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AUDIALLROAD Quattroのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。 当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.649(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    AUDI ALLROAD Quattro

    system

    メインユニット:純正BOSE
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:ツイーター FOCAL TWU1.5、ウーファー 純正BOSE
    センター:純正BOSE
    リアスピーカー:純正BOSE
    サブウーファー:純正BOSE
    パワーアンプ:純正BOSE
    ケーブル:純正

    comment

    BOSEシステムをちょっとグレードアップしたいということで、ドア防振を施工して、FOCALのチューンアップツイーターに交換しました。
    中低域のメリハリと高域の情報量アップでなかなかいい感じに変わりました。


    お客様から感想のメールをいただきました。

    (個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)

    竹原代表様

    お世話になっております。
    本日は有難うございました。
    人生初めてのドアチュ−ニングでしたが、帰宅、首都高速〜東関道での音楽、音が以前と格段の差でした。

    1. 高音のピアノの音がきれいに出て,ギタ-の透明感も向上している。
    2. ボ−ズのもやもやが取れてます。、
    3. 心地よい音圧が社内に溢れ出ている、、
    4. 一つ一つの音が分離していて混ざっていない、粒立ちを感じる。
    5. ボ−カルの息遣いが聞こえる、、。
    6. 聴き疲れしない、、ずっと聴いていたくなる、、。

    以上が実感です。
    P.S. 1点ご教示下さい。(後略)

  • ダッシュボード


アウディA6・オールロードクワトロの事例紹介です。

オールロードクワトロは、もともと、A6といった特定グレード内のワゴンスタイルのモデルを指すブランドではなく、「オールロードクワトロ」として独立したモデルとして発生しています。

初期型オールロードクワトロは、2代目A6アバントをベースとして1999年に発売されました。グリーン系とグレーのツートーンをよく見かけた記憶があります。
(ちょうど当コーナーにご登場いただいている同型車が1台ありました。懐かしいです(T_T))

その後、ベース車のA6がC5→C6へモデルチェンジするのと期を同じくして、今回ご紹介する車と同型の「A6オールロードクワトロ」が発売されることになります。
これは2005年から2009年まで販売され、2012年にはC7型ベースの2代目にバトンタッチし、2014年モデルまで販売されました。

車の性格としては、ベース車のワゴンモデルのタイヤを一回り大きくしたステーションワゴンとクロスオーバーSUVの中間型で、1989年に発売され、世界的大ヒットとなった富士重工業のレガシィ・ツーリングワゴンを源流とするスポーツワゴンに属する車です。


街乗りから郊外まで、豊かな生活の良きパートナーとなってくれそうなクアトロのメニューは、税込み6万円でお釣りがくる、ツイーター交換とドア防振によるサウンドチューニングメニューです。

今回のお車はBOSEプレミアムオーディオ仕様車で、室内全体を均質に包み込むBOSE独特の音場つくりが特徴ですが、その味付けとトレードオフの関係になってしまう指向性の不足感。。。言葉を変えると「高域がピリッと立ち上がってこない感じ」を解消して、もうすこしとらえどころのある音が欲しい!といったニュアンスのご相談への解決策として考案したメニューです。

○標準のスピーカーシステムは、フロント3way+センターにリアやサブウーファーという構成になっています。
このうち、音の輪郭づくりへの寄与度が最も高いツイーターを社外品に交換しました。

製品はFOCALのTWU1.5(税別9,000円)で、ツイーターユニットと専用ハイパスフィルターがセットになっています。
4種類のブラケットが付属しており、標準の位置でのトレードインから、向きを自在にセッティングができるマウント取り付けまでカバーする気の利いた製品です。

スコーカー・ウーファーといった中低域帯のスピーカーの性能を十分に引き出すためのドア防振は大前提としても、スピーカーを全交換するほどのテンションでもないし・・、ちょっとシャキっとさせたくらいの気分、、という場合に便利な商品で、音の輪郭形成への寄与度の高いツイーターを交換することで、体感的な解像度を上げ、キリッとした聴き心地に衣替えすることができます。

○ドア防振はドアチューニンググレードで施工しました。
前述の通り、特段の理由(オリジナル原理主義など)が無い限り、ドア防振はスピーカーの適正な稼働環境を整備する目的で、最優先での施工をオススメしております。

気密性やビビリへの耐性が低いドアに、比重の重い材料を貼って、スピーカーが性能を十分に発揮できるハコ(エンクロージャー)を形成するわけですが、平常時に入力するパワーの程度によって、材料・工法がかわってきます。

内蔵アンプでそんなに大きくは鳴らさない場合はドアチューニング、外部アンプでそれなりにパワープレイする場合はデッドニングと、制振力の違いによって2段階に分けています。
今回は外部アンプ形式でありますが、ジェントルに鳴らすご意向でしたので、ドアチューニングの方で施工させていただきました。


