターはいずれも、定評のあるバーブラウン製です。

〇スピーカー
当店を代表する人気国産ブランド!BLUE MOON AUDIOのRX165 Active(税込209,000円)です。
同ブランドの2wayスピーカーシリーズはフラッグシップのRX165、ミドルグレードのVX165、ベースグレードのEX165の3グレード展開となっており、RX165は同ブランドのエッセンスをフルにご堪能いただけるモデルです。

〇パワードサブウーファー
CerwinVegaのVPAS10(終売時税込51,150円)です。
シート下に収まる本格的なパワードサブウーファー製品の中で、ダントツのコスパを誇った製品でした。
ダイキャストボディ、25センチウーファー、200Wアンプ内蔵で、値上げ前は3万円台後半のびっくりプライスでしたので、かなり気合いを入れて拡販しました。
現在のサーウィンベガでは後継品はなく、BLAMのMSA25P(税込77,000円)、KICKERのHS10(税込106,700円)あたりが同クラス品になると思います。

〇ドラレコ
THINKWARE U3000(税込69,900円)です。
U3000は韓国、THINKWARE社の製品で、フロント4K/リア2Kの高精細録画を実現したフラッグシップ・ドライブレコーダーです。ソニー製STARVIS 2 センサーにより、昼夜を問わずクリアな映像を記録でき、逆光や街灯の少ない環境でも細部までしっかり描写します。さらに独自の「スーパー・ナイトビジョン」により、暗所での認識性能が一段と向上しています。

特徴的なのが、レーダー+モーションのハイブリッド検知による駐車監視機能です。車両周辺の動きを効率的に捉え、必要な場面のみを記録することで、バッテリー消費を抑えつつ長時間監視(最長300時間)を可能にします。また、THINKWAREクラウドに対応しており、スマートフォンから映像確認、駐車中の異常通知、車両位置の把握といった便利な機能も利用できます。また、夏の高温条件下における安定性をうたっている点もユニークです。

U3000は、高い記録品質と信頼性、そして使い勝手を兼ね備えたハイエンドモデルです。安全性を最優先されるお客様はもちろん、精度の高い映像を求める方にもおすすめできる1台だと思います。

〇セキュリティシステム
最近ご用命の機会が増えているAUTHOR ALARMの IGLA2+を取り付けました。

IGLA2+はいわゆる「デジタルイモビライザー」に分類される製品で、エンジン起動後に特定の操作(ステアリングのボリュームボタンや、選曲ボタン、クルーズコントロールボタンなど)によって認証を行い、間違っている場合には、シフトチェンジと同時にエンジンを止めてしまい、再始動不可能にするという仕組みです。
※上記のイモビライザー機能に加えて、駐車時に警戒し、攻撃に対してアラーム発報するシステムは別商品( IGLA ALARM / AUTHOR ALARM)です。


以上をもって、6代目プレリュードのサウンドアップとドラレコ取付が完了しました。
全て新品で用意した場合、インストール費用込みでざっと120万円程度で、その内セキュリティが税込14万円、ドラレコが税込9万円程度といったところです。

それでは施工の様子をどうぞご覧になってください♪

  • フロントドア

    フロントドアの外観です。

    ブラックの背景に対して、アームレスト部分のみグレーのコンビになっています。
    こういう切替のパターンというのは他にないんじゃないでしょうか。とてもオシャレですね。


    BOSEシステムのスピーカーレイアウトは、ドアにウーファー、ピラーにツイーターがあり、その他はセンタースピーカー、リアスピーカー、サブウーファーが装備されています。

    今回のシステムでは、(システム図にありますように)ツイーター、ウーファー、サブウーファーの信号をDSPに取り入れて、各スピーカーに出力します。
    センタースピーカーとリヤスピーカーに関しては、純正の出力経路を維持します。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    サービスホールは、クラシックなビニールシートにゴム材がラミネートされた、遮音を意識したいシートで覆われています。


  • アウターパネル作業

    アウターパネルへの作業が終わったところです。

    ビニールシートを接着しているホンダ車特有の除去しにくいブチルゴムを丁寧に取り除いたら、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼っていきます。

    スピーカーケーブル類は、全てハイエンド品に引き直しますので、この時点でドア内に引き込んでおきます。

  • アウターパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    ホンダの純正スピーカーホールは特殊な形をしており、スピーカーの背圧のヌケが悪いので、必要分切除して調整を加えた後、バッフルを取り付けて、RX165 Activeのウーファーを取り付けます。
    バッフルは金属製のバッフルを使っています。D-Baffleというダイキャストバッフル(KSM-008・ホンダ用)を土台として使っておりますが、スピーカーを当てがったところ、スピーカーマグネットがドア内の窓ガラスに干渉してしまったため、M&M DESIGNのアルミ製バッフルリングPCD-1をスペーサーとして重ねて使うことで回避しました。

    なお、純正とは違う社外スピーカーに交換したのと、位置をちょっと前に移動させた関係で、スピーカーの正面が、ドアトリムのスピーカーグリル部に設けられているリブに少し干渉してしまうので切り落としました。
    当店のようなポン付け専門ではないお店の場合、こういった微調整は日常茶飯事ですね。

    さらに、スピーカーと内装とのスキマを埋めて、密着を上げるため、オーディオテクニカのサウンドプルーフィングウェーブ(AT-AQ442)をぐるっと巻きました。

  • ドアトリム加工

    ドアトリムを裏側から見たところです。

    スピーカーグリルの裏側にあたるところです。
    ハニカムになっているグリルの外周に、筒状の壁が立ててあったのですが、かさ上げしたスピーカーと干渉するので切り落としました。
    壁がなくなったことで、対策をしなければ、スピーカーで発生する波動が脇に逃げやすくなり、ドアトリム内での共鳴を引き起こす一因になってしまうわけですが、今回は上述のサウンドプルーフィングウェーブが防いでくれるので問題ありません。

