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トヨタ FJクルーザー のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。円安の影響で大きく価格が変わっているものもあります。ご了承ください。>


  • 登録日 2025/10/09

  • 事例No.899(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ FJクルーザー

    system

    メインユニット:PORMIDO G10
    デッドニング:なし
    フロントスピーカー:純正
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:純正
    ドライブレコーダー:PORMIDO  PRD81C

    comment

    フローティング型の11.8インチ・ディスプレイオーディオと、2カメラドラレコ付きデジタルミラーを取り付けた事例です。
    価格優位性の高いPORMIDO製品で揃えて、両者合わせて16万円ほどで上がりました。

  • ダッシュボード


トヨタ・FJクルーザーの事例ご紹介です。

同車はもともと北米市場専用車として開発されましたが、逆輸入車の人気の高さが呼び水となり、日本国内でも販売開始されたという開発者冥利に尽きる一台です。
現代的なフルサイズSUVのボディに、草創期のランドクルーザー(FJ40型)をオマージュした丸目ライト&小顔フェイスのコントラストが可愛らしく、SUV車ユーザーのみならず、多くの車好きの注目を集める存在となりました。

北米での発売は2006年で、日本市場での発売は4年後の2010年です。
日本用の右ハンドル車生産をきっかけに、(同じ左走行の)2011年からオーストラリア、ほぼ同時期にニュージーランドにも投入されるという展開を迎えました。
しかしながら北米市場では、タコマやタンドラといったより大型のモデルが主力であるからか、2014年モデルを最後に8年の歴史にピリオドを打つ事となり、次いで国内でも2018年モデルで生産終了を迎えています。

目元にFJ型の面影を色濃く残しつつも、ポップで独創性あふれるパッケージングを施され、単なるレトロマーケティングの枠を超えたバリューを感じさせるモデルに仕上がっています。こんなにカッコ可愛いクルマはなかなかないと思いますが、グローバル市場での競争が進展し、経営の効率化への意識が強まると、泣く泣くの取捨選択は仕方のないことなのでしょう。


今回お迎えするのは、ソリッドグレーに白いルーフがお似合いの一台です。
古くからお付き合いいただいているお客様のご子息の車で、お父様の送迎でいらっしゃったときに、相談をいただきました。

伺ったところでは、うっかりディーラーオプションナビの液晶モニターにモノをぶつけて割れてしまったとのことで、入れ替えを行いたいとのことでした。
使用の条件としては、〇ナビ機能は特別に必要としておらず、〇テレビもいらない、〇スマホを無線で接続して通話やメディア再生が出来て、〇バックカメラが写ればよい・・・とのことでしたので、値段が張るナビではなく、ディスプレイオーディオがよさそうです。

併せて、後方視界が十分でない車であるため、リアカメラを通じて後ろが見られるデジタルミラー(ドラレコ付き)も希望されたので、ディスプレイオーディオも含めて、価格がリーズナブルな PORMIDO製品をお勧めしました。
オーディオ関係は手を付けず、(1)純正ナビ→ディスプレイオーディオへの入れ替えと、(2)ドラレコ付きデジタルミラーの取り付けという内容です。

以下がコンポーネント紹介です。

〇ディスプレイオーディオ
PORMIDO G10(税込58,900円)です。
11.8インチの2Kディスプレイを持つフローティングタイプのディスプレイオーディオです。
メーカーサイトによると「Androidカーオーディオ」というタイトルになっていますが、製品の概要からすると、カロッツェリアのDMH-SF900のような体裁を整えているので、ディスプレイオーディオという理解で良いと思います。

車載Wi-Fi、スマホのテザリング、または4G SIMカードを利用してインターネットに接続して、最新のマップデータや動画視聴をはじめ、Androidディスプレイオーディオとして活用できるほか、AppleCarPlay/Android Autoについても、スマートフォンをワイヤレスで接続できるようになっています。
また、AirPlay/Mircastにも対応しているので、ワイヤレスでのスマートフォン・ミラーリングも可能です。

音声出力としては、一般的なナビ・ディスプレイオーディオと同様に、4chアンプを内蔵しているので、前後左右の4系統のスピーカーを鳴らすことができます。
今回はスピーカー関係に手を加えませんので、そのまま純正のフロント2way+リヤの6スピーカーを鳴らします。

〇デジタルミラー
PORMIDO  PRD81C(税込52,880円)
前後2つのセパレートカメラを持つデジタルミラー型ドライブレコーダーです。
こだわり派のユーザーに人気のある純正ミラー交換タイプで、車種専用の取り付けステー(別売り)を組み合わせて取り付けます。

モニタサイズは11インチで、本体サイズ(ミラー部分・ステー含まず)が幅260mm×高さ75mm×厚み48mmです。
通常走行時は真後ろを写し、バック連動で少し下方に切り替わる便利機能(今回は使ってません)を装備するほか、駐車監視機能は72時間まで対応し、衝撃検知やタイムラプス録画にも対応しています。

以上をもって、FJクルーザーへのディスプレイオーディオとドラレコミラーの取り付けが完了しました。
予算的には、二つの商品代金と取り付け費用を合わせて、税込166,100円で上がりました。

それでは取り付けの様子をご覧になってください♪

  • 交換前のディーラーオプションナビ

    入庫時のモニタです。

    あちゃー、これはさぞかしショックだったことでしょう・・・
    室内が広いだけに、なにか大きなアイテムを動かしている最中にガツン!とぶつけた感じでしょうか?

