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ランボルギーニウラカンEVOのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.870(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ランボルギーニ ウラカン EVO

    system

    メインユニット:純正
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO VX165 Active
    センター:なし
    リアスピーカー:なし
    サブウーファー:なし
    プロセッサーアンプ:audison AF C8.14bit
    ケーブル:純正
    スマホホルダー:ESR magsafe

    comment

    フロント2wayスピーカーを交換し、バックパネル奥に設置したDSPアンプで駆動するシステムです。
    スマートフォンの置き場のないダッシュボードに充電式のホルダーをカスタム取り付けしました。

  • ダッシュボード


ランボルギーニ・ウラカンの事例紹介です。

ウラカンはランボルギーニの小型(?)スーパーカーです。
ハイパフォーマンスカーの世界において、イタリアの双璧をなすフェラーリのFR/MRモデルのラインアップが、フラッグシップの12気筒と8気筒に分かれているのと同様に、ランボルギーニでも12気筒と10気筒の2グレード展開となっています。

12気筒では、ミウラ(1966年-1973)、カウンタック(1974-1989)、ディアブロ(1990-2000)、ムルシエラゴ(2001-2010)、アヴェンタドール(2011-2022)、レヴェルト(2023-)といった多くの男子の胸を熱くするビッグネームが並び、、
8気筒ではシルエット(1976−1979)、ジャルパ(1981-1988)の2台はメジャーではないものの、近年のガヤルド(2003-2013)、ウラカン(2014-)の2モデルは、12気筒に負けず劣らずの知名度を誇っています。

ランボルギーニといえば、シザース・ドアと呼ばれる、特徴的なドアの開閉機構を同社モデルの代名詞として記憶している方が多いのではないでしょうか。
この形式は、マルチェロ・ガンディーニによってデザインされたカウンタック(1974-1989)が量産車としての初採用で、以後、12気筒ラインに適用されつづけています。となると、その鮮烈なアイコンを10気筒にも適用してもよさそうですが、そこは差別化ということでしょうか。これらは通常の横開きのドアとなっています。

イタリアにかぎらず、ヨーロッパの車メーカーは経営が流動的なイメージがありますが、ランボルギーニも同様で、1963-1972年は創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニの所有でしたが、イタリア政府管理下に置かれたり、米クライスラーに持たれたりと、1998年までに6回の移動が繰り返されていますが、1999年からはアウディ(フォルクスワーゲングループ)の所有となり、以後、四半世紀に渡って落ち着いた状態が続いています。


今回ご登場いただくのは、ウラカン・EVO・スパイダーです。
これは、2014年発売のウラカンに対して、2019年にウラカンEVOと銘打って発売された車で、「ダウンフォースで7倍、空力効率も6倍に改善!」と空力性能が高められた大幅改良モデルです。そして、そのオープンカー版がこのスパイダーということになります。
上述のとおり、アウディの所有となっていることから、同社製スポーツカーの「R8]と共通のエンジン、ドライブトレイン、シャシを持つ姉妹車です。

オーナーは、過去に複数台のスーパーカーをお預けいただいているお客様で、増車ということでご依頼いただきました。
ランボルギーニ自体は何台か施工実績があるのですが、露出を望まれない方が多く、当コーナーでの発表の機会に恵まれなかったのですが、今回はご快諾いただけました♪

プランとしては、標準装備の4スピーカー(ツイーター+ウーファーのフロント2way)を入れ替えて、DSPアンプで駆動する内容です。
以下、コンポーネント紹介です。

〇ヘッドユニットとDSPアンプ
純正ヘッドユニットは、いわゆる、ディスプレイオーディオです。
タテ型8.4インチのタッチスクリーンモニタがセンターコンソールにビルトインされています。
アンプはセパレート式の4chで、バックパネル(シートの背面のカベ)の後方に設置されており、ここからドアのウーファーと、Aピラー根本のツイーターに供給されています。

