RENAULTカングーのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
-
事例No.701(お問い合わせの際にお伝えください)
model
RENAULT カングー
system
メインユニット:Panasonic CN-F1X10LD
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO SX165
リアスピーカー:なし
パワーアンプ:内蔵
ETC2.0:Panasonic CY-ET2500VD
ドライブレコーダー:Panasonic CA-DR03D
リアビューカメラ:Panasonic CY-RC100KD
ケーブル:SAECcomment
社外ナビを取り付けて、2way化したフロントスピーカーを鳴らすシステムです。
ナビは社外のスグレモノパネル活用で使い勝手良く取り付けて、フロント2wayはバイアンプ接続で音質を追求しました。
ルノー・カングーの事例紹介です。
シトロエン、プジョーと並んで、フランスを代表する自動車メーカーであるルノーの小型MPV(多目的車両)です。
初期型の発売は1997年ですから、24年もの歴史があります。
大きな荷室をもったMPVカテゴリの車ということで、発売当初は、乗用モデルであるカングーと、商用モデルとして設定されたカングー・エクスプレスとの売上比率が半々くらいでスタートしたようですが、使い勝手の良さが評価されて乗用モデルの人気が出て、欧州全域で大きくセールスを拡大したという歴史があります。
マツダのロードスターがコンパクト2シーターの市場を創造し、同様にトヨタ・ヴィッツ(ヤリス)が高品位リッターカー(≒Aセグメント)市場を開拓したように、このカングーの成功もプジョー・パートナー、シトロエン・ベルランゴ、フィアット・フィオリーノ他、数多くの追従モデルを呼び込むこととなり、このムーブメントがさらにルノーを勢いづかせることで、今日に至るロングランのきっかけとなったようです。
なお、現行車は2007年にモデルチェンジされたカングー2です。メガーヌのプラットフォーム活用することで初代より一回り大きくなって3ナンバー化を果たし、これにより昨今のMPV/SUVに肩を並べる車格を備えることとなり、より多くのファンのニーズに応えられるようになりました。
今回ご登場願うカングーは、大変古くから当店とお付き合いいただいているオーナー様の車です。
普段お使いになられているハイエースのサブとして、仕事関係の雑多な荷物の移動用に増車されたそうで、長距離移動でも疲れにくい点が決め手だったそうです。
運用開始にあたって、オーディオのレベルアップはもちろん♪のこと、安全・快適装備も一式整備しておこうということでご連絡いただきました。
概要としては、大画面ナビをセンターに据えて、フロント2wayスピーカーを内蔵マルチアンプで駆動。
ナビと連動させて運用できる安全装備系としては、◯後退時の視界確保のためにリアビューカメラをバンパーに埋め込み取り付け。◯前方録画のためのドラレコ。◯今や不可欠なETC2.0といった内容です。
新車登録したてのほやほや。シートの防汚カバーもフロアマットの養生もそのままで、ディーラーさんから直行していただきました。
以下コンポーネント紹介です。
◯ナビ
パナソニックのCN-F1X10LD(オープン価格)です。
ナビ機能をアプリに依存するタイプのディスプレイオーディオや、一部機能に制限のあるメモリーナビに対して、従来のディスクメディアまで対応するフルスペックナビで、ブルーレイ対応機であるCN-F1X10BHDと並んで、パナソニックのフラッグシップに位置づけられる製品です。
10V型のフローティング大画面による視認性の高さがウリですが、最大の特徴はナビ用ディスプレイとしては同社が初めて採用した有機ELディスプレイです。バックライトを使わず、パネル自身が発光するので非常に高いコントラストが得られる点。視野角がほぼ180度と広い点が特筆ポイントで、ナナメから眺める頻度が圧倒的に多いナビには持ってこいの特性を備えています。
