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ポルシェRUFRtのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.694(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ポルシェ RUF Rt

    system

    メインユニット:carrozzeria DMH-SZ700
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:FOCAL UTOPIA M TBM、3.5WM、8WM
    センター:なし
    リアスピーカー:FOCAL IFBMW-C
    サブウーファー:KICKER HS10
    プロセッサーアンプ:HELIX V-EIGHT DSP Mk2
    ケーブル:audiotechnica、SAEC
    ドラレコ・レーダー:ユピテルZ828DR+オプションリアカメラOP-CM203

    comment

    フロント3way+リヤ+パワードサブウーファーを10chDSPアンプで駆動するシステムです。
    フロントウーファーは理想の20cm径で、非常に生っぽい音を奏でる一台に仕上がっています。

  • ダッシュボード


RUF Rtの事例ご紹介です。

RUFはポルシェをベース車両として、特別なチューニングを施してハイパフォーマンス・カーに仕上げて販売する事業を手掛けているチューナーです。
事業形態で言えば、日本でいうところの光岡自動車のように、自社でいちから車両を企画・製造するのではなく、市販車に付加価値をつけることを生業にしています。

欧州ではそういったチューナーというジャンルが古くから確立されていて、以下のようなブランドがあります。(順適当)
Alpina(アルピナ:BMWベース)
BMW M(BMWエム:BMWベース)(BMW傘下)
Mercedes-AMG(メルセデス・エーエムジー:メルセデスベース)(現在メルセデス傘下)
BRABUS(ブラバス:メルセデス・ベンツベース)
Irmscher(イルムシャー:オペルやシボレーベース)
GEMBALLA(ゲンバラ:ポルシェベース)
9ff(ノインエフエフ:ポルシェベース)
KOENIG-SPECIALS(ケーニッヒ:フェラーリ・ランボルギーニ・メルセデス・BMWベース)
AC Schnitzer (ACシュニツァー:BMWベース)
Carlsson(カールソン:メルセデスベース)
Lorinser(ロリンザー:メルセデス・レクサスベース)
HAMANN Motorsport(ハーマンモータースポーツ:BMW/フェラーリ・ランボルギーニ・ポルシェ他)
ABARTH(アバルト:フィアットベース)(現在FCA傘下)
Abt Sportsline(アプト・スポーツライン:アウディ・VWベース
RUF(ルーフ・オートモービル:ポルシェベース)
コンテンツが肥大すると途中の離脱が増えますので、オーディオに直接関係ない情報は控えようと意識しているのですが、つい、ムキになって並べてしまいました。
サイトを覗いてみると、若干、息をしていない雰囲気の事業者も見受けられますが、調べてみると結構ありますね。改めて見てみるとケーニッヒの560SECなんて、リアル・バットマンカーじゃないですか。懐かしすぎて目が潤んでしまいます。


今回登場するRUFのクルマはポルシェ911ベースで制作された車両で、997型ベースを表す「Rt」という型式が付されています。
オーナー様はこだわりの強い方のようで、この車両を長らく探していたそうで、入手なさると同時に、オーディオもしっかりやりたいということでご来店いただきました。
オーディオコンポーネントの選定の際もだいぶコダワリを発揮され、税込総額120万円超えと、だいぶ豪華な内容になりました♪

システム概要としては、ディスプレイオーディオをヘッドユニットとして、フロント3way+リヤ+サブウーファーを10chDSPアンプで駆動するという内容です。

◯ヘッドユニット
カロッツェリアのDMH-SZ700(オープン価格)です。
ポルシェ911の991型後期からは、統合型のインフォメーションシステム(PCM)を採用するようになり、ヘッドユニットの交換はできなくなっていますが、996型(1997年〜)から991型前期(〜2015)まではOEMの2DINナビなので、最新の社外品に交換できます。
今回は本体にナビ機能を持たず、スマホ連動でリーズナブルに運用できるディスプレイオーディオをお選びいただきました。
2DIN枠に収まる6.8V型ワイド液晶を持つ製品で、ソースはUSB、ブルートゥース、スマートフォン、HDMI入力、AV入力に対応(DVD・CDドライブはなし)し、カロッツェリアお得意のネットワークモード接続もできるので、コレ一台でフロント2way+サブウーファーのマルチシステムも構築できる仕様になっています。

オーナー様は、ブルートゥース経由でスマートフォンのソースを再生する方式をお考えでしたので、DSPにデジタルインターフェースなどの入力デバイスを追加することなく、このヘッドユニットだけで十分に役目を果たしてくれます。

