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スバルフォレスターSTI Sportのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.773(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    スバル フォレスター STI Sport

    system

    メインユニット:FORESTER専用ビルトインモデル H0014SJ040SS
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO SX165
    リアスピーカー:なし
    サブウーファー:carrozzeria TS-WH500A
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:SAEC

    comment

    ディーラーオプションナビをメインユニットとして、内蔵4chアンプをバイアンプ接続してフロント2wayを鳴らし、パワードサブウーファーで低域を増強するプランです。

  • ダッシュボード


スバル・フォレスターの事例紹介です。

フォレスターは、1997年から発売されているSUV系の車です。
現行モデルはクロスオーバーSUVというカテゴリに入るようですが、初期モデルは、レガシィによって開拓されたステーションワゴンのスタイルに対して、少し背を高くして使い勝手を高めた新しいスタイルで、フォレスターの名の通り、アウトドア系の香りを漂わせてデビューしました。

2002年に2代目(SG型)となり、キープコンセプトのまま少しシャープな印象になりました。2007年の3代目(SH型)では、それまでのワゴンスタイルから離れて、現行モデルにつながる、少し腰高なクロスオーバーSUVスタイルに変わりました。
その後、2012年の4代目(SJ型)を経て、2018年に現行のSK型へと引き継がれるタイミングでハイブリッドモデル(e-BOXER)をラインアップに加え、今に至っています。


今回ご登場願うのは、現行型の特別仕様車であるSTI Sportです。
初めてご来店いただくお客様ですが、サイトを通じて、前々から当店の施工事例を御覧になって、気にかけていただいていたとのことです。有難うございますm(_ _)m

メインユニットはディーラーオプションナビIがついている状態でしたので、これを活かした音質改善をご相談いただきました。
検討の結果、ナビの内蔵4chアンプを使って、フロント2wayをバイアンプ接続で鳴らし、パワードサブウーファーを加えて低音域の補強・充実を図るというプランにて、ご下命いただきました。

以下、コンポーネント紹介です。
◯ヘッドユニット
ディーラーオプションのビルトインナビ「DIATONE SOUND.NAV(NR-MZ300BIN-F-4)」(税込264,187円)です。
最近のスバル車でのオプションナビならびにスピーカーは、パナソニックとDIATONEから選べるようになっていますが、今回は後者でした。

市販モデルのOEM製品ということで、市販品と同等の出力を備えているので、ナビ音声が再生されるフロントスピーカー出力をウーファーに、リヤスピーカー出力をツイーターに割当てることで、バイアンプ構成のフロント2wayを成立させます。

これに加えて、サブウーファー用プリアウト出力でパワードサブウーファーを鳴らします。

◯スピーカー
BLUE MOON AUDIOのSX165(税込48,400円)です。

同ブランドの2wayスピーカーシリーズはフラッグシップのRX165、ミドルグレードのAX165、ベースグレードのSX165と3グレード展開となっており、同ブランドのエッセンスをリーズナブルにお楽しみいただけるSX165をお選びいただきました。

ブルームーンオーディオのスピーカー製品は「音を鳴らす機械ではなく楽器」を標榜しており、カーオーディオ用途に向いたパンチ力・メリハリはありながらも、癖の少ない素直な鳴り方が持ち味のユニットです。

インストールについては、ツイーター/ウーファーのいずれも純正の位置での入れ替えです。
ウーファーはMDF製のバッフルを介してしっかりと固定し、ドア防振は制振力が高いデッドニンググレードで施工しました。ツイーターは純正のツイーターグリル内で、オリジナルブラケットを台座として使ってトレードインしました。

◯パワードサブーファー
カロッツェリアの TS-WH500A(税込27,500円)です。
一般的なスピーカーは、振動板の背面に直付けされたボイスコイルのタテの動きによって直接動作させますが、この製品の場合、振動板の後ろにパンタグラフがあり、それを挟むように水平に向かい合わせに配置された一組のボイスコイルのヨコの動きを、パンタグラフによってタテ方向に変換して駆動させる仕組みになっています。

機構部がコンパクトで、6センチと薄型です。音の特徴としては、コーン型のブンブン大音量タイプではありませんが、アップテンポな雰囲気を演出するのに十分なレベルの低域を出してくれます。

インストールは助手席のシート下です。あらかじめ取り付けられている制御装置を移動させて場所を作り、設置しました。


以上をもって、ディーラーオプションのダイアトーン・サウンドナビをヘッドユニットとする、2way+パワードサブウーファーのシステムを構成しました。

純正(オプション)ナビをヘッドユニットとした、ハイコスパな音質改善策として、内蔵4chアンプをつかったバイアンプ接続は大変オススメですが、ハイエンドナビの新機軸を開拓したサウンドナビが主役ということで、さらにプレミアムな出来に仕上がりました。
税込総額は217,910円といったところです。

それでは施工の様子をご覧ください♪♪

  • フロントドア

    フロントドアの外観から始めます。

    カーボンをモチーフにしたテクスチュアと、赤系と黒のコンビネーションカラーに、STiのスポーツモデルとしてのアイデンティティーが表現されております。

    標準のスピーカーレイアウトはフロント2way(1系統)と、リヤの6スピーカーです。
    写真のフロントスピーカーは、深めのポケットの奥行きを確保できるように、比較的背が高いブラケットに収まった、楕円形のスピーカーが付いています。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを外したところです。