音声出力は内蔵アンプによる4chで、今回はバイアンプ接続対応のネットワークを使って、フロント出力→ウーファー側/リヤ出力→ツイーター側に繋くことで、高/低帯域間の影響を排除した、クリアな再生を目指しました。
(ナビのガイド音声はフロント側のchに出力されるため、フロント出力を再生周波帯の広いウーファーの方に接続しています)
◯ナビ周りの安全装備
いずれもパナソニックのナビとの連動をうたった商品で揃えました。
ドラレコはCA-DR03D、ETCはCY-ET2500VD、リアカメラはCY-RC100KD(いずれもオープン価格)です。
ナビ連動ドラレコはフロントカメラのみの製品で、フロントガラスに固定してナビにつなげるワンボディタイプです。
この他に前後別々のカメラ+コントロールユニットの3ピース構成のタイプ(CA-DR03HTD/CA-DR03TD)もありますが、今回は後方不要とのご判断でCA-DR03Dになりました。
リアカメラは、パナナビ専用というわけではなく、視野角の広さと、品質面の信頼性の高さで定番となっている製品ですね。
今回はこれを、当店オリジナルのリアカメラ埋め込みブラケットを使って、ナンバー灯付近に埋め込み取り付けしました。カングーのナンバーは左にオフセットされていますが、できる限り中央寄りに設置して、違和感の少ない視野の確保に努めました。
◯スピーカーとネットワーク
スピーカーユニットは、当店人気のブルームーンオーディオから、ベースグレードのSX165(税込48,400円)をお選びいただきました。
ヘッドユニットとの接続については、通常であれば、フロント出力をSX165に付属のネットワークに入力して、ツイーター/ウーファーに分岐させるところですが、上述の通り、同ブルームーンオーディオの最上位グレードであるRX165用のバイアンプ対応ネットワークを使って接続しました。
方法としては、フロント/リヤの4chをネットワークに接続して、フロント側入力がツイーターへ、リヤ側入力がウーファーへと、それぞれ独立した回路で出力することで、高/低帯域の回路間で生じる電磁誘導による悪影響を抑制して、クリアな音質の獲得を狙っています。
以上を持って、ナビを中心に据えた、音質向上と、安全・快適装備をワンストップで整備させていただきました。
それでは施工の様子をご覧ください♪
-
ダッシュボード全景(施工完了後)
それでは最初に、全て仕事が終わった状態の全景からご覧いただきます。
ダッシュボード中央にパナソニックのフローティングナビCN-F1X10LDが取り付けられています。
本来の純正ナビの位置は、ご覧いただいているモニターから20cmほど奥で、日射などの影響をうけないヒサシの中にあります。
ただ、2DIN機器のインストールニーズが強いのか、そのナビ設置エリアを埋めて、2DIN機器が取り付けられるようにするためのアフターパーツが販売されているんですね。
今回はそのパネルを使って「穴を埋めて」、2DINのパナナビを取り付けた格好です。
欧州車はダッシュボードのデザインの統一感が強く、不必要な余剰が少ないため、9インチモニターをねじ込むにはハードルが高いですが、このカングーの場合は、前述のアフターパーツの恩恵もあってなかなかいい感じでついてますね。
あと、エアコン操作部の下段にある、純正オーディオの位置は、カスタムパネルで塞いで、ETCとUSB電源を埋め込んでいます。ここについては、後ほどクローズアップ解説いたします。 -
Panasonic CN-F1X10LD
次にナビのアップです。
色目がブルー系の鎮静色で、プロモーション的にはとってもズルいですが、単なるメニュー画面のくせに、色の深みも、グラデーションのキメも、とても美しいと思われませんか?