    製品は2014年に発売された、ディーラーオプションナビのNSZT-W64です。
    もう10年は経ってますので、ナビとしてはだいぶ陳腐化が進んでいたところですが、トドメの一発でついに引退の時を迎えることになりました。

  • 交換後のディスプレイオーディオ

    交換後の状態です。

    製品は上述のPORMIDO G10です。
    モニタサイズは11.8インチで幅261mm×縦167mmあり、サイズ的には市販ナビ/ディスプレイオーディオでは最大クラスなのですが、FJクルーザーの大柄なダッシュボードからすると、とちょうど互角な感じで馴染んでいますね。
    送風口、時計との距離も良く、ハザードスイッチへのアクセスにも支障はありませんでした。

    このディスプレイオーディオには、その他一般の製品と同様にリバース連動でリヤカメラの映像を表示することができるようになっていますので、純正オプションで取り付けられていたカメラを接続しておきました。

    この製品に付属するアンテナはナビ系アプリの安定運用に欠かせないGPSアンテナのほか、本体にSIMカードを入れて運用する際に必要な4Gアンテナも付きます。

  • 横から見たディスプレイ

    ディスプレイを横から見たところです。

    製品の本体部分は1DIN枠相当の大きさで、ダッシュボード側に設けられた2DIN枠の上側に取り付けてあります。
    従って、下側には1DIN分の空きがあり、モニタがカブらなければ1DINサイズの小物入れを取り付けることもできるのですが、今回はカブっていてアクセスが悪いので蓋をしています。

  • GPSアンテナ

    GPSアンテナの設置状況です。

    もともと付いていたディーラーオプションナビのGPSアンテナは、TVアンテナと一体型になったフィルムアンテナでした。
    これがもしGPS単体になっていて、かつ、コネクターの変換が可能であれば、そのまま流用できたのですが、一体型では無理なのでフィルムアンテナ全体を撤去しました。

    ということで、ディスプレイオーディオに付属していたGPSアンテナを普通に取り付けました。

  • ハンズフリーマイク

    ハンズフリーのマイク設置状況です。

    ハンドルコラムの奥の方の目立たない場所に取り付けています。
    国内メーカーのマイクと違って、スポンジの風防がついていますね。
    クローズドな室内で、一定の距離を保って使う場合、効果はあまりないように思いますが、オープンカーだったら多少は役に立つかもしれません。

  • USBソケット埋込み

    ディスプレイオーディオに繋がるUSBにひと手間加えました。

    一般的には、コンソールボックスや、グローブボックスにUSBケーブルを引き出したりしますが、手ごろな位置にブランクキャップが並んでいましたので、そのうちの一つに穴をあけて、USBソケットを埋め込んでみました。

    この手の工作は大得意ですので、ナビ/ディスプレイオーディオの取り付けの際は、お気軽にご相談ください。

  • デジタルミラー

    ドラレコデジタルミラーの設置状況です。

    製品名はPORMIDOのPRD81Cで、ご覧のように純正ミラー交換型です。
    ゴムバンド等でミラーにかぶせるタイプは施工性が良いですが、外観にこだわると、やはり交換型に軍配が上がりますね。

  • フロントカメラ

    ドラレコのフロントカメラの設置状況です。

    フロントカメラはガラスの上に取り付けます。
    写真のように、ルーフ部ぎりぎりに寄せて取り付けられますので、配線はほとんど露出させずに仕上がりました。

    モニター(ミラー)部分に関しても、ステーの中にケーブルを通すように設計されているので、一切露出ナシできれいですね。

  • リアカメラ

    ドラレコのリアカメラの設置状況です。

    このカメラはデジタルミラーへの常時表示用と、ドラレコの録画用を兼ねたカメラで、リアガラスに取り付けます。
    FJクルーザーのリアガラスは、バックドアとは別にガラスのみを開閉できる機構になっています。
    ヒンジは車外のルーフのだいぶ上の方についていて、OPEN時にはガラス全体がググっと上方に移動するため(最大15センチくらい?)、その分、ケーブルに余裕を持たせておきました。

  • 作業後記

    トヨタ・FJクルーザーのディスプレイオーディオとドラレコミラー取り付けの事例をご覧いただきました。

    5年ほど前までは社外ヘッドユニットと言えばナビ(AVNタイプという呼称もありました)かオーディオデッキの二択でしたが、近年はApple/Googleのネットサービスの拡充に伴って、AppleCarPlay/AndroidAutoに対応したディスプレイオーディオがシェアを拡大してきました。
    さらに、この2年ほどでしょうか、中国系メーカーからも続々と商品が発売されるようになり、中高価格帯はカロッツェリア・アルパイン・ケンウッドといった国内メーカーが、中低価格帯はPORMIDO・MAXWINといった中国系メーカーが市場を分ける状況となっています。

    当店としては、保証体制のしっかりした国内メーカーに軸足を置いて販売・取り付けをさせていただいておりますが、お客様の選択肢を増やす意味で、国内代理店を置き、相応の保証体制を整える中国系メーカーについてもフォローするようにしております。

    現時点(2025年10月)では、今回ご紹介したPORMIDOMAXWINについては保証付き販売と取り付けに対応しております。
    この両者とも、ナビ系・デジタルミラー系の両商品を充実させていますので、それなりの品質・機能をグッと安い価格で手に入れたい方は検討の対象に入れてみてください。


    ドラレコ取付などの軽作業からフルオーディオまで、ご予算とお希望に応じて、出来るだけご満足いただけるプランをご提案いたします。
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