  • ピラー分解

    Aピラーに設置されているツイーターを分解したところです。

    BOSEのツイーターアッシーが溶着で取り付けられているので、溶着部を削って取り外しました。

  • サイズ確認

    埋め込み加工前に寸法確認しているところです。

    思った通り、開口部よりもツイーターハウジングの直径が大きいですね。
    これだけの大きなユニットの場合、埋め込み取り付けしか道はありませんが、分解可能なツイーターで、中身のツイーターユニットだけ取り外せる場合は、前出のツイーターアッシー内でユニットだけ差し替える(見た目が変わらない)という対応も可能です。

  • ピラーツイーター埋め込み

    完成したAピラーです。

    ブルーがキリリと決まってます♪
    当店では、お客様に特別に依頼が無い限り、左右の向きはシンメトリ(左右対称)で制作しています。

  • シート下レイアウト

    フロアに移動して、機器類の設置状況をご覧いただいています。

    シートを取り外しているのでギョッとしてしまうかもしれませんが、画像の右上が進行方向です。
    助手席下にあたる左上にパワードサブウーファー、運転席に当たる手前側にDSPアンプを設置しました。

  • メインヒューズ

    エンジンルームの「バッ直」配線の様子です。

    エンジンルームに設置されているバッテリーから室内に向かって、オーディオテクニカ・REXATのハイエンド電源ケーブルを引き込みました。
    ヒューズを固定するステーは、オリジナルで作成しました。

  • ANCユニット

    グローブボックスを取り外すときに、ASC(アクティブサウンドコントロール)のユニットを発見しました。

    作業中に1ヶ月点検の時期を迎えてしまったので、一度ディーラーさんに差し戻したのですが、当店の作業上の都合で、このユニットを取り外した状態であったものの、特に指摘はされなかったそうです。

    今更ながらですが、最近のダウンサイジング気味なエンジンを積んだスポーツ系の車に装備されている、サウンド調整機構についておさらいします。
    ホンダ「アクティブノイズコントロール(ANC)」
    ロードノイズやエンジンノイズ、風切り音など、室内に侵入するさまざまな音のうち、低周波の騒音を打ち消すことで、優れた静粛性を実現する仕組み。

    ホンダ「アクティブサウンドコントロール」
    アクセル操作や走行状態、SPORTモードなどのドライブモード設定に応じて、音質・音量が調整された音をオーディオスピーカーから車内に発することで、ドライバーの操作意思やクルマの動きと調和した加速体験を演出する仕組み。

    いずれも、冒頭のシステム図に示した通り、純正ナビと純正セパレートアンプとの間に専用ユニットが介在しているようです。
    室内のどこかに集音用のマイクがあるはずですが、今のところどこだかわかりません。

    なお、お車のお渡しの際は、このユニットは動作する状態でお渡ししています。よって、低周波へのノイズキャンセリング的な効果と、スポーティな効果音が加味されているわけですが、特に違和感はないとのことでした。
    こういった脚色コンセプトがBMWあたりから導入されだした当時、「楽曲ソースが忠実に再生されていないからHi-Fiじゃない!」という反応が見られ、ユニットの回避にやたらとこだわった時期もありました。それはそれで一理あると思いますが、現状が違和感なく楽しめるようなら、それはそれで正解として素直に受け取っていいのかもしれません。

  • ドライブレコーダー

    これが最近評価を集めているTHINKWARE U3000の本体(兼フロントカメラ)です。
    本体には液晶モニターを省かれており、BlueTooth接続したスマートフォンで確認・操作する仕組みです。

    前後の両方のカメラにそれぞれ装備したレーダーを駆使して、ハイレベルな駐車監視機能、煽り運転等の検出といった機能を実現しています。
    また、前後車両との車間距離の精密な測定によって、前方車発進通知や前方衝突警報、車線逸脱警告といったADAS(先進運転支援)機能も搭載しているので、ADAS機能を持たない、ちょい古の車のアップデートにもよさそうですね。

    あと、GPSから位置情報を受信して、オービスの位置を音声で案内する機能もついており、正に至れり尽くせりですね。

  • リアカメラ

    リアカメラの設置状況です。

    ハッチの上部に後方撮影用のカメラを取り付けしました。

  • オプションカプラー

    最後にダッシュボード下のオプションカプラーを資料映像として掲載いたします。

    ホンダ車のオプションカプラーには数種類あります。
    シビックタイプRと同じユニットが使われていたので、試しに使ってみたところ、きちんと動作したので、ドライブレコーダー用の電源をこちらから取り出しました。

  • 作業後記

    今回は6代目プレリュードのサウンドアップ+2カメラドラレコ取付の事例をご覧いただきました。

    今回の事例は「前車からの載せ替え」のお話だったので、使用機器の一部(DSPアンプ・パワードサブウーファー)は旧製品でしたが、いずれもごく最近の製品ですので、まったくの新規インストール事例と同様にご覧いただけたと思います。

    まったくのニューモデルで、細かな仕様が分からない状態での入庫・施工でしたが、ご覧いただいたように、多少の加工は伴うものの、スピーカー交換は問題なくできましたし、DSPやパワードサブウーファーについても、シート下のクリアランスは十分に確保できて、設置条件は良好でした。

    Newプレリュードのオーナー様で、オーディオのグレードアップをご検討のお客さまがいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお声かけください。
    ご希望とご予算に応じて、柔軟にご提案させていただきます♪

    メールフォームはこちらです♪♪
    直接のお電話もお気軽に♪03-5913-8450です!