これがまた、どの角度から眺めてもこのままなんです。見慣れた液晶とは一線を画した美しさで、ついつい見入ってしまいます。
前述のアフターパーツは、「AUTOPROST APK-KNG-2D-SR」(税込76,780円)という製品です。(ステアリングリモコンアダプター無しはAPK-KNG-2D(税込60,280円)
標準のセンターディスプレイエリアを埋めて、2DINインストールスペースを作ることができます。
カングーのマニュアル車はアイドリングストップ機能が装備されているので、ボルテージスタビライザー(VS-02・税込14,300円)も併せて取り付けています。
この取り付けキットは、本来純正で用意されている設置場所では手が届きにくい・・・いうユーザーの意見を基に、手前にオフセットして2DIN設置できるようにしたキットです。
フローティングタイプのナビは、土台がしっかりしていないと画面が揺れてしまうこともあるのですが、この製品は結構しっかりしていて、揺れは生じていませんでした。
これはなかなか喜ばれそうな製品ですね♪
-
フロントドア
それでは次にドアの外観を見てみましょう。
背の高さが特徴の車ですので、縦横比を見ると、ドアもそこそこ高さがあるのがわかります。
標準のスピーカーレイアウトは、フロント/リヤの4スピーカーです。ただし、オプションオーディオ用なのか、ツイーターグリルはあるので、今回はそこにSX165のツイーターを取り付けます。 -
ドアトリム取り外し
ドアトリムを外したところです
なんともコメントのしようのない、純白のスポンジが延々と広がる大雪原状態です。
純正スピーカーのサイズは、おおよそ13cmです。
ただ、今回のように樹脂製のブラケットから作り替えてしまえば、17センチクラスも余裕で入ります。
-
アウターパネル作業
アウターパネルの作業が終わったところです
スポンジシートをきれいに取り除き、清掃&脱脂を済ませたら、防振材の配置にかかります。
今回は制振力の強いデッドニンググレードにて施工しますので、Dr.Artexの材料を使っています。
アウター・インナーともにデッドニングを行うと、仮にスピーカーが純正のままであっても、誰の耳にもはっきりわかる音質改善効果(≒ダンピング効果)が発揮されます。
具体的に表すと、中音域ばかりが目立って、ちょっとボリュームを上げるとうるさく感じる状態から、高域と低域も表に出てくるようになり、非常に聞きやすい音になります。またボリュームを上げても、全帯域のバランスがとれているので(ひずみがでないので)うるさく感じにくく、防振前に比べて随分とボリュームを上げられるようになります。
こういった効果は、どんな車でも得ることが出来ますが、特に鉄板が薄くてスピーカーの振動に共振しやすく、損失が生じやすい最近の車は改善効果が著しく、比較的鉄板の厚い古めの車に比べて、コスパの高さが際立つ傾向にあります。
-
スピーカーケーブル引き込み
ドアの前側からケーブルを引き込んでいる現場写真です。
従来方式のケーブル引き込み口の構造は、ボディ側とドア筐体側それぞれに開けられた穴が開けられており、そこに、ハーネスを仕込んだゴムブーツをハメ込みつつ、ケーブルの端のカプラーをボディ内/ドア内にヨイショと引っ張り出す方式をとっています。(今も主流です)
しかしながら、欧州車中心に増えているのが、写真のパターンです、
これまでボディの内側へ通していたカプラーが、ボディとブーツの境界にあります。要は、ドアから生えているハーネス入りゴムブーツの端っこのカプラを、ボディにパチンとはめて完了。というわけです。
これをオーディオ屋さんの都合から眺めると、従来なら、ゴムブーツが単純なトンネルだったので、余裕のある限り、スピーカーケーブルを通せたのですが、このパターンだと、カプラの構造がボトルネックになります。
この場合、カプラ内のスピーカーケーブル用の端子部分を抜き取って穴を通し、状況に応じてリューターで穴を広げるなどして、ケーブルを1本づつ通す作業を行うことになります。
こんな具合ですから、ノイズ対策のためのシースをかぶっているケーブルの場合は、この部分だけ取り除いて通すことになります。
