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サウンドプロ

トヨタC-HRのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • C-HRのJBLオーディオシステム施工例です

  • 事例No.500(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ C-HR

    system

    メインユニット:NSCD-W66
    デッドニング:フロント、リア
    フロントスピーカー:JBL STADIUM GTO 600C、20M
    リアスピーカー:JBL STADIUM GTO 620
    パワーアンプ:JBL CLUB 704
    パワードサブウーハー:JBL BassPro micro、RBC
    ケーブル:audiotechnica

    comment

    C-HRをJBL製品だけで組んだ事例です。

    JBL新製品のSTUDIUM GTOブランドでフロント3way+リヤスピーカーを換装し、4chアンプで鳴らします。

    更にパワードサブウーファーを加えて量感もバッチリの一台です。

  • ダッシュボード全景


C-HRのダッシュボードです。

C-HR&新型プリウス向けのサウンドアッププログラムのご提供を開始したあたりから、お問い合わせ・ご入庫いただくようになり、だいぶ見慣れました。
見慣れたのは見慣れたんですが、あくまでも多くの車両を見せていただいたので。という意味であって、この生活感のない近未来感には、まだ感覚が追いつけていない感じがします。

今回は、JBLブランドを保有しているハーマンインターナショナルからのご依頼で制作したクルマをごらんいただきます。
この度、発売になったJBLの新ブランド「GTO STUDIUM」プロモーションを主目的としたデモカーです。

純正デッキをヘッドユニットとし、4chアンプを介して、フロント3way、リヤ、パワードサブウーファーを鳴らす構成です。
メーカーのデモカーですので、変化球が入り乱れた、かなり遠い感じ(゚Д゚)のするショップデモカーとは違って、セオリー通りのオーソドックスなインストール方法をとっています。
故に、導入ご検討のためのモデルとして好適なのではないかなと思います。
当エントリの最後に見積もり例を掲載いたしますので、インストールの工程と合わせてお楽しみ下さい。

  • メインユニット

    こちらが今回のメインユニット。ディーラーオプションのナビです。

    トヨタのホームページでは、エントリーナビと題して紹介されています。定価¥88,000の商品です。
    今回の事例はどなたでも気軽にご導入いただける汎用性を重視していますので、ヘッドユニットは音が出ればなんでもよいです。

  • フロントドア全景

    戦闘的なエクステリアにふさわしく、内装もギュンギュンきていますねぇ。

    ぱっと見、ドア内に3wayユニットの全てが配置されている?ように見えなくもないですが、ドアには右下のウーファーのみです。

  • アウターパネル防振

    内装を外し、作業に入っていきましょう。

    純正スピーカーを外し、脱脂清掃した後、アウターパネルの防振を行います。
    今回は、デッキ内蔵アンプよりも出力の大きな4chアンプを投入しますので、防振力の高いデッドニンググレードで施工しています。

    左下のスピーカーはJBLのSTADIUM GTO 600C(税別定価3万円)です。
    別に高域を受け持つツイーターが付属する2way構成のスピーカーですが、中域担当のミッドレンジが別売りで追加できる仕様になっているので、今回はミッドを足した3way構成で組みます。(後述)
    商品ページ

  • インナーパネル防振

    次にインナーパネルの作業です。

    デッドニングですので、全面貼りでしっかり密閉&防振します。
    これに加えて、振動部を抱えるスピーカーの周囲には、重ね貼りをしてしっかり押さえこんで足場を固めます。
    順序が逆になりましたが、アンプからここまでのスピーカーケーブルも交換しています。

    この後、内装を戻してフロントドアは終わりです。

  • ツイーターとミッドレンジ

    低音域を受け持つドアのウーファーに対して、高音域・中音域を担当するツイーターとミッドレンジです。

    ご覧のようにフロントガラス両脇のAピラーの根元の、純正のツイーターが設置されているスペースに、台座を作ってインストールしています。
    この部分に限り、標準の外観に変更が生じますが、手軽に3way化できる製品仕様をアピールする目的も念頭にいれたデザインです。

    標準外観キープもいいけど、ちょっとやってある感じもいいな。という方には是非どうぞ!な事例ですが、ほぼネットで覆ってしまってユニットが目立たなくもできますし、ミッドなしの2way構成の場合なら標準のグリルのまま、外観に全く変更を及ぼさずにインストールすることもできますので、お好み次第といったところです。

    とはいえ、JBLに関しては、ブランドカラーのオレンジが見えるようにするのが正義なので、当店としてはこのスタイルを推したいですね。

  • JBL STADIUM GTOネットワーク

    ちょっとテクニカルな部分のご説明も致します。

    前述の通り、2way構成の STUDIUM GTO 600Cにミッドレンジを追加して3wayにしているわけですが、写真はそれらのユニット群を分岐させるためのネットワークです。

    向かって左は600Cに付属しているネットワーク(A)で、右がアドオンできるミッドレンジ「STADIUM GTO 20M(税別18,000円)」に付属する接続端末(B)です。
    拡大部をご覧いただくとなんとなくお分かりになると思いますが、AにBのコネクタを差し込んで、「3way」の方にスイッチを切り替えることにより、ミッドレンジを割り込ませることができ、3way化が完了します。