◯DSPアンプ
ヘリックスのV-EIGHT DSP Mk2(税込187,000円)です。
10chまでのプロセシングに対応し、8ch分の75wアンプ(4Ω時)を内蔵するDSPアンプです。

このDSPにカロッツェリアのディスプレイオーディオのフロント・リヤのスピーカー出力を入力し、フロント3way(6ch)+リヤ(2ch)+パワードサブウーファー(2ch)を駆動します。

◯スピーカー
フロントはFOCALのUTOPIA Mシリーズで統一し、リヤは同じくFOCALのコアキシャルモデル。パワードサブウーファーはKICKERのHS10をセレクトしました。

UTOPIA Mで揃えた3wayの内訳は以下です。。
ツイーター:TBM(税込181,500円/ペア)
スコーカー:3.5WM・165mm径(税込55,000円/1ピース)
ウーファー:8WM・200mm径(税込110,000円/1ピース)

このシリーズは、どの製品もFOCAL独自のM型(凹型)の断面の振動板を持っているのが特徴です。凹みのある振動板のストロークによって、●音の拡散性が高い●凹形状部分が小径スピーカーに準じた特性を有し、高域側の伸びがよいといった特徴があります。また、●大口径のボイスコイルとネオジム磁石のコンビネーションで駆動力・制動力が強いという特徴もあり、比較的高めの価格に妥当性を感じさせてくれるパフォーマンスを発揮してくれます。

リヤスピーカーは、BMWのドア用に専用発売されているIFBMW-C(税込63,800円)を使いました。
10センチ口径ですので、フロントとおそろいのUTOPIA Mの3.5WMという選択もあり得たのですが、フロントメインの音場への寄与度から判断して、コストの低い製品を選ぶことにしました。

パワードサブウーファーはKICKERのHS10(税込70,400円)です。
最近主流のシート下に収まるタイプです。911系の車両では定番のリヤトレイの上に設置しました。
直径10インチ(25センチ)のウーファーをもち、ボディは重量感のダイキャスト製で、6.35kgとずっしり安定しています。

◯レーダー・ドラレコ
競合のコムテックの一時停止により、事実上の一強状態になっているユピテルのZ828DR(オープン価格)です。
Z828DRはレーザーレーダー探知機と前後ドラレコをパッケージ化した商品で、(1)ハイダウェイのコントロールユニット、(2)レーザーレーダー受信機兼GPSアンテナ、(3)フロントカメラ(4)液晶モニタの4ピースから構成されています。
今回は、これにオプションリアカメラのOP-CM203を加え、前後ドラレコ体制をとりました。

当コーナーでは折に触れてご紹介しておりますが、ポルシェのフロントドアは特別な可能なしで20センチウーファーを組み込めるので、ワンランク上の生々しい3wayシステムが構築できます。
今回は、ポルシェでご予算が許すようなら是非!と心のなかでいつも推しているUTOPIA Mでこれを実現し、ヘリックスの多チャンネルDSPアンプで駆動する上に、パワードサブウーファーで低域を補強するという、理想的なシステムに仕上げることができました。

それではインストールの様子をどうぞ御覧ください♪

  • メインユニット

    カロッツェリアのDMH-SZ700です。

    純正のクラリオンOEMのナビから最近流行の(ディスプレイオーディオに交換いたしました。
    今回とりつけたスピーカー(FOCALのUTOPIA M)はかなりのハイエンドモデルですが、だからといってハイレゾデジタル信号を直接入力して・・・というのではなく、このユニットを通してスポティファイなどのストリーミング再生でラクに楽しむ。。というのがオーナー様のスタイルです。

  • フロントドア

    ドアの外観です。
    RUFキット組込車ですが、室内は通常の997と何ら変わりありません。
    ドアにウーファーとスコーカー、ダッシュボード両端にツイーターという3way構成になっています。

  • インナーパネル出来上がり

    インナーパネルのデッドニングまで完了した状態です。
    今回は写真が多いので、ドアトリム取り外し>アウターパネル作業は割愛させていただきます。

    ドア防振は制振力の強いデッドニンググレードで施工しました。
    ウーファーはUTOPIA Mの8MWに変わっています。上述のとおり、ポルシェのウーファーは標準で20センチなので、大掛かりな加工を施すことなく、すんなり収まります。
    16-17センチクラスにはない、20センチならではの生々しい中低域を再生してくれます。

