ボルボ740 turboのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.179(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ボルボ 740 turbo
system
メインユニット:Panasonic CQ-VX5500K
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:JBL PJ62C
リアスピーカー:純正
ケーブル:Kaiser swingcomment
デザイナーさんのお車です。個性豊かなこのデザインを気に入っていらっしゃるのでしょうね。
ボルボは特殊な構造のところがおおく、ノウハウが必要ですが、得意中の得意分野ですのでお任せください。
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ドアスピーカー
この740やV70もそうなのですが、ドア内装の固定方法などが結構特殊なので、作業にはある程度知識が必要です。
この場合、ドア内装はハメ込み式になっていて、フィット感に若干不安があるので、でガッチリ固定をするためにカラーを制作してガタツキを抑える手間を加えています。
デッドニングはインナーパネル(ドア内板)に加え、内装側にも施して万全を期します。
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スピーカー取付
欧州車に散見される構造なのですが、このクルマは内装にスピーカーが取り付けられて(ぶら下がって)います。
このままなんとなくスピーカーを交換しても、スピーカーの土台となる内装のバタツキによって、コーン紙の望ましいストロークが得られませんので、内装をアルミ板で補強したうえで、スピーカーと共締めで固定しました。
フィッティングの関係でスピーカーのフランジ(ネジを通す外周の部分)はカットしてあります。
スピーカー端子の位置の関係でJBLのロゴが逆さまになっていますがグリルを被せると見えないので大目に見てください;;
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取付加工
もともと特殊サイズの1DINが取り付けられている車両ですが、このようにポケットを取り外して2DINを投入することが可能です。
灰皿裏のヒューズボックスへのアクセスも問題ありません。コンソールがかなり傾斜のあるデザインなので、シフトレバーとの位置関係が微妙ですが、クリアランスは指二本分程度確保できています。
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作業後記−−−−−−−−−−−☆
古いもの中に良いものが多いのか。良いものには古いものがおおいのか。
見る方の嗜好によって、答えはどちらにもなりそうですが、ある程度エッジの立ったプロダクトは時間の経過とともに人の記憶の中で熟成されて、意識の中の特別な位置を占めるようになるような気がします。
エンスーとまで呼ばれなくとも、年式の古い車に愛着を覚えていらっしゃるオーナー様は少なくありません。
古い車の場合、いかなる場合でも経年の観点から部品の破損への配慮が必要ですし、標準化一辺倒の現代にはない、国やメーカーの文化からくる構造上の独自性に直面する場合も少なくありません。
プロショップとして看板を揚げさせていただいていると、こだわりをもって古い車を大事にされているオーナー様からの依頼をお受けする機会も多く、結果、いろいろとノウハウを蓄積させていただくことが出来ました。
どのようなお仕事においても、車の現状とお客様の御要望を適切に繋げるのが当店の仕事ですが、こういったノウハウを授かった分、対応させていただける対象車種も多いのかもしれません。
愛着をお持ちのお車をもっと快適に、より長く、とお考えのオーナー様、どうぞご相談ください。