  • リアドア全景

    今回はリヤスピーカーもJBLに交換してますので、リアドア関係のカットも、駆け足でご覧に入れます。
    まず、内装の様子ですね。

  • アウターパネル防振

    工法はフロントと全く同じです。

    純正スピーカーを外し、脱脂・清掃後、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼ります。

  • インナーパネル防振

    そしてインナーパネル作業です。

    サービスホールはドアの大きさもさることながら、非常に大きいです。
    こちらもフロント同様に全面貼りです。

    スピーカーは同じくJBLのSTADIUM GTO 620というモデルです。
    写真がわかりにくいかもですが、ツイーターがコーン中央部に配置されるコアキシャル構成の製品です。

  • パワーアンプ

    フロント・リヤに信号を送る4chアンプです。

    JBL CLUB 704というモデルで、70W x4、100W x4(2Ω)、200W x2(4Ω)という、このサイズにしては大きな出力を持つ、税別25,000円のコスパの高い製品です。
    設置位置はリヤのラゲッジスペースのボードの下、地下一階の階層です。
    ヘッドユニットから供給される信号を入力して、フロント・リヤの合計4chに向けて出力しています。

    このアンプはラインレベルの入力(RCA入力)とスピーカーレベルの入力(ハイゲイン入力)の両方に対応しています。(今回は後者でやりました)
    よって、ライン出力を持っていないヘッドユニットでも簡単に接続でき、純正スピーカーに本気を追加することでサウンドのグレードアップが可能です。
    商品ページ

  • JBL BassPro Micro

    こちらが新型のパワードサブウーファー、JBL BassPro microです。

    従来から販売されているBassPro SLが、主にシート下などの狭小スペースへの設置を前提とした薄型パワードサブウーハーであるのに対して、これは今回の事例のようにラゲッジルームに立てて設置することを想定した製品です。
    SLが344mm x 250mm x 71mmであるのに対して、このmicroは411mm x 177mm x 275mmですので、特別microというわけでもありませんが、そういう名前です。

    それはさておき、マーケティングの苦労の跡がうかがえる、かなり工夫された設計になっています。
    ラゲッジルーム設置を前提とすると、部長とゴルフとか、彼女の引っ越しとか、家族でキャンプなどと言った場合、ちょっと邪魔になってしまうわけですが、そんなときに(ほぼ)ワンタッチではずせるようになっているんです。
    ベース部はフロアに固定されていて、アンプとスピーカー、エンクロージャー部分が外れるのです。これは革新的ですね「(^○^)

    使い勝手の良さだけでなく、基本性能も充実しています。
    発熱を最小に抑え、音楽再生において多くの電流を必要としないクラスDを採用しており、車載バッテリーに負荷をかけることなく最大140W(RMS)の迫力ある低音再生を実現しています。
    車種や設置場所に合わせてゲイン、クロスオーバー、バス・ブーストなどを細かく調整できるようになっています。

    価格は、税別45,000円です。薄型SLが税別40,000円ですので、取外し可能な仕様の差分を勘案すると、ほぼ同等のコスパと言えると思います。
    事情に応じて選択ですね♪
    商品ページ

  • バスコントロール(オプション)

    こちらはオプション部品。
    手元でパワードサブウーファーの出力を調整するためのコントローラーで「RBC」という名称の製品です(税別2,800円)

    低域だけ調整したいときにとても便利です。
    商品ページ

  • 作業後記

    今回はハーマンインターナショナル社よりご依頼いただいたデモカーの事例をご覧いただきました。

    冒頭でお伝えしましたとおり、特にクルマを選ばないオーソドックスな構成で、どんなヘッドユニットでも適合するシステムです。
    また、このC-HRの事例では、ツイーター(とミッド)の取付部に加工を施してますが、純正のグリルを外したところに工作していますので、純正戻しのために純正パーツを買い直す必要もありません。

    以下に見積もり例を掲載いたします。
    追加ミッドレンジのあるなし、ケーブルの見直し等によって価格の調整が可能です。
    検討のご参考になさって下さい。

    また、この例をベースにしたカスタマイズも承ります。どうぞお気軽にご相談ください♪
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

    【JBL STUDIUM GTO システム見積り例】
    JBL STADIUM GTO600C(フロントスピーカー) 30,000円
    JBL STADIUM GTO20M(フロントスピーカー)18,000円
    JBL STADIUM GTO620(リアスピーカー) 18,000円
    JBL CLUB 704(パワーアンプ) 25,000円
    JBL BassPro Micro(パワードサブウーハー) 45,000円
    JBL RBC(リモートコントローラー) 2,800円
    audiotechnica AT-RS250/5.0(メインRCA) 2本 28,000円
    audiotechnica AT-RS250/1.3(サブウーハーRCA) 8,500円
    audiotechnica AT-RX12(スピーカーケーブル)3,000円×25m 75,000円
    audiotechnica TPC4(電源ケーブル)1,500円×6m 9,000円
    audiotechnica TPC8(電源ケーブル) 800円×3m 2,400円
    audiotechnica TPC16(リモートケーブル) 100 円×7m 700円
    audiotechnica TFH-MIDI(メインヒューズホルダ) 3,000円
    audiotechnica TFH-100A(ヒューズ)500円
    audiotechnica TFB-2MAXI(ヒューズブロック) 3,500円
    audiotechnica MAXI-60A(ヒューズ)800円
    ツイーター、ミッドレンジ取付加工 50,000円
    オリジナルバッフル制作10,500× 21,000円
    デッドニング(フロント) 52,000円
    デッドニング(リア) 45,000円
    荷室アンプ取付、ボード制作一式 20,000円
    配線引き回し、端末処理一式 25,000円
    取付、調整一式 50,000円
    小計 533,200円
    消費税 42,656円
    -----------------------------
    合計  575,856円