サウンドプロのお問い合わせは03-5913-8450へ

カーオーディオ・ナビ カーセキュリティ プロショップ

お客様のお悩みに豊富な実績で応えるお店。サウンドプロのサイトです。

サウンドプロ

日産GT-RR35のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.757(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    日産 GT-R R35

    system

    メインユニット:carrozzeria AVIC-RL512
    デッドニング:なし
    フロントスピーカー:純正BOSE
    センター:純正BOSE
    リアスピーカー:純正BOSE
    サブウーファー:純正BOSE
    パワーアンプ:純正BOSE
    ケーブル:純正

    comment

    当店オリジナルの2DINパネル+オーディオコントロール・スワップキットを使って、8インチのカロナビを取り付けた事例です。

  • ダッシュボード


R35 GT-Rの事例紹介です。

当サイトの当コーナーにアクセスしていただいている皆様に対して、もはや説明の必要のない車ですね。
ハコスカ(PGC10/KPGC10)に始まったスカイラインGT-Rの歴史は、ケンメリ(KPGC110)に引き継がれ、約30年のブランクを経て、R32(BNR32)、R33(BCNR33)、R34(BNR34)まで進化を遂げたところで一旦終止符を打ち、2007年に日産GT-Rとして新たな1ページを開くこととなりました。

そこから15年の時が経ち、(傍目には同じ顔に見えるかもしれませんが)大小のマイナーチェンジを重ねて今に至っています。
走る・曲がる・止まるの分野の変化はご専門のサイトにお譲りするとして、オーディオ・ナビまわりの変化についてお話しますと、これは前期・中期・後期の3世代に分けて説明することが出来ます。

R35GT-Rには、初期モデルの時点から、MFD(マルチ・ファンクション・ディスプレイ)と呼ばれる、ナビ機能を含む車輌情報モニタが付いていますが、このMFDの仕様と周辺機器との組み合わせは、以下のような変遷を遂げています。

前期型(2007-):7インチMFD・リヤカメラオプション+アナログチューナー
中期型(2010-):7インチMFD・リヤカメラオプション+地デジチューナー
後期型(2017-):8インチディスプレイ・リヤカメラオプション+地デジチューナー

現行の後期型では、8インチと現代の要求に十分応えられるサイズのモニタが付いてますが、中期型までは7インチで、かつ縦横比が2:3に近いモニタでしたので、現行市販の7インチワイドに比べると、7インチと数字的には同じでも、随分見にくい印象は否めません。
また、もっとも販売台数の多いピュアエディションに関しては、現代ほど「マストアイテム」視されていなかったリアカメラはオプション設定でしたので、ついていない中古車両は多く、これもだいぶ時代に合わなくなってきました。

GT-Rのような趣味性が強い車は、生涯一緒!というレベルで長期にわたって保有されるオーナーが圧倒的に多く、こういった陳腐化した車載機器のディスアドバンテージはできるだけ解決したいとお考えになる方は多いようです。


デモカーとしてR35を所有させていただいている当店でも、この課題はなんとかしたいと悩んでいた時期があり、また多くのニーズが渦巻いているのも認識できていましたので、あれこれ研究した末、2020年07月に「専用パネルキット」を発売するに至りました。製品コンセプトとしては、エアコンコントロールパネルをルーフに移動させて、空けたところに7インチの2DIN取り付けスペースを設けるというもので、パネル移動に必要な長いカプラケーブルなどのフィッティングパーツ等も一式揃ったフルキットです。

このキットは、目論見通り、多くのオーナー様に受け入れていただき、業販を含めて予想を超える数量を販売させていただきました。ありがとうございますm(_ _)m。
そして本年10月、待望?の8インチ版を発売することとなりまして、お陰様でこちらも順調な滑り出しとなっております。

今回ご紹介するR35のオーナー様は、本年10月に富士スピードウェイにて開催されたRsミーティングにおいて、当店のブースにお越しくださり、パネルキットに興味を持っていただいたお客様です。
このオーナー様は、上述の7インチMFDをandroid auto/Apple Carplay対応のディスプレイオーディオ(リトルガレージ製)に入れ替え済でしたので、ナビ周りの性能はそれなりにアップデートできているわけですが、MFD本来の車輌情報表示との同時表示はできませんし、ナビ画面はやっぱり大きい方がいいし、ということで、8インチ対応のパネルキットの取り付けをご依頼いただくことになりました。
※リトルガレージの製品は、もともとのMFDで表示できる機能を完全に引き継いだ上で、スマホ連動のディスプレイオーディオの機能をプラスした製品です。

