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ポルシェパナメーラGTS(970)のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • パナメーラのスピーカー交換の事例です

  • 事例No.621(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ポルシェ パナメーラ GTS(970)

    system

    メインユニット:KENWOOD MDV-M906HDcanarino 12V
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL TW660GTi
    リアスピーカー:純正
    サブウーファー:JBL W10GTi Mk?
    プロセッサー:HELIX DSP PRO、DIRECTOR
    DAコンバーター:audiotechnica AT-HRD500
    パワーアンプ:MOSCONI AS100.4、MOSCONI AS200.2
    キャパシター:BAラボ BE101 x2
    リアルサウンド・プロセッサー:SPEC RSP-C3 x4、C3W x1
    レギュレーター:audiotechnica AT-RX100
    ケーブル:audiotechnica、kaiser swing、SUPRA classic、ZAC、USB

    comment

    DSPから2枚アンプでフロント2wayとサブウーファーをリッチに鳴らすシステムです。
    ソースは車載WindowsPCにインストールしたFOOBAR2000からDSPに入れています。

    安定化電源、逆起電流対策とインフラもバッチリです。

  • ダッシュボード


パナメーラGTSの事例ご紹介です。

パナメーラはポルシェ初のセダンとして2009年にデビュー。今年で11年目を迎えました。
発売当初はポルシェに4ドアセダン!?と驚きをもって迎えられたものでしたが、911のDNAを感じさせる低いボディに4ドアの使い勝手を融合させ、928のテイストを帯びたやわらかなパッケージングは、現代のラグジュアリー層のニーズにうまくマッチしたようで、カイエン・マカンのSUV系とならんで、稼ぎ頭の一角を占めるモデルに成長しました。

2016年にフルモデルチェンジを迎え、ベースグレードのパナメーラ、スポーツ性を高めたパナメーラGTSとパナメーラターボ、電池とモーターも載せたパナメーラE-Hybridと、4グレードへとラインアップが充実しました。

今回ご紹介するパナメーラGTSは初登場ではなく、4年前にご登場いただいた車両のシステムアップ後の再登場となります。


初回ご登場時は、純正ヘッドユニット→DSP→4chアンプ→フロント2wayという(コンポーネントは高価ながら)ベーシックな構成でしたが、その後、外部アンプ駆動のサブウーファー、安定化電源、キャパシタ、逆起電源対策と駒を進め、最高水準の再生パフォーマンスを手に入れるところまで来ました。

そして今回4度目となるシステムアップでは、デスクトップPCと同スペックのマザーボードを持つ車載用PCを搭載し、オープンソースのハイエンドオーディオプレイヤーとして名高いFOOBAR2000をプレイヤーとしたデータの扱いやすさと、マザーボード直差しのM.2SSDをストレージとしたケーブルレス転送により、WAV、FLACといったデータ形式としてのロスレスにとどまらず、ハードウェアとしてのロスレス構造も極めることになりました。

コンポーネントが多いので、駆け足気味にシステム紹介です。
メインのヘッドユニットとしてはケンウッドの鮮速ナビ、MDV-M906HD(オープン)ということになります。
これはこれで192KHz /24bitまでのハイレゾ音源に対応したハイグレードなナビですが、今回は道案内専務として働いていただきます。
リヤ出力は純正のリヤスピーカーに接続し、フロント出力をDSPに入力します。

DSPはヘリックスのDSP PRO(税別150,000円・終売)です。
これはアンプを持たない単体機で10chまでのプロセシングができます。

このDSPにインプットされるサブソースが冒頭の車載PC、オリオスペック社のcanarino 12V(税別200,000円)です。
これはintel celeronプロセッサの載ったマザーボードを持つ、標準的なアンプくらいの大きさの車載用PCです。
デスクトップPC用で、常時ファンを回すような冷却機構が不要な小型マザーボードを持ち、Windows10で動きます。Windowsベースですので、いわゆるPCオーディオの文脈で流通している有料無料のソフトウェアや、周辺機器が全て使えます。今回はFOOTBAR2000をプレイヤーとして使い、Wifiルーター経由でスマホからリモートで選曲する使い方になります。
信号はUSBでオーディオテクニカのデジタルトランスポートAT-HRD500(税別70,000円)経由でDSPに光入力します。