スピーカーをほとんど取り替えて、防振して、DSPつけて、、といった「一式プラン」のご紹介が多いので、それらに比べて簡素な内容ではありますが、現状のシステムに一定の満足度を感じていらっしゃって、「ちょっと改善」したい場合のチューンアッププランとしては、十分に検討の価値がある選択肢だと思います。

施工の様子をどうぞご覧ください。♪

  • フロントドア

    ドアの外観チェックです。

    ざっくり10年弱の年月が経っていますが、まったく古さは感じさせませんね。
    シンプルだけど、少しコクのあるデザインです。

    ドアのスピーカーレイアウトは、前述の通りBOSEシステムなので3wayです。
    ドアハンドルの先にあるスピーカーグリルの中にスコーカーが収まり、低位置の右下にウーファーです。
    ウーファーのグリルの上端には、BOSEの刻印が見えます。

    今回交換対象となったツイーターはダッシュボード両端にあります。

  • ドアトリム取り外し

    ドアトリムを取り外したところです。

    小さい目サイズのサービスホールは樹脂パネルで塞がれています。
    アウターパネルへのアクセスは若干悪いですが、スピーカーボックスとしては(できるだけ穴が無いほうが良いので)優秀です。

    ウーファーは樹脂製のエンクロージャーに収められています。
    エンクロージャーにはバスレフポート(穴)が設けられており、低音の量感が得られるように配慮されています。

    スコーカーは2本足のブラケットによって、ちょっと宙に浮いて感じで取り付けられています。
    ドアトリムを戻すと所定の位置に密着する仕組みです。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル作業が終わったところです。

    ドアチューニングのアウターパネル防振は、AT7560Rという円形にプレカットされた防振材を使います。
    基本の配置は中央に一箇所と、2時、4時、8時、10時の計5箇所です。

    全面貼りではないし、もっと間隔を近づけた配置でもないので、ホントにこれで効くの?と懸念されるかもしれませんが、これでもまんべんなく重みがついて、ムラのない制振効果が発揮されています。
    マイルドな音量で楽しまれる方にはこれで十分です。

  • インナーパネル作業

    インナーパネル側が終わったところです。

    ウーファーのエンクロージャーと取り付け、サービスホールに樹脂パネルを戻してから、全体的に弱い部分を抑えていきます。

    次回のステップアップもチラっと視野に入っています。その際はボックスを撤去して、バッフルを制作することになるので、エンクロージャー周りは防振を省略しています。

  • 純正ツイーター

    終盤はツイーター周りを3カットでご紹介します。
    まず純正ツイーターの様子です。

    ツイーターグリルを外すと、このように純正ツイーターが装着されています。
    ツイーターユニットが取り付けられたブラケットが伏せるように固定されています。

  • ツイーター取り付け加工

    FOCALのツイーター、TWU1.5を固定したところです。

    冒頭でふれましたように、付属ブラケット類が充実しているので、標準の位置でのトレードインを始めとして、向きと角度を調整できるツイーターマウントも選べるようになっています。

    今回は音質重視でツイーターマウントを使って取り付けることになりました。

  • 取り付け完了

    配線をしてカバーを戻して完了です。

    標準の外観からは変更が生じていますが、付加された機能を説明する範囲内の変更ですし、デザインの主張も強すぎないので、うまく収まっている部類ではないでしょうか?

    なお、純正ツイーターグリルにネジ穴を空けてしまってはいますが、逆に言うとこのグリルだけ取り寄せれば完全に純正戻しできるので、事実上問題はないと思います。
    純正ツイーターそのものは、結線をしない状態でグリルの中に収まっています。

  • 作業後記

    今回はA6オールロードクワトロの事例ご紹介でした。
    サウンドアッププログラムによるスピーカー交換+DSPなり、パワードサブウーファーなりの一式プランもいいですが、現状からちょこっとグレードアップするくらいの感じでやりたい。方向けには検討の価値があるプランだ思います。

    ドア防振のみからスタートなさる方も少なくなく、条件を整えるだけで純正ユニットでもしっかり鳴ってくれる変化を楽しんで頂けるわけですが、そこにちょっと欲張りしてツイーター交換を加えると、防振による中低域のメリハリの向上に、高音域のキレ・情報量の向上によって、音の一体感が増す変化を獲得していただけます。

    今回の例で、税込み59,400円です。
    同様にツイーターを露出させるインストールもいいですし、外観に変化を生じさせない、標準の位置での差し替えも可能です。

    ちょっと気分転換がてら、なにかやってみたいという方は参考になさってください♪

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