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フェラーリF430のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.344(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    フェラーリ F430

    system

    メインユニット:Carrozzeria AVH-P900DVA、iPhone
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL 660GTi
    リアスピーカー:なし
    パワーアンプ:MOSCONI AS100.4
    ケーブル:audiotechnica、SUPRA

    comment

    今回は、コルベットZ06からお車の乗り換えでF430のマニュアル車にフルオーディオをインストールさせていただきました。
    テーマは音質向上とならんで、独特のこもり音の除去。オーディオのインストールとあわせて、本格的なキャビンデッドニングで対処しました。

  • ダッシュボード全景

    革とカーボンの調和が美しいダッシュボードですが、2004年の発売から10年、ディスコンから5年が経過し、ところどころ劣化が感じられる部分もあり、今後、順次手直しを進めていくそうです。

    今回取り付けたインダッシュモニターは、エアコンの吹き出し口へ接触する直前で止め、一応の視認性は確保していますが、幾分下向きになっており、ベストとは言えません。
    デッキを手前にずらすなど、今後、解決法を模索したいと思います。

  • メインユニット

    既に廃盤になってしまったカロッツェリアの最上級AVユニット、AVH-P900DVAです。

    「ハイエンドオーディオ1DINナビ」のカテゴリでは、このデッキ以後、新製品がありません。
    写真のデッキは当店の旧デモカーのソアラからで使っていたもので、オーナー様のご要望によりお譲り致しました。
    ナビも30ピンRGB接続方式の旧式ですが、地図データは最新バージョンにアップデートしておきました。
    そのほかのオプションとしては、ETC、Bluetooth、ビーコンなどでしょうか。TVチューナーは付いておりません。

  • メインソース

    オーナー様はiPhoneをメイン・ソースになさりたいとのことでしたので、高品位再生を実現するために、システムを組みました。

    iPhone内蔵のDACを通さずに、デジタルデータを直接取り出すべく、オーディオテクニカのAT-DL5HDを接続し、さらに、デジタル信号を高品位でアナログデータに変換するために、同じくオーディオテクニカのAT-DAC3を介して、前述のAVH-P900DVAのAV1に入力する形を採っています。

    なお、iPhone6標準のlightning経由ですと、HDMIによる出力となりますので、写真のようにアップル純正の変換コネクタを使用して接続しています。
    音源は、iPhone(iTunes)標準のAACでもいけますが、是非WAVもトライしていただきたいですね。

  • シートバックスペース

    シートバックスペースを活用して、アンプとナビ本体などの機器を設置しました。

    シートの可動範囲を計算し、ぎりぎり接触しない位置まで壁を立ち上げ、(向かって左から)MOSCONIのアンプ、カロのナビ本体、JBL 660GTiのネットワークを沈めてあります。

    写真の上端にかかっていて見通せませんが、ゴルフクラブやギターなどの長ものを積めるよう、天板はトレイ形状で製作しました。併せて、小物も置けるよう、一段落ちたスペースも設けました。

  • TPチェッカー

    このクルマは、タイヤ空気圧をモニタする機構をメーカーオプションで付けられるのですが、ご購入の車両にはついていなかったため、同等の機能のオレンジジャパンの製品(TPチェッカー)を取り付ました。

    適合可否の診断、並びに主機器の取り付け作業はHKSテクニカルファクトリーにお願いし、当店では写真にのモニタの設置と配線を担当しました。

  • フロントドア

    純正スピーカーは、16cm口径のユニットが内装側に取り付けられており、取り外してみたところ、JBL 660GTiのスピーカーがぴったり収まることが確認できました。

    今回はコーンの安定した運動を求めて、ドアのインナーパネルからベースを立ち上げることとし、スピーカーは室内に露出させ、アウターバッフル風に仕上げています。

    しかしながら、ドア内装は見えない部分の僅かな加工に留めているので、別途補修部品を購入することなく、標準の状態に戻すことができます。

  • キャビンデッドニング

    音質向上と並んで、静寂性の確保が今回のテーマ。車室全体のデッドニングに取り組みました。
    天井の内装については、接着剤でガッチリ固定されていたので、ピラーカバー以下のパーツを取り外し、いわゆる「どんがら」の状態にしました。
    ここまで外せば、車両の隅々まで確認することができます。

    まずは、エンジンのメンテナンスホール以外のパネル全面に、ロシアのsTpのGOLDとBOMBを貼りこんで下地を仕上げます。

    次に、厚手のシンサレートを敷き詰め、モヤモヤとした周波数の排除を図ります。
    施工後、カーペットを戻すのに随分苦労しましたが、微調整をしながら根気よく作業しました。

  • 作業後記

    今回は業者さんがやりたがらない(笑)フェラーリのオーディオインストールでした。
    文中にもあります通り、音質そのものの向上と並んで、車両側から出るモヤモヤとしたこもり音の除去がテーマだったわけですが、キャビンデッドニングの効果の大きさに、驚きを隠せない結果となりました。

    オーナー様いわく、「フェラーリは「コーーーン!」というエンジンノートが特徴だが、このクルマは窓を閉めると、その音はあまり聞こえず、代わりにあまり快適とはいえないこもり音がする」とのことで、この除去を切望されていらっしゃいました。
    そして作業後。フェラーリ素人の当店でも「これがフェラーリ??」と思ってしまうほど、静かなクルマに生まれ変わっていました。

    オーディオシステムの方もデジタル信号取り出し→ハイエンドアナログ変換→ハイエンドデッキ→外部アンプ→本格(インナーパネル)取付スピーカーによって、クリアでボリュームのあるいい音を実現しました。。が、この静けさはやっぱり驚きでした(話が戻ってしまいました(笑))

    ということで、今回のお仕事はオーディオの設置、各種造作、キャビンデッドニングで200万円程度のご予算で施工可能です。
    キャビンデッドニングのみの施工も可能ですので、こもり音が気になるオーナー様はどうぞご相談ください