DSPアンプはaudisonのAF C8.14bit(税込143,000円)を使いました。

audisonのDSPアンプのバリエーションのうち、(1)最大14chまでの対応力、(2)8つの内蔵アンプ数、(3)コンパクトな取り付け性の良さ、そして(4)価格の点で、お客様にお勧めする機会が多いモデルです。
AF M12.14 bit(60W×12ch)税込253,000円
AF M8.14 bit(90W×8ch)税込231,000円
AF M5.11 bit(100W×4ch+400W×1ch)税込198,000円
AF C8.14bit(65W×8ch)税込143,000円←(コレ)
AF C4.10 bit(90W×4ch)税込143000円

今回は上述の通り、純正アンプの4chを入力し、出力側はツイーター(2chブリッジ×2=4ch分)+ウーファー(2chブリッジ×2=4ch分)=8ch分の内蔵アンプを使い切りました。
ランボルギーニはフェラーリと同じく、インストールスペースの確保に苦慮する車ですが、今回のDSPアンプは純正アンプの上にスペースがありましたので、重ねて設置しました。

〇スピーカー
BLUE MOON AUDIOのVX165 Active(税込110,000円)を使いました。

2024年7月に発売された新製品です。
同ブランドのラインアップはフラッグシップのRX165(税込231,000円)、ミドルグレードのVX165、ベースグレードのEX165(税込35,200円)の3つです。
EXは旧SX165の後継品として2023年に発売になり、今回のVXは旧AX165の後継という形になっています。

音の傾向としては、同ブランド発足時からのポリシーである、「スピーカーの個性を追わず、原曲をそのままに美しく奏でる楽器のような存在」といった主張が感じられ、カーオーディオ向けのパンチを備えながらも、透明で美しい音を聴かせてくれます。

〇スマートフォンホルダー
ESR magsafeをつけました。
磁石でくっついて充電できるタイプで、特に凝ったところのない製品ですが、こういう車は市販のスマホホルダーが簡単につけられないため、スマホホルダーを固定するスタンド(アーム)をカスタム製作して固定しました。

以上をもって、ランボルギーニウラカンのスピーカー交換とDSPアンプ設置が完了しました。
予算的にはスピーカー・DSPアンプの製品価格と、デッドニング、配線など一式で税込449,900円と、車両価格の1%程度で済みました♪

それでは施工の様子をどうぞご覧ください♪♪

  • フロントドア

    それではドアの外観から始めます。

    シザースドアがついている12気筒系ですと、ヒンジに向かって細くなっていて、いかにも!な感じですが、まあ、普通(じゃないけど)のスポーツカーの横長ドアといった感じです。
    デザイン的には、流線形のアウトラインの中に、直線を折りたたんだようなコンポーネントが内包されており、独特です。

    スピーカーレイアウトは右下にウーファー、ツイーターはAピラーの根本の2way構成です。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    サービスホールは後方にひとつで、お定まりの樹脂パネルで覆われています。
    スピーカーサイズはちょっと大き目で、18センチ程度はありそうです。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    インナー/アウターパネルを脱脂・清掃した後、短冊状にカットした防振材を貼っていきます。

    スピーカーケーブル交換は出来ないことは無いのですが、ドアと車体を繋ぐカプラーに余裕がないため、ボディ側に通線用の小穴を開ける必要があります。
    今回は交換を行わず、純正ケーブルを使うことで対応します。

    こうやってみると、だいぶ横長というか、高さが低いドアですね。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    スピーカー固定用のバッフルは、大きな純正スピーカーの外形をカバーする寸法に作ってますので、大きくて分厚いですね。
    音響的には有利です。