ソース側は以上で、この先に控える2枚のアンプはMOSCONIのAS100.4(税別130,000円)AS200.2(税別120,000円)です。
4chアンプである前者はフロント2wayスピーカー、JBL 660GTi(終売/現行は670GTi税別100,000円)用として使い、2chの後者はダブルボイスコイル仕様のサブウーファーJBL W12GTi(終売)を鳴らします。

これらのコンポーネントをベストな環境で稼働させるための機器も充実させています。
まずは基本の安定化電源。オーディオテクニカのAT-RX100(税別85,000円)です。安定化電源のジャンルではこれが最高峰の製品になりますね。電圧が下がった時にアゲる製品はありますが、何かの拍子で上がったときにサゲる機構を持つのはこれだけです。
この電源から、車載PC、デジタルトランスポート、DSP、2枚のアンプに給電し、安定稼働を実現します。

そしてスピーカーのモーター部分で発生する逆起電流対策デバイスである、SPEC社のRSP-C03/RSP-C03Wを全てのスピーカーに計5個配備しました。
特に消費電力の大きいウーファーは、動作させた時に発電させてしまう電力も大きく、相対的に弱いツイーター側に回り込んで解像度をさげてしまいます。この機器によって影響を緩和し、振動板を無用な負荷から解放してやります。

概要はこんなところです。
4年がかりで組み上げてきただけあって、コンポーネントの点数も金額も相当なものになりましたが、仕上げの車載PC搭載によってデータ取扱の自由度向上と、ケーブルレスストレージ活用による抜本的なロスの低減を果たすところまで来ました。
施工の様子をどうぞご覧ください♪

  • KENWOOD MDV-M906HD

    まずはナビ交換のご紹介です。

    ポルシェの純正ナビは歴史的にクラリオンOEMですが、これをKENWOODのMDV-M906HDに入れ替えました。

    オーディオソースとしてつかうことはないのですが、地図データを新しくするのも悪くないなというのと、画面がキレイ♪ということで交換を依頼されました。
    よって、ナビへの電源をバッ直にすることもなく、ナビからDSPまでのスピーカーケーブルもベースグレードと抑えめにしています。

    あと、リアビューカメラは標準装備のものがあり、特に陳腐化していないので、そのまま接続しています。

  • ドアスピーカー

    以前のエントリから持ってきた画像ですが、インナーパネルが仕上がったところの様子です。
    ウーファーはJBL660GTiです。(現行で 670GTiとして販売されているものと同等品)

    当初より外部アンプで相応の駆動力を前提としてますので、デッドニンググレードで施工しています。
    防振材は以前主力で使っていたロシアのStPエアロですね。

  • ツイーター

    こちらも以前のエントリ写真から。

    ツイーターも標準の位置で入れ替えています。
    ダッシュボード両端のグリルを外して、純正ユニットと入れ替え、接着剤で固定しています。

  • サブウーファー

    サブウーファーはリヤシートバックの後方に設置しています。

    標準の状態では、リヤシートバックを前に倒すと、スカッとトランクスルーになるのですが、途中に横長のボックスを設け、中央をサブウーファー、両側の背面にアンプその他の機器をレイアウトしています。

    サブウーファーボックスをこしらえて設置してとなると、それなりにコストもかかりますし、クルマの使い勝手も変わってきますので、スキマでいける小型でパフォーマンスのよいパワードサブウーファーが主流ですが、ハイパワーアンプで駆動する七輪形状の重量級サブウーファーが演出する音場の深さと広さには、無二の価値があります。

    予算的、スペース的に割り切れるのであれば、是非とも一歩踏み出していただきたい世界です。

  • ラゲッジスペース

    サブウーファーの後ろ側のラゲッジスペースです。

    立派なサブウーファーが収まるハコとはいっても、ラゲッジルームが埋まっちゃうわけではありません。ハコの奥行きは35センチほどで、後ろ半分はラゲッジとして残してあります。