もし、カプラー部分への加工のインパクトを減らしたい場合は、カプラーの前後で純正のスピーカーケーブルをカットし、末端にギボシ(接続端子)を取り付けて、そのギボシに新設するスピーカーケーブルをつなぎ込む方法もとれます。カプラー部分の接続抵抗が残ってしまうので、ケーブル引き換えのメリットが少し薄らぎますが、カプラーへの加工負担は減らせます。
音質を最優先する場合の工法をひととおり知ってますので、このような仕事をしていますが、一応社会人ですので・・・音質のためなら何を犠牲にしても良い!なんて方はごくごく少数であることも承知しております。施工方法は、常にいくつか選択肢がありますので、ご希望に応じて柔軟に対応させていただきます。
-
インナーパネル作業
インナー側の作業が終わったところです。
スピーカーケーブルを引き込み、カスタム製作したバッフルを介してスピーカーを取り付け、全面を防振します。
バッフルは、ドアトリム側のスピーカーグリルまでの距離があるので、トータル5センチ強の高さにまで積層しています。
こうなると、トンネル部分が長くなるので、スピーカー振動板の背面で生じる背圧を円滑に逃がすための加工が不可欠です。トンネルの内側をテーパー状に加工するとともに、出口側にあたるインナーパネルのスピーカーホールを(末広がりになるように)必要分を切除して広げています。
インナーパネル側の防振は、ライトな効果のドアチューニングの場合、サービスホールの完全隠蔽+主要箇所の防振にとどまりますが、デッドニンググレードの場合はご覧の通りの全面貼りです。使っている材料はアウターパネルと同じく、Dr,ARTEX製で銘柄はGOLD HDです。 -
ドアトリム加工(1)
ドアトリムのスピーカーグリルの裏側の部分の写真です。
説明の順番が前後してしまいますが、インナーパネルに取り付けるスピーカーバッフルの高さの決定に際して、ドアトリム側のクリアランスが前提条件になります。
昔のおおらかな車と違って、今は「室内の広さ原理主義」が徹底しているので、ドアのアウターパネル/インナーパネル/ドアトリムのそれぞれの間隔が詰まり気味になっており、背が高い(マグネットが大きい)ハイエンドスピーカーを入れようとするものの、お尻はドア内のガラスに当たってしまい、じゃあ前に出そうとしても、ドアトリムに当たってしまい、アウターバッフルにでもしないと収まらないOrz。なんてケースは時々あります。
今回は、SX165のお尻のフェライトマグネットのクリアランスを確保するために、すこし表に出し気味で位置決めしたのですが、出した分、スピーカーグリルの裏側に少し当たるので、トリム裏に溶着されているパーツを一枚取り除くことにしました。
ネットの周りを囲っている外輪山のようなのがそれです。
-
ドアトリム加工(2)
パーツを取り除いた後です。
除去後は、大きいサイズのスピーカーでも余裕のグリルネットが現れます。
これにて、スピーカーの前も後ろも干渉せずにきちんと収まりました♪
なお、話の流れとして、後ろが当たるので前に出して、前が当たるので、樹脂パーツを外して、という順番で説明をさせていただいていますが、実際はそんな行き当たりばったりでなく、全部見込みを立てて、不確定要素は最小限に絞りこんでから施工に移っております。
-
日産純正ドリンクホルダー
これ、日産純正オプションパーツで、カップホルダーです。
ゴーン社長のドタバタで、日産とルノーが提携関係にあることは、両社に興味のない一般の方までもが知るところとなりました。
そんなこともあり、日産のパーツがルノーディーラーで購入できるんだそうです。
今回はお客様にパーツで持ち込んでもらって、当店で取り付けました。右下にスピーカーグリルが見えますね。そういう位置です。
裏側からタッピングねじ一発で取り付けるだけなので、ドアトリム取り外しの機会があるなら面倒はありません。
普段は軽く折りたたまれていて、使用時だけ拡張する。なかなか使い勝手の良いカップホルダーです(^o^)
一応日産用としてご紹介しましたが、どこかのメーカーが各社に純正採用を持ちかけたのでしょうか、モノタロウで見てみると、各社用として同金型っぽい製品がならんでいます。流用含めてDIY派の方いかがでしょう?