  • オリジナルスピーカーバッフル制作

    ウーファーのバッフル周りで2点、次いでスコーカー周りで2点、ご紹介しようと思います。

    この写真は標準のスピーカーホールに、8MWに合わせて作った20センチ用バッフルをあてがっているところです。

    標準で20センチとはいっても、社外のユニットをストレスなく鳴らすには、スピーカーホールがすこし小さいです。手で持っているツヤ消しのバッフルの内側にはみ出している部分が、振動板が前後する際に生じる「背圧」の排出の妨げになりますので、これを切除いたします。

  • バッフル固定

    バッフル周りが整った状態です。

    内側にはみ出していた鉄板がなくなっていますね。
    エアソーで切り落として、防錆処理を施しています。バッフルを固定したあと、ご覧のようにアルミガラスクロステープを貼って、耐水性の向上と、空気の通りを良くするためのトンネル内面の平滑化を図ります。

  • 純正スコーカー

    内装側に設置されている純正のスコーカーです。

    ユニットの直径は約10センチで、リヤスピーカーと共通になっています。
    リヤにはフルレンジ(最高域から最低域まで)信号が入力されるのに対して、ここではウーファーの帯域に被らないように、ハイパスフィルターを付けて低音域をカットする措置が採られています。(右側の黒光りコンデンサーがそれです)

  • スコーカー用バッフル制作

    取り付け予定のUTOPIA M 3.5MWにバッフルを合体させたところです。

    周囲にほとんど余剰ナシのジャストサイズですね
    両側の「耳」は純正バッフルから型取りして再現しています。

  • 3.5WM固定

    スコーカーをドアトリムに固定したところです。

    純正バッフルから型取りして制作したので、当然ながらピッタリとフィットしています。
    ユニット背面の中央には、背圧抜きにパンチングメッシュパネルが取り付けられています。一般的なコーン型のスピーカーは、脇から空気が抜けますが、UTOPIAのM型振動板は、大口径ボイスコイルに合わせて、最外周にマグネットリングが配置され、壁で囲われた格好になっているため、ど真ん中から抜く構造になっています。
    デザインが機能を物語っていて萌えますね。

    以前、気合を入れて制作した説明用画像も掲載してみますので、合わせてご覧くださいm(_ _)m。

  • UTOPIA Mシリーズの特徴

    その名の通り、M字型の断面を持つUTOPIA Mシリーズのユニットには数多くの特徴があります。

  • スピーカーケーブル引き込み作業

    これは初公開かもしれません。スピーカーケーブル引きこみのプロセスです。

    ドア内へスピーカーケーブルを引き込むには、ドアのヒンジ(ちょうつがい)側に付いているゴム製のジャバラブーツを通す。というのは皆さんイメージできると思います。
    写真は、車両から取り外したブーツ(と中のハーネス)そのものです。

    シース(ノイズ対策の保護皮膜)が薄めのケーブルや、シースがないタイプのケーブルの場合、あるいはシースがあってもウーファー用で一本(一組)だけ引き込む際には、それほど摩擦抵抗がかからないので、ブーツが車についた状態のままで、シリコンスプレーなどで潤滑しながらスルッと通せます。

    しかしながら、シースがゴツかったり、今回のように複数本とおす場合は、湾曲したブーツ内をゴリゴリ通すとハーネスにもゴムにも負担がかかってよろしくないので、写真のようにブーツを外して作業します。
    「急がば回れ」というやつですね。外す手間はかかりますが、きれいに安全に作業できるので、作業品質は当然のこと、作業者の精神衛生も良好に保てていいことずくめです。

    なお、通し方の実務としては、まず右側から、細くて固めの導線用のワイヤーを通し、左に顔を出したら、ワイヤーの先に通したいケーブルを固定して、また右側に向かって引き戻す。という順番になります。ビルなどの配線工事で管内にケーブルを通すのと全く同じ発想・方法です。
    (方向は便宜的に規定してます。逆でも構いません。)

  • スピーカーケーブル引き込み

    ブーツにケーブルを通したあとの様子です。

    ブーツ手前の左側に2本、シュッと出ているのがツイーター用とウーファー用のケーブルです。
    右側の束がもともと通っていたハーネスですね。

    前カットの写真をごらんいただくとわかるように、曲がりながら4枚の鉄板を通る構造で、そこそこウネッてます。ブーツをまっすぐにしてスッと通すことで、ブーツにしわが寄らず、きれいに通りました。
    このあと、元通りに取り付けていきます。

