ポルシェ911993のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.157(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ポルシェ 911 993
system
メインユニット:純正
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:JBL PS62C
リアスピーカー:JBL P6462
comment
この年代のポルシェのスピーカーは、コーン紙の周囲のダンパー(エッジ)に経年劣化でヒビが生じてしまい、もはやスピーカーとしての用をなさないケースも散見されます。
純正のデザインを損ねないで抜本的な改善を図る、当店でご支持いただいているプランです。
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ダッシュボード全景
外観は全くのノーマルです。純正の雰囲気をキープなさりたいオーナー様といっても、デッキやらナビやらで少々の変更が加わっているケースが少なくないのですが、ダッシュボード周りを含めて、車内全てにおいて純正そのまま。オーナー様のポリシーを垣間見た気がしました。
今回の施工も当然、純正の雰囲気を尊重して行います。 -
ドアスピーカー
リーズナブルでしっかり鳴ると好評のJBLのセパレートタイプのスピーカー、PS62Cをインストールしました。
写真は割愛していますが、内張りの中は、オーディオテクニカの防振材AT7550とAT7560でしっかり防振を行い、オリジナル制作によるスピーカースペーサーでスピーカーの土台を強固に築いています。
こうやって眺めていただくと、それ以外の作業・加工は行っていないように見えると思いますが、純正のグリルネットにきれいに収まるように、ユニット側に加工を加えています。
スピーカーの3分の1がポケットにおおわれているのはちょっと、、という無粋な正論はこの際、脇に置いて、オリジナリティのスタイルを尊重する楽しみを優先しましょう。
古典歌舞伎のように、全く何も変えずに継承することも伝統の一つのあり方ですが、オリジナリティを残しながら、時代の要素を取り入れ、少しずつ変わってゆくのもまた伝統のあり方ではないでしょうか。オリジナルのフレームから静かに覗く最新のJBLオレンジはなかなか粋です。
リアトレイにトレードインで収めたのは、同じくJBLのP6462。2wayのプレートタイプのスピーカーユニットです。
必要十分な性能を持ち、パワフルで洗練されたルックスを有する割には、税込上代23,100円とリーズナブルなので人気の品薄商品です。(メーカー在庫があまりないというので、思わずポルシェ用に数台在庫してしまいました☆)
楕円スピーカーを覆う純正のネットは使用できなくなりますが、パワフルなデザインがカッコイイので、特にカバーを設けず、機能美を楽しむスタイルが人気です。
密度の高い質感を湛えたポルシェのイメージと呼応して、機能、デザインともにきっちり調和しています。