モノタロウでの検索結果
-
ツイーター標準位置取り付け
ツイーターの設置状況です。
設置前の写真は割愛し、事後の様子をご覧いただいています。
冒頭でもお伝えしておりますが、このグレードはフロント/リヤの4スピーカー構成で、ツイーターレスでした。
この空き家にSX165のツイーターを取り付けた格好です。
SX165付属のツイーターには、防護用のパンチンググリルがついていますが、車両の純正グリルで覆う場合、二重に保護する意味は希薄なので、障害物を減らして音響面のメリットを引き出すために取り外しています。
-
リアビューカメラ取り付け
リアカメラの設置状況です。
今や、目視でバックするのは野蛮な行為!ってことは無いと思いますが、多くの方がバックカメラ画像を見ながらサクサク駐車してるので、たらたらやってると露骨に嫌な顔をされて、当たり前に生きてるコチラがかえって気分を害してしまう。なんてことも少なくありません。
そんな無駄な苛立ちを抑えて、社会平和を実現するためにも、おとなしく(サウンドプロで)バックカメラを付けましょう。
ということで、視野角の広さと安定の品質でバチバチの定番商品であるパナソニックのリアビューカメラを取り付けました。
写真のようにナンバープレート上のガーニッシュ部分に、当店オリジナルのリアビューカメラ埋込取り付けブラケットを使って埋め込みました。
カングーのバックドアは、中央がせり出るようなラウンド形状になっているので、ガーニッシュに水平、平行に設置してしまうと撮影画像が少し外を向いた画になってしまいますので、若干角度を調整して真後ろが見えるように取り付けています。
こういう細かいカスタマイズを加えて施工できるのがプロショップの強みですね(宣伝)
あと、ダメ押し情報ですが、道交法の改正により、ナンバープレート固定ボルトと置き換えるタイプのカメラ製品は突起物扱いと判断されるようになるため、条件に抵触する車両には取り付けられなくなります。
正確には・・
●令和3年9月30日までに登録された車両に限っては、今後も含めて取り付けに問題なし。
●その翌日の令和3年10月1日以降に新車登録される車に関しては取付不可。となっています。
誰得の法規なのかいまいちピンと来ませんが、埋め込みをお考えの方は、どうぞ当店のブラケットをご活用ください。腕に覚えのある方はDIYでもなんとかなります。
通販ページはこちら
-
ドライブレコーダー
ドライブレコーダーの設置状況です。
カーナビ連動型のドライブレコーダー、Panasonic CA-DR03Dです。
前述のリアビューカメラと同様、ドライブレコーダーも完全にマスト装備になった感がありますね。
いかなる場合も真実は一つですので、有事の際でも全力で正直に説明するものの、ちょっと噛んでしまったり、相手が極端にタチ悪かったりしたら情勢がひっくり返ってしまうリスクもありますが、動画ファイルは最強の弁護士になってくれますから、安心感が違いますね。 -
純正オーディオデッキ跡地の土地活用
純正オーディオがあった場所をパネルで閉じて、再開発しました。
一番初めのダッシュボードの写真に写っていますが、もともとは、1DINより一回り大きな、クラシックなデザインの純正オーディオデッキが取り付けられていました。
パナナビのインストールによって完全にお役御免となり、最近の統合型デッキのように、接続を解除できないタイプではなかったので、きれいサッパリ取り除きました。
そのあとをパネルで塞いで、ETCの本体と充電用のUSBコンセントを設置いたしました♪
ETCは、前出のナビ連動タイプのPanasonic CY-ET2500VDです。
USBは、ナビと連動していない給電のみの電圧表示機能が付いているものをネットで探して取り付けました。
こういったパネル製作もできますので、既製品で気に入った商品が見つからない場合はぜひご相談ください。
-
作業後記
ルノー・カングーの音質&使い勝手向上の事例紹介でした。
何かと移ろいやすい外車の中にあって、カングーは24年にも渡って生産され続けている人気車種で、当店のような小規模ショップでも、ぼちぼちお預かりする機会のある車です。最近知ったのですが、カングーを専門にしているカスタムショップさんもあるそうですし、やっぱり新カテゴリー創出の立役者となったモデルは、相応の飛距離が出るということでしょうか。
今回のスピーカーまわりの施工はごく一般的なサウンドアッププログラムの防振をデッドニンググレードにグレードアップした内容ですが、ソース側となるナビ取り付けは、パネルキットのおかげで、なかなかキレイに収まっていました。
カングーで社外ナビ取り付けを検討中の方は、ぜひご検討ください。
ステアリングリモコンのインターフェース付きで税込76,780円と決して安くはありませんが、取り付けの安定性は十分にありますし、肝心の使い勝手は確実に向上すると思います。
あと、おしゃれデザインのクルマだけあって、バックカメラの取り付けの自由度が低いですね。
そんな条件下、今回のナンバー灯付近の埋め込みは、隠蔽性の点でも、肝心の画角の点でも、ほぼ最善といってよいと思いました。
リアカメラ付属の貼り付け金具に比べると工賃はかかりますが、収まりは最高です。こちらもどうぞご検討ください♪
◆
ドラレコ・レーダー・ETC取り付けなどの軽作業から、スピーカー取り付け、旧型車のオーディオリフレッシュ、果てはフルオーディオまで。
ご予算に合わせて、柔軟にプランさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください♪
メールフォームはコチラです。
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!
-