    定番のビニールシート方式ですが、2箇所のサービスホール部分に防音ゴムがラミネートされている、ちょっと気を遣ったパターンですね。

    写真では見えづらいですが、実はサービスホールは3つ空いており、ゴムのない左上の部分に、残りの一つが空いています。ここは樹脂パネルによって穴を塞ぐ方法がとられています。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    ドア防振には、内蔵アンプ駆動を前提としたマイルドな制振力のドアチューニングと、外部アンプ駆動向けのハードなデッドニンググレードの2グレードを用意しており、今回は前者をお選びいただきました。

    ドアチューニングの場合、アウターパネルには円形の防振材を配置します。標準は5枚です。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    アウターパネル側の防振が済んだら、デッキ裏〜ドア間のスピーカー配線を全線引き替えます。
    その後、MDFで制作した雲形のバッフルボードを取り付けてから、SX165のスピーカーを取り付けます。

    最後にシート状の防振材でサービスホールを塞ぎ、共振しやすい平面の広い部分をピンポイントで抑えて完成です♪

  • 純正ツイーター

    純正のツイーターユニットです。

    ダッシュボード両端のピラーの付け根部分にあるツイーターグリルを外すと、純正ツイーターが顔を出します。

  • ツイーター交換後

    SX165のツイーターに交換したあとの様子です。

    製品についている防護用のパンチンググリルを外しているので、見た目が大変地味で恐縮です。
    取り付けの土台として、当店のオリジナル商品のブラケットを使用しています。

  • 助手席下(施工前)

    シート下には、何かしらの制御部品が設置されていました。金属のガードで覆われています。
    これを移設してパワードサブウーファーを設置します。

  • 助手席下(施工後)

    施工後の様子です。

    カロッツェリアの薄型サブウーファー、 TS-WH500Aを設置しました。
    電源はバッテリーから専用に引いてくる「バッ直」で、デッキとの間はRCAケーブルでつながっています。

    前カットに写っていた制御部品は、手前にお引越ししています。
    シートにつながる配線がど真ん中を縦断していますが、撮影のために接続を解除すると面倒なのでそのまま作業をしています。最終的にはブラブラしないようにキチンと固定しています。

  • デッキ裏の接続

    各スピーカーへの出力と、サブウーファーの出力を確保しているところです。

    スピーカー出力は、各色(白左・灰右・緑後左・紫後右)のケーブル先のギボシにつなぎ込んで取り出します。(写真は作業前のようす)

    サブウーファーの音声取出しには、「外部入出力ケーブル H0014VA910」を使います。
    写真では、デッキのリアパネルの中央より右寄りに刺さっているグレーのカプラ、およびそこから生えている数本のRCAプラグの束を指します。
    この束の内、一番奥に見えている黒いプラグが音声出力なので、ここにサブウーファーに向かうRCAケーブルを接続することになります。

    ひととおりご説明を終えた上で、少し話を戻しますが、この「外部入出力ケーブル」は、サブウーファー取り付けのために当店で用意したわけではありません。ドラレコの映像入力の目的でも同じケーブルが必要になるため、ディーラーオプションのドラレコを取り付ける作業の段階で、既にこのケーブルが組み込まれていたんですね。
    したがって当店は、このケーブルの黒プラグにサブウーファーをつなげただけ。ということになります。

  • 作業後記

    今回は現行フォレスター(SK型)の事例をご紹介しました。

    スピーカー交換と防振で音の出口の整備を済ませることは大前提としたうえで、ナビの内蔵アンプ4ch分を全てフロント2wayに割り当てるバイアンプ接続で鳴らす手法は、最も低コストな音質改善手段としてオススメです。
    現実に多くのお客様がお選びになるプランでもあることが、その優位性の高さを立証しているとも思います。

    とは言え、バイアンプに非ずんばハイファイに非ず!とまで申し上げるつもりもありませんので、フロントはネットワークを介した2wayとし、リヤはリヤで鳴らす方法も、引き続き有力な選択肢であることはお伝えしておきます。

    これに加えて、今回はパワードサブウーファーを加えることで、音の品位を高める策を取りました。これも出来るだけオススメしたいところです。
    パワードサブウーファーの効能については、当サイトの多くのエントリ内でお伝えしていて耳タコで恐縮ですが、いわゆるブンブンと圧力・振動を感じるような、アップテンポな気分を演出する使い方のほかに、低周波数帯(100〜50ヘルツ以下)で静かに鳴らし、低音域を伸ばすことで、中高音域の解像度を上げ、トータルの音場の広さ・深さを演出する「ハイファイ的使い方」も楽しんでいただきたいと思います。


    ご賢察の通り、上記の方法はフォレスターに限定した話ではなく、どんな車でも適用可能です。
    特にパワードサブウーファーについては、ディーラーオプションナビ・社外ナビのいずれにおいても、駆動用の信号を取り出す方法は必ずありますので、是非ご検討ください♪

    ドラレコ・ETC取り付けなどの軽作業から、サウンドアッププログラムによる音の出口の整備、DSPを組み込んだ本格的なシステム構築まで、お客様のご予算とご要望に応じて柔軟にプランさせていただきます。
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