○ナビと接続フロー
ナビはカロッツェリアのAVIC-RL512(楽ナビ)です。
車両はBOSEサウンドシステム搭載車で、純正デッキの裏にAUX(VTR)入力端子があるので、ここに音声信号を入力することで、(特性のスピーカーだけで再生するのではなく)純正スピーカー全部をつかってこれまで通りに再生する方向に持っていきます。

接続方法は、接続図に説明しておりますように、すでに取り付け済みのMFDディスプレイオーディオと連携することになります。
(1)ナビのフロントスピーカー出力を、オーディオテクニカのハイローコンバーターでローレベル信号に落とし、MFDディスプレイオーディオのAV入力(AUX)に入力します。
(2)次いで、MFDディスプレイオーディオのRCA出力を、純正デッキ(シフトレバーの前にあるCDスロットがあるデッキ)の裏のAUX(VTR)に入力します。
その後、純正デッキから純正セパレートアンプに入力され、純正スピーカーに出力されるという格好になります。

オーディオシステムが標準であれ、BOSEであれ、AUX入力は可能なので、上記の方法で後付ナビなどの音声を入力することはできますが、標準オーディオの場合は、6スピーカーを鳴らすために必要なチャンネル数が4chで済むので、標準オーディオをスルーして、後付ナビに内蔵されている4chアンプで直接鳴らすことも出来ます。サイバーナビなど、程度の良いアンプを積んでいるナビの場合はこちらを選択するほうがよいですね。
なお、必要チャンネル数が8chのBOSEシステムの場合、全てのスピーカーを鳴らすためには、今回のように外部入力から入れるのが、最もコスパが良い方法になります。

以上を持って、当店オリジナルパネルキットをつかった8インチナビの取り付けを行いました。
これによって、MFDは車両情報表示、ナビはルートマップ表示と、それぞれの機能に専念させることができるようになり、安全性が向上しました。

これに加えて、こもり感のある高音域をキリッとさせるために、在庫品のJBLのツイーターに交換したりして、いい感じに着地しました♪
それでは施工の様子をご覧ください。

  • 楽ナビインストール

    2DINパネル+オーディオコントロール・スワップキット」を使って楽ナビをインストールしたところです。

    もともとオーディオ/エアコンコントロールパネルがあったところですが、そのパネルをルーフに移動し、場所を空けて取り付けています。
    ナビの固定に際しては、ベースフレームを使ってコンソールに固定し、その後、フェイスパネルを取り付けて外観を整える格好になります。

    電気的な接続は以下のとおりです。
    (1)電源:常時電源とACC電源をつなぐ
    (2)GPSアンテナ:Aピラーカバーを通して、ミラー付近に設置(後出)
    (3)ラジオアンテナ:純正オーディオに入力されているアンテナケーブルから分岐させて取り出して入力
    (4)スピーカー出力:フロント出力をハイローコンバーターで下げて、MFDのディスプレイオーディオのAV入力に入力
    接続のために使用したケーブル製品は、(1)にカロッツェリアの電源ケーブルRD-N002。(3)にENVYのEVC-4202(日産アンテナ変換ケーブル)と、EVC-2802(アンテナ分岐ケーブル)を使っています。

    EVC-4202は本来、純正アンテナケーブルの途中にFMモジュレーターを取り付けることを目的とした製品ですが、EVC-2802と組み合わせて使うと、純正アンテナケーブルから、1系統分岐させる(だけ)のような回路を作れます。これを楽ナビに入力しています。

    あとは、、ご依頼があったので、画面保護用のプロテクションフィルムも貼り付けています♪

  • ルーフコンソール(施工前)