    インナーパネルの防振は、デッドニンググレードということで全面貼りです。

  • ツイーターグリル

    純正ツイーターのグリルです。

    ダッシュボード両サイドのAピラーの付け根のあたりに付いています。

  • 純正ツイーター

    グリルを外したところです。

    標準的な1インチサイズの純正ツイーターが現れました。

  • ツイーター交換後

    ツイーター交換後の様子です。

    純正ツイーターと置き換えるようにして、VX165のツイーターを取り付けます。
    ツイーターは、この下にあるフレームに両面テープで固定してあります。
    厚み的にはいっぱいいっぱいな感じですので、グリル側に工作しないか限りは、これ以上大きい(厚い)のは無理そうです。

  • DSPアンプ

    DSPアンプの設置状況です。

    バックパネル(シートの背面のカベ)の裏の純正アンプの上に、AF C8.14bitを取り付けました。
    標準オーディオでは、写真のように、この場所にパワーアンプが設置されているのですが、ハイファイ仕様の場合は、ここにサブウーファーが付き、パワーアンプはキックパネルに移動させられるようです。

    配線としては、純正アンプのスピーカー出力をDSPアンプに取り込んで、DSPでプロセシングした信号を純正スピーカーケーブルに戻すという流れになります。

  • スマートフォンホルダ

    スマートフォンホルダーの取付状況です。

    ランボルギーニに限った話ではありませんが、運転席に座って感じるのは、収納の少なさです。
    カップホルダすらありません。

    携帯をBluetoothで接続する以外にも、ランボルギーニ・コネクトというアップルカープレイとアンドロイドオートに対応するUSB接続があるのですが、どこに携帯を置けばよいのか悩む始末で、助手席にほおっておくしか手がありません。

    そこで、磁石の力で固定できるMAGSafeタイプの充電ができるホルダーを用意しました。
    ESR magsafeというスマートフォンホルダです。
    ホルダーを車両に傷つけずにベストポジションに固定するために、コンソールから立ち上がるアームを作ってみました。アーム部には内装と同系色の合成皮革を貼って化粧してあるので、気になりにくいと思います

    このホルダーの充電には、amonのUSB電源(USB Cタイプ)を仕込んでいます。
    なお、お客様は、ランボルギーニコネクトを使用しないということでしたので、システム接続用のUSBは引いておりません。

    この製品はお店に在庫しています。
    コードレスで充電ができ、配線もすっきりして、評判はよいです。

  • 作業後記

    ランボルギーニ・ウラカンのスピーカー交換・DSPアンプ取り付け事例をご覧いただきました。

    ランボルギーニといえば、いえば、フェラーリと並んで、超高額スポーツカーの代名詞みたいな車ですので、修理費が高い、部品も高いと連想が走り、オーディオ屋さんの一部では、リスクが高いので受けない業者さんもあるようですが、当店は、もともと頭のネジがだいぶ足りないこともあるし、人が作ったものだからバラせるし、組み戻せるはず。という謎の確信もあり、これまでのところご辞退申し上げることもなく、順調に施工経験を積み上げさせていただいております。

    本文中でも触れましたように、ランボルギーニはインストールスペースの確保に苦慮するタイプの車でありますが、逆に言えば、フェラーリと同程度のことは出来てしまう車でもあります。
    新規に場所を確保する必要のない領域であるスピーカー交換とデッドニング、ケーブル交換といったところから、場所探しが必要になる領域でも、人気の小型アンプ「JOYN」のお手軽設置や、今回のようなDSPアンプも可能です。

    今のところ、ランボルギーニ向けのパッケージメニューは企画しておりませんが、フェラーリ向けのメニューがほぼ適用可能だと思いますので、参考までにご覧になってください。
    フェラーリサウンドアッププログラムページ

    小型ブルートゥース付きアンプ「JOYN」取付
    純正スピーカーを車外スピーカーに交換
    DSPアンプ取付
    パワードサブウーファー取付
    ・・・といったエレメントを単体で、あるいは複数を組み合わせてセット施工という形でご提供しています。
    詳細な価格表もご用意しておりますので、ご興味がおありのフェラーリオーナー様はどうぞご覧になってみてください。
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    直接のお電話もお気軽に♪03-5913-8450です!