    中央はヘリックスのDSP PROで、両脇はMOSCONIのアンプです。
    左が4chのAS100.4で、フロント2way(ツイーターとウーファー)用です。右は2chのAS200.2でサブウーファー用です。

    サブウーファーユニットの多くは、使い方に応じて多様な接続方法がとれるように、2回路のコイルを持つダブルボイスコイル仕様になっています。今回のW10 GTiもそれで、1巻あたり6Ωの抵抗値(インビータンス)をもつコイルが2巻ついています。
    2chアンプで全く同じ信号を出力できる「デュアルモノ」モードを持つアンプの場合、それぞれのコイルの端子につないで使うことになりますが、たいていは1chのモノラルアンプで鳴らすことになります。

    この場合は2つのコイルを1回路にまとめる必要があるわけですが、2回路を並列につなぐと合成抵抗は半分の3Ω、直列につなぐと倍の12Ωということになります。
    この違いは何かというと、いわゆるSPL系といわれる外向き車両のように、ディテールはそこそこで、とにかく大音量を追求したい場合は、スピーカー側の抵抗が大きくなる直列接続。必要以上の大音量は求めないけど、ディテール重視でという場合は、抵抗が低く、軽く動く並列接続。ということなります。

    マニュアル車に例えると前者は3速固定、後者は1速固定のイメージです。同じ排気量でアクセルを踏んだり話したりした場合、前者は立ち上がりが多少もたついてもドカーンとスピードが出ますが、エンジンブレーキはそれなり、後者は速度的には早々に振り切っちゃいますが、エンブレは効いてレスポンスが良いです。また、前者は速度(音量)に対して燃費(消費電力)が低く済みますが、後者は速度を上げるとドーンと燃費が落ち、ガンガンに発熱します。(アンプのスペックによっては出力に耐えられず壊れます)

    でも、ハイファイはとにかくディテールの世界。1速固定で最大のメリハリを追求し、それなりの音量もほしいわけですので、サブウーファーに限らず「アンプは世界征服クラスの高出力&スピーカーは羽のように低抵抗」が至上ということになります。

    で、今回の接続は2chアンプAS200.2をブリッジ接続にして(2Ω抵抗だと1000Wまで出せる仕様です)、サブウーファーの方は並列接続で3Ωにまで減らした抵抗の組み合わせになっています。



    あと、両アンプの後ろ側のスペースには、アンプの電圧を安定させるBAラボのキャパシターBE101(税別50,000円)が2つと、スピーカーで発生する逆起電流を低減させるSPECのRSP-C3が4つと、C3W(ウーファー用)が一つ納まっています。
    ※SPECのこれは先般、終売となりましたが、同等の機能を持つショップ向けの製品をご紹介できますので、ご興味のある方はご連絡ください。

  • フロア下

    ラゲッジルームのフロアボードの下の活用状況です。

    地下一階には、一番右側にオーディオテクニカのデジタルトランスポートAT-HRD500と、その左には同じくテクニカの安定化電源AT-RX100が並んでいます。(仕切りを挟んだ左側の黒いハコは車載のエアポンプです。)
    地下二階には車載PC、canarino21Vが収まっています。

    今回の車載PCは、DSPに接続する高音質再生機としての位置づけです。
    ゲーミングPCのような速度重視のハイスペPCは比較対象ではありませんが、ヒートシンクのみで強制冷却の必要のないceleronCPUを搭載したマザーボードに車載に適した電源部を合わせた、Windowsマシンです。

    プレイヤーソフトはオープンソースで評価の高いFOOBAR2000を使います。windowsマシンですので、HDMIコネクタでモニタも、USBでキーボード&マウスも接続できます(両コネクタはグローブボックスまでもってきてあります)が、通常の選曲操作は、FOOBAR2000をWiFi経由でリモート操作できるMonkeyMote 4 foobar2000というスマホアプリ(iOS・android両方あり)から行います。