    施工前の車内灯と眼鏡ケースです。
    ここに、オーディオ/エアコンコントロールパネルが引っ越してきます。

    GT-Rの内装には、グレーとブラックの2色があり、3グレードで構成されています。
    「Pure edition」はベーシックグレードで、グレーです。
    「Premium edition」は4色からインテリアカラーが選択できる「ファッショナブルインテリア」の設定があります。
    「Black edition」は内装は文字通りブラックです。

    今回はグレーですね。

  • ルーフコンソール(施工後)

    パネル移設後の状態です。

    もともと付いていた、「マップランプASSY」の外形と同じ形で作った化粧パネルに、エアコンコントロールのスイッチがついたパネルを裏からはめ込んであります。
    電気的な接続は、キット付属の長ーい延長カプラーケーブルを使って繋げています。

    パネルの色はセミグロスブラックの一色なので、グレーの内装と色が違うと言えば違うのですが、いざグレーに塗装してみると色は統一されるものの、グレーのパネルが万人受けするのか?判断がつかないまま、今に至っています。
    なお、ライト部分にグレーが残るのが気になる方は、ブラックのランプアッシーが新品で入手できるので、入れ替えるという手はあります。(モノタロウで1万円くらい

    色の問題については、頑なに黒に拘る理由もないので、ご要望があればグレー塗装にも対応しようと思います。
    余裕を見て1ヶ月ほど前にご予約いただくのと、塗装料金として別途11,000円お願いすることになります。ご了承下さい。(一旦、黒で仕上げた製品の色替えとなるため)

  • GPSアンテナ設置

    楽ナビのGPSアンテナの設置状況です。

    ダッシュボードにマットが敷かれており、ダッシュ上に置けなかったため、フロントガラスの上の方に設置しました。
    ちっちゃなロフトの上にチョコンと座ってるような格好です♪

    なお、純正ナビのGPSは、センタースピーカーの向かって右側のダッシュボード裏に埋め込まれています。仮に、純正ナビを一切使用しないという事であれば、ダッシュボードを降ろして純正位置にGPSを設置することも可能です。

  • ツイーター交換

    BOSEシステムのこもったような音をどうにかしたいという事で、ツイーターの交換もご依頼いただきました。

    当店で何かの時に使えるだろうとストックしていたJBLのT08GTiという年代物です。
    中・低音域は純正のままなので、音の規律はそれなりですが、カリッと鮮明な輪郭を出してくれるT08のお陰で、結構雰囲気が変わりました。なにげにコスパいいかもですね。

  • サウンドプロステッカー

    クォーターガラスにオリジナルステッカーの貼付けをご依頼いただきました。

    ほんと嬉しいですね。ありがとうございます♪

  • 作業後記

    今回は、当店オリジナル「2DINパネル+オーディオコントロール・スワップキット」を使った8インチナビの取り付け事例をご覧いただきました。

    冒頭でも触れましたように、前期型・中期型のR35にとってナビ更新は優先順位の高い課題ですので、皆様関心を持たれていることと思います。相応のコストはかかりますが、純正の機能を100%維持した状態でオーディオコントロールパネルの移設ができ、かつ、完全に純正戻しができるキットは当店だけのオリジナルです。

    これまで通販版としては7インチのみで、8インチはお店対応のみとしていましたが、通販でも8インチ版を発売することとなりました。
    そろそろなんとなしたいなぁとお考えのお客様がいらっしゃいましたら、どうぞ導入をご検討ください。
    以下に概算の見積もりをお伝えいたします。

    【R35GT-R専用 2DINパネル+オーディオコントロール・スワップキットの施工概算見積り】
    (1)キット代金279,400円(税込)
    (2)施工工賃(エアコン・オーディオコントロールパネルの移設を行い、2DINデッキが取り付けられるようにするところまで)38,500円(税込)/3時間程度
    合計317,900円(税込)
    ※この状態までの施工でお引渡しすることも可能です。また、ナビを取り付けるだけであれば、なんとか一日施工も可能です。(要予約)
    ※ナビ類を取り付ける際の電源取り出し、車速取り出し、スピーカーケーブル接続等の工賃は、仕様に応じて別途見積りいたします。

    前後ドラレコ、ETC2.0、バックカメラなどの周辺機器も含めたシステムアップも柔軟に対応いたします♪
    どうぞお気軽にご相談ください♪♪

    メールフォームはコチラです。
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!