  • 純正ツイーター

    ツイーターの設置場所です。

    うっかりしていて、取り外す前に撮影し忘れてました。口を開けているところにツイーターグリルが付いていました。(手前のしましまはエアコン吹出口です)
    純正ツイーターは大変小ぶりで、社外ツイーターでなんとか収まるのは数えるほどしかありません。

    今回のUTOPIAも含め、ハイスペ・ツイーターは例外なくデカイので、マウントを製作して取り付けることになります。

  • TBM設置

    取り付け後の状態です。

    窓ガラスに非常に近い位置ですので、角度はつけられませんでした。
    また、車両への加工は最小限で、元の状態に戻せるようにというご要望があり、純正のツイーターの場所は彫り込んだりすることができないため、素直にフラットな感じの取り付けになりました。

    今後のステップアップで考えが変わって、ピラーへの埋め込み♪となった場合でも、純正ツイーターグリルを戻せば、何事もなかったかのように元通りに戻せます。

  • TBM用マウント制作

    取り付け前のマウントの写真です。

    光の加減でつやがなく、加工途中のように見えますが、これが完成品です。
    ベースとなる平行四辺形の板をMDFで切り出し、ツイーターが収まるリングを別途制作して中央にセットし、パテで稜線を盛り上げていく。という手順で作ります。
    表面をきれいに整えたら、スプレー接着剤を塗布してから、合成皮革の生地を貼り付けて出来上がりです。

    どこかの幼稚園で、園児に泥だんごを作らせると時を忘れて集中しまくり、ピカピカのまん丸に仕上げる。というのをテレビで見たことがありますが、これの製作時もほとんと同じ心境だと思います。綺麗にできるととても気分がいいです。

  • TBM用ダイキャストマウント加工

    ツイーター固定用の金具の加工の前後です。

    写真左が、TBMに付属しているダイキャスト製のツイーターマウントです。
    TBMとの固定用のねじ受け4ヶ所は切り落とさないように、制作した革貼りマウントから飛び出る分をカットします。

    こういう加工は、だいたい削って行うのですが、落とす量が大きいのでエアソーで切り落として時短しました。

  • 純正リアスピーカー

    純正にリアスピーカーの様子です。(グリルは外してます)

    場所はリアシートの左右のひじのあたりです。
    この手のスピーカーの脱着の際、サイドパネル全体の取り外しが必要な場合もありますが、このクルマはグリル部分の取り外しだけでイケます。

    スピーカーユニットとしては、フロントのスコーカーと全く同じ物ですが、周りのバッフルはひょうたん型に変更されているので、例によってMDFで制作して置き換えることにします。

  • スピーカー交換後

    交換後の様子です。
    純正のひょうたん型をトレースして作ったバッフルにスピーカーが収まっております。
    (この後グリルを戻します)

  • 加工前スピーカー

    交換に使ったスピーカーです。
    BMW用のトレードインスピーカーとしてラインアップされている製品で、FOCALの数少ない同軸2wayのユニットです。サイズ的には、フロントのスコーカーで使った3.5WMが適合するのですが、フロントメインの音場への寄与度がそう大きいわけでもないので、相対的に低価格の製品にシフトしてコストを抑えました。

    リアスピーカーはマルチ接続では無いので、付属のネットワーク(インラインフィルター)を通して接続します。
    (BMW用のキットですので、使わないパーツもそれなりにありますが、ご了承いただいております。)

  • スピーカー加工後

    バッフルにセットした状態のスピーカーです

    製品のフランジ部分には、3点留めのネジ穴が空いていましたが、取り付け先の周囲に余裕がないため、フランジの外側は切り落として、ひょうたんバッフルを接着・固定して仕上げました。

    純正のスピーカーは、向かって左側がフックになっていて、右側のネジ1本で固定されているのですが、フック形状をMDFで制作するのは強度的にムリなので、両方ネジ穴方式で固定しています。

  • リアカーゴスペース(その2へ続く)

    パワードサブウーファーの設置状況です。

    911系車両定番のリアトレイ(リアカーゴ)スペースにデンと置きました。
    製品はKICKER HS10です。25cmユニット、180Wアンプ、ダイキャストボディで6.35kgと、当店売れ筋のサーウィンベガVPAS10と肩を並べるスペックですが、よりブンブン・ゴンゴンがお好きな方はコチラにお決めになる傾向が強いように思います。