    Windowsベースのミュージックプレイヤーなので、ファイル操作の自由度は高いし、日常つかっているPCと同じ概念で捉えられるラクさが独特の味です。

    また、オーディオファンとして見逃せないのが、マザーボードに直差しのM.2SSDをファイルストレージとして使えるという点です。
    どんなハイエンドケーブルであっても、コネクタ・コネクタ→ケーブル→コネクタ・コネクタと接点抵抗による損失は生じるわけで、また、異なる導体を介在させることによる、データの変質は起こります。(デジタルはゼロイチだから変質しないということになってますが、現実にはデジタルケーブルによって音が変わってしまいます。)

    PCにお詳しい方には目新しい話ではありませんが、ここ数年のPCのマザーボードには、M.2(エムドットツー)といわれる規格に対応した拡張カードを挿せるコネクタが搭載されており、ここにHDDに替わるファイルストレージとしておなじみのSSD(のM.2規格対応版)を直接挿すことができます。

    一般的なデスクトップPCの場合、マザーボードとHDDやSSDの間はケーブルで接続されていますが、この状態でドライブから再生した音と、マザーボード直差しのM.2SSD内のファイルから再生した音との解像度の違い、情景の奥行きの深さの違いは著しく、これは期せずして聖地にたどり着き、悟りの境地に達してしまったんじゃないかと感じさせるほどのリアリティがあります。

    DACで刻んで解釈し直す前に、まず原本を正確に送出することのほうが何倍も大事なわけで、その究極形が「データを基盤に置く」スタイルなのではないかと考えます。
    今回の車載オーディオcanarino12Vでは、この理想の形を実現することが出来たと思います。

    この車載PCに限らず、車載機器の安定稼働のために電源を安定させる重要なのは論を俟たないところです。
    そのために起用したAT-RX100によって、?車載PC?デジタルトランスポート?DSP?アンプ2枚の計5機器に電源を供給しています。
    これによって設定した電圧より低下すれば昇圧、飛び出すことがあれば降圧を行って、SNの向上に大きく寄与してくれます。

    あと、この写真に写っている機器として触れてないのはWiFiルーターですね。
    黒いエアポンプの下の方に黒いつやっとした四角いのがあります。これが電源の下に潜っているPCからつながっているルーターWMR-433W2-BKです。
    これによってFOOBAR2000をリモート操作するMonkeyMote 4 foobar2000とやり取りしています。

  • フロア下の配線詳細

    機器類のクローズアップです。
    ここはもともとBOSEオプションのサブウーファーがあった場所で、撤去後、ボードで2フロアに分けて機器を並べました。

    上段の2つが安定化電源とデジタルトランスポート、下段が車載PCです。
    電源の手前がインプットでバッテリーに繋がり、奥がアウトプット前コマで触れた5つの機器に繋がっています。

    なお、この手の機器で常時電源を必要とする機器を接続する場合に必要な仕組みが「時間差給電停止機構」ですね。

    今回のシステムでいうと、PCとDSPはリモート電源が切れた段階からシャットダウンのプロセスに移行するようにプログラムされていますので、ACCオフと同時に(常時電源として頼っている)安定化電源からの給電がカットされてしまうと不正終了になってしまいます。そこで、ACCオフで一斉にリモート電源が切れた後、安定化電源のリモートだけは時間差で切れるようなタイマー機構をもったリレーを取り付けています(冒頭の図の青いところ)

    PCの手前側がI/Oパネルです。
    USB3.0でデジタルトランスポートへ出力して、なにか接続するための延長ケーブルが2本、HDMIケーブルとともにグローブボックスに向けて引っ張ってあります。
    USB2.0にはWiFiルーターが繋がっています。一番右側は電源ですね。

  • グローブボックス内

    前に移動してグローブボックス内の様子です。

    ここに前述のUSB3.0対応のケーブル2本+HDMIケーブルを1本引き込み、天井のコネクタにつなげてあります。
    抜き差ししやすくて、なかなか快適です♪

    グロメットから引き込み後、冷遇されうなだれている2本は、ナビの外部入力用です。今回の構成だと出番はなさそうですね

    で、ETCは純正ブラケットで取り付けてるんだな。という声がたくさん聞こえてきますが、それは違います。
    得意技の3Dプリンターで制作(印刷)した力作です。
    データの作り方や機械のオペレーションの仕方など、学生の頃とは比較にならないほど勉強しており、知恵熱が治まらず悩まされております。

