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サウンドプロ

日産GT-RR35のオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.99(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    日産 GT-R R35

    system

    メインユニット:純正(非BOSE)
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL RT-602C
    リアスピーカー:純正(ローパスフィルター使用)
    パワーアンプ:KAILAS KA-2.800
    ケーブル:RCA:ACROTEC 8N-A2080+WBT 0108(オリジナル)
    スピーカー:ACROTEC 6N-A1010
    電源:ACROTEC 6N-A1040
    TVコントローラー:東照 TVデコーダー
    バッテリー:純正
    セキュリティー:純正

    comment

    歴代のGT-Rオーナーでもある古いお客様の新型GT-Rです。
    フロントスピーカーを駆動する純正アンプを外部アンプに交換するとともに、リアスピーカーをサブウーハーとして使用できるように配線の組み換えをしました。この車両は左右独立アンプを搭載しており、片チャンネルのみの使用ではノイズの原因にもなることから、リア用に1個のアンプになるように配線を組み替えています。

  • ダッシュボード全景

    今回は純正のルックスをキープする前提でのインストールです。

    スピーカーはインナーバッフルを介して内張りの中に収めることになり、アウターバッフル式に比べるとハンデがありますが、ちょっとした裏技で、より高いパフォーマンスを引き出してみようと思います。

  • ドア全景

    内装全体を見渡した第一印象は、今までのスカイラインとは別物といっていい位、見映えも造りもしっかりしてるなぁというところでしょうか。
    ドアの造りも同じくとても重厚ですが、ぐっと軽量に仕上げられています。なかなかすばらしいです。しかしプラスチックパーツの強度が相変わらず低いのが玉にキズですね(^^;)

  • 第二段階

    内装を外して見える光景です。ピニールシートに覆われている状態は今までと変わらないのですが、一見するとAudiの様な欧州車の技術が投入されているのでしょうか、一般的な国産車とはかなり異ったルックスです。
    アルミフレームのがらんどうの枠に、港と船とをつなぐ「はしけ」の様な、あるいは尾瀬の水芭蕉の木道の様な金属の板が一本渡っているシンプルな造りで、計量化のための労苦の跡が感じられます。

    しかしながら、例によってオーディオ的にはあまり有難くないので、デッドニングで少し環境整備させていただくこととします。

  • 第3段階

    ビニールシートを剥がし、表面を脱脂、清掃して外板にミドーの3-20ALを短冊状にして貼り付けます。
    2ドアなので5割増しの材料を使用しています。

  • JBL RT-602C+オリジナルスピーカーベース

    10年ほど前に発売されたJBLの高級グレードスピーカーです、当時のGTiシリーズとは音色も軽やかで一味違ったJBLファンを発掘した逸品であります。

    このクラスのユニットだと、アウターバッフルを組んでコーン紙の前の障害物を極力減らすのがベストなのですが、純正ルックス重視のインナーバッフル仕様でいくということなので、どうしてもコーン紙をおおう内張りの影響で多少コモリがちになってしまいます。
    今回は、このコモリ感を緩和するために、付属のネットワークを使わずに高域信号も伝えてフルレンジで再生させ、メリハリ感を出すという戦術を使ってみました。
    なお、ツイーターはオリジナルフィルターで鳴らす事にしました。

  • 第四段階

    ここまで大きいとサービスホール(穴)とはいえませんね。カベの穴をふさぐというより、あたらしく壁をつくる感覚です(笑)。

    この大穴にしっかり壁をたてるのには東京防音のスーパーマット(AL-9045)を起用します。アスファルト材がベースですので、ヒートガンで暖めながら馴染ませて貼り付けます。溶けるまで熱すると冷めたときにそのままの形で維持するので複雑に折れ曲がった箇所や大きな空間には効果的です。

  • ツイーター設置

    純正位置にステーを利用して固定しました。
    細かい向きなどの調整が出来ないのですが、見た目の自然さにポイントを置く場合や、施工費の捻出が出来ない場合などの応急的な処置として純正位置に取り付ける場合があります。

  • パワーアンプ設置

    GT-Rのフロアは結構デコボコしていて、フロアに直接機器を取り付けにくいのですが、高性能で薄型のKAILAS製アンプで挑んでみました。

    シートベルトをご覧いただければお分かりの通り(^^;)、定例の走行会は欠かせないお客様です。少しでも重量増を抑えるため、部材の使用をセーブして設置しました。固定はカーペット下に板を敷いてネジで共締めをしています。万が一のためにRCAを固定して踏まれたりしても折れないように台を製作して防護しています。

  • TVコントローラー

    走行中に助手席でくつろぐ方のために映像は欠かせません。
    一部では通常の動作における不具合が報告されるキャンセラー商品にあって、日産車オーナーに人気の東照のTVデコーダーを取り付けました。

    純正BOSEシステム装着車、非装着車、ともにあまり評判のよくないGT-Rのオーディオ。
    デッキ交換は制御システム全体に影響が及ぶので事実上×。
    でも、純正デッキから純正アンプに向かう信号を社外アンプに取り込んで高純度ケーブル、デッドニング、セパレートスピーカーと展開することで車格に見合ったハイファイを楽しむことができます。

    オーディオにイマイチ納得できていないGT-Rのオーナーさまは是非ご相談ください♪



    ※GT-Rの保証基準の見解はディーラーによって微妙に異なるケースがあるので、万全を期すために、施工前に都度ご確認いただくことにしております。