    ボリュームをけっこう上げてエンジョイ♪なさる様子だったので、サブウーファーが振り切ってしまってパコパコ言わないように、低めの帯域で動作するように設定しました。具体的には、フロントウーファーの8WMと、このHS10のクロスポイントを80Hzで設定しました。

    枠囲みの中は、パワードサブウーファー用のボリュームコントローラーです。
    ハイファイ的にほんのり効かせるときには絞り気味に。ブンブン言わせたいときは好きなだけ。と、状況に応じて調節できます。

  • 助手席シート下

    助手席シート下の活用状況です。

    ここにはヘリックスのDSPアンプ、V-EIGHT DSP Mk2を設置しました。
    シート下にあるケーブル類が極力、目に入りにくいようにしたい。というご要望でしたので、スピーカーケーブルの長さが一番短くなるよう、車両の中心部分を提案させていただきました。

  • レーダー関係(1/3)

    レーザー・レーダー&ドラレコの取り付け状況です。
    製品はユピテルのZ828DRで、(1)ハイダウェイのコントロールユニット、(2)レーザーレーダー受信機兼GPSアンテナ、(3)フロントカメラ(4)モニタの4ピースから構成されています。

    写真は液晶モニタ部ですね。本体に受光部を含まないセパレートタイプなので、どこにでも設置できるのがウリなのですが、、視認性の良い場所ということで、ここに落ち着きました。

  • レーダー関係(2/3)

    ミラー周りです。

    ルーフ部分についてるのが、レーザー受光部、レーダー・GPS受信部で、右下側がフロントカメラです。
    設置しやすいのはワンボディタイプですが、受信の条件を考えるとセパレートタイプになりますよね。この選択が免許証の生死を分けるかもしれませんし。
    今回は、これにオプションリアカメラのOP-CM203を加え、前後ドラレコ体制をとりました。

  • レーダー関係(3/3)

    最後はリアカメラです。

    ガラスのギリギリ上端に付けましたので、ルーフの内張りに半分隠れています。
    ミラー越しにはほとんど存在感がない感じで、なかなか良好です。

  • 電源関係

    バッテリーのカットを一枚。

    DSPアンプを取り付けましたので、電源はバッ直で取り込んでいます。
    一般の方のだれもが想像されるように、バッテリーはボンネットの中にありますが、911のエンジンは後ろにあります。

    リヤエンジンが911のアイデンティティなわけですが、重量バランスを取るために、代表的な重量物であるバッテリーと燃料タンクはフロント側にレイアウトされています。

  • 電源引き込み部

    引き込み部を室内側から見たところです。

    使っているのは8ゲージの電源ケーブルです。静電容量65Aの製品で、DSPアンプ一台に給電するのに十分なケーブルです。ケーブルの外径は6.5mmとさほど太くもないので、既存のグロメットにちょこっと穴をあけて通しています。

    位置的に水の侵入の懸念はほとんど無いのですが、ゴム系のコーキング材でビシッとシールしています。

  • 作業後記

    今回は当店初となるRUFのRtの事例をご覧いただきました。
    サイトのネタ的にはビッグネームでありがたい限りですが、前述の通り997ベースですので、オーディオ的にはノーマルの997とやれることは全く変わりません。

    この997型がOEM2DINナビからPCMへの過渡期になりますので、今回の車両のように前期型であればヘッドユニット(ナビ)入替えを起点とし、後期型以降はPCMのセパレートアンプを起点としたシステム構築になります。

    911系の場合、世界を代表するスポーツカーであり、スペースも潤沢でないため、基本的に機器の点数は抑えめが好まれます。しかしながら、なぜかパワードサブウーファーでガンガンいきたい意向のお客様がほとんどです(笑)

    よって、ナビヘッドを前提とした場合は、内蔵アンプでフロント2way+パワードサブウーファーというのが定番の形になりますし、シート下にDSP設置を許すのなら、フロント2way or 3way+リヤ+パワードサブウーファーという、フルスペックな線が見えてきます。

    今回はハイエンドスピーカーでフロント3wayを組み、リヤ、サブウーファーも含めてDSPで駆動する贅沢なシステムでしたので、税込総額120万円ほどに膨らみましたが、ナビ交換+フロント2wayの最小セットであれば30万円台でのセットアップも可能です。

    ご希望とご予算に応じて、柔軟にプランさせていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください♪
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