  • DSPコントローラーDIRECTOR

    こちらはDSP PROのコントローラー、DIRECTOR(税別40,000円)です。

    最近はESXのようにコントローラーをセットにした製品も出始めていますが、ヘリックスは今の所別売り。
    しかしながら、4万円するだけあってカラー液晶付きで多機能です。

    (以下はHELIX DSP PROのファームウェアを最新のVer:4.65a、DIRECTORはVer:1.76にアップグレードした前提の説明です)
    下段が大項目、上段の小項目で、タッチで選びます。
    今は下段のインプットセレクト(入力切替)が赤くなっていて、上段では光入力が選択されています。
    Mainにすればナビのフロント出力、真ん中がDSP PROの外部入力という具合です。

    左のつまみはご想像どおりボリュームです。
    サブウーファーのみのボリューム調整を行うときは下段のMasterVolumeにタッチして別メニューに移動する必要がありますが、ソース切り替えとボリューム調整の日常では、このメニュー表示のままで過ごせますね。

    今回はDSP PROなので適用外ですが、DSP PRO Mk?と接続した場合はDIRECTORの画面に電圧表示されるようになっています。

    最後に左下の白色LEDですが、これはラゲッジの車載PCの電源ONを知らせるインジケーターとして光らせています。

  • レーダー探知機

    最後は老舗ユピテルのレーダー探知機です。

    今回DSPコントローラーを取り付けた一等地についていたのですが、入れ替わりでに右手下のあたりに移動となりました。
    SUPERCATという商標もレトロ感を帯びてきましたね。ロゴは更新されていますが、多分昭和のころからあったような気がします。。

  • 作業後記

    今回はパナメーラGTSのフルオーディオの事例をご覧いただきました。

    初めてご来店いただいてから4年。計5回に渡るご入庫を経て出来上がった成果で、当店としても感慨深いものがあります。

    一定の加工や、作り物を伴うインストールを行う場合、基本的な方向性を定めぬままに回数を重ねてしまうと、せっかく費用をかけて作ったものをやっぱり撤去するようなムダや、作業の重複が多くなり、トータルで高いものについてしまうこともありますが、今回のパナメーラは、リヤの箱は最終的に満室にする計画で、最初は左側の4chアンプだけが入居する状態でスタートしており、段階的にラゲッジルーム下も掘り下げているので、ほんとにムダがでていません。

    当店もお客様商売なので、その時々のお客様のご意向を優先して、結果的にムダにつながってしまうことも正直ありますが、お客様の計画性の高さに助けられて、一直線の気持ち良い仕事をさせていただくことができました。



    今回のコンポーネントはどれもハイエンドなので、あれもこれもおすすめしたいところですが、やはり車載PCが目立っていますね。
    文中でもご紹介しましたように、デスクトップPCとしては一般的な性能ですが、オーディオPCとして使うには必要十分です。

    Windows10のOS込みで20万円と、大量に流通しているデスクトップPCからすると割高に感じるかもしれませんが、車載を前提としたケースに収め、電源部を持ち、保証体制を備えた一つの商品として企画されているので、十分妥当な水準だと思います。

    Windowsベースのプレイヤーソフトが使えることと、オンボードストレージからの再生による転送ロスの低さをポイントとして挙げさせていただきましたが、正直ノートPCを持ち込めばできることです。でも常時その体制で走ったり止まったりと日常をこなすのは注意力散漫になってちょっと危ないかもですね。(笑)

    というわけで、本体をトランク設置&スマホで選曲オペレーションというスタイルの商品が、現にバージョンアップを迎えるくらいには支持されているわけですね。巨大ビッグウェーブは来ないと思いますが、高品位再生デバイスの一つの選択肢として、ご紹介できるようにしておこうと思います。

    旧バージョンのモデルにはなりますが、当店デモカーのGT-R号にも搭載していますので、ご興味のある方はお声掛けください。

    お問い合わせはお気軽にどうぞ
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!