インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.536(お問い合わせの際にお伝えください)

VW Type1

システム
メインユニット:純正ラジオデッキ♪
デッドニング:なし
フロントスピーカー:なし
リアスピーカー:JBL CLUB9630
サブウーファー:JBL WS1000
パワーアンプ:carrozzeria GM-D1400
ケーブル:アンプ付属品で対応
コメント
純正ラジオデッキを活かしたサウンドアップです。

FMモジュレーターでiPhoneのソースを入力し、リヤのラゲッジスペースに接地したアンプ付きスピーカーボックスを鳴らします。

外観に変更を加えずに楽しく聴ける状態にグレードアップできました。

ダッシュボード全景


フォルクスワーゲン・タイプ1のスピーカー取り付けの様子です






クラシックなフォルクスワーゲンのダッシュボードです。
モデル名は「Type1」といいます。戦前のドイツで開発が始まり、大戦の混乱期を超えて、戦後になって本格量産された最初のモデルということでつけられたタイトルだそうです。
2003年にビートルにバトンタッチするまでの65年間に渡って生産されたのが、なんと2153万台!同一モデルの販売台数としては世界一だそうです。

そんな自動車工業史の遺産のようなクルマが当店にやってきてくれました。(^o^)
しっかりとレストア&メンテされ、ほぼ初期型のインテリアのコンディションも最高!
とくれば、外観の変更は超NGなのは当然のこと。
当店得意のオリジナリティを損なわないサウンドアップをご依頼いただきました。

メニューは、大切な大切な純正ラジオデッキをメインユニットとして、アンプとスピーカーの新規インストールです。

ソース確保には、純正ラジオデッキのアンテナ入力を使います。
ここにFMモジュレーターをつなぎ、有線接続したiPhoneの音声を入力します。
デッキからの出力は、後部座席の後のラゲッジスペースに隠して設置したスピーカーボックスに入り、ここでカロッツェリアの小型アンプGM-D1400兇覗幅され、JBLのコアキシャル3wayとサブウーファーから響いてくるという仕組みです。

それなりの作り物をするけど、外観に変更なしっていうのも楽しいし、純正ラジオ様は絶対の存在だから、豪華なスピーカー群から出てくる音はモノラルってのがまたいいじゃないですか(^o^)

お客様のこだわりポイントをしっかり受け止めつつ、のりもの博物館のアイドルのサウンドアップに着手させていただきます(`・ω・´)ゞ

リヤシート


フォルクスワーゲン・タイプ1のスピーカー取り付けの様子です



いつもと趣向をかえて、施工後の後部座席からご覧頂きます。(施工前と変わりませんが)

おだやかな空気が感じられる、標準の後部座席の様子です。
シートバックは前方への可倒式になっています。

リヤガラスに接しているファブリック張りのリヤトレイの前方に、シートと共生地で貼ったボードがあるのがおわかりになるでしょうか、これはこのクルマのオーナーさんの定番?のカスタムのようで、ボードを外すとちょっとした容量のラゲッジスペースになっています。
要は目隠しということですね。

ご来店いただく前は、このスペースに家庭用のスピーカーボックスをおいて、純正ラジオ様とケーブルでつないで鳴らしていらしたそうです。

スピーカーの設置状況


フォルクスワーゲン・タイプ1のスピーカー取り付けの様子です



こちらがスピーカー設置の様子です。

撮影のために、上述のボードを外して、シートも前に倒した状態です

ラゲッジスペースの下半分の容量を拝借して、アンプ収納部を含んだスピーカーボックスを作り込みました。
両端のスピーカーは、JBLのコアキシャル3wayのCLUB9630、中央のサブウーファーはは同じくJBLのWS1000です。

アンプは狭い所インストールでは常連のカロッツェリアGM-D1400兇任后
同機は4chアンプですが、2chはそのまま使って、残りの2ch分をサブウーファー用に一つにつなげて(ブリッジ接続)使えるようにもなっているので、今回はそのパターンで接続しています。

このスピーカーボックスと車体側との接点は、アンプへの信号入力と電源供給を行うカプラーひとつだけなので、ボックスごと取り外せるようにしてあります。
大荷物を積んだり、大掛かりなメンテナンスの時など便利だと思います。

なお、通常はリヤシートを立てて、目隠しボードを上に乗せた状態で聴くことになりますが、実際に聞いてみた感じは、昔懐かしい巨大ラジカセをリヤシートでガンガン鳴らしてる。くらいで、なかなかイケるねという印象です。
ボードは確かに障害にはなっていますが、コーンに肉薄しているわけではなく、手前の空間で一定量の空気を動かし、波動が生まれるので、それなりの突破力で表に響いてきている。という感じですね。

標準の外観を崩さない前提で、これだけ聴ければなかなかなんじゃないでしょうか。

ボンネット内


フォルクスワーゲン・タイプ1のFMモジュレーター取り付けの様子です



インスタ映えするリヤシートのあとは、あまり映えないカットです。
ダッシュボードを裏側からみたところです。
こんな角度で撮影できるのはエンジンが前にないからですね。デッキを外さずにデッキ裏にアクセスできるのが、なんだか快感です。

で、中央のシルバーの箱がラジオデッキです。
デッキの向かって左側の赤黒の端子がスピーカー出力で、このケーブルが後ろのスピーカーボックスまで伸びています。

デッキ右側に刺さっている黒くて太いのは、FMモジュレーターのケーブルです。
FMモジュレーターというのは、モジュレーター本体に有線接続したiPhone等の再生機器の信号を、FMラジオが受信できる信号に変換する機器のことです。

右側の黒くて大きなのがグローブボックスで、そのモジュレーター本体とiPhoneが収まっています。
これにて、入り口はiPhone、出口はJBLと最新機器でありながら、スポットライトは半世紀前のラジオデッキに当たっているという胸アツシステムの出来上がりです♪

作業後記


フォルクスワーゲン・タイプ1のスピーカー取り付けの様子です



今回はクラシックカー、と呼んでもいいですね。オリジナルを大切にしたいクルマのサウンドアップ事例でした。

最近は年式に関係なく、外観を変えない、あるいは変わってもちょこっとで、かつセンスよく。。といったお仕事が多くなりました。

そんな中でも、デッキは変えない、純正スピーカーもドアにない。という幾分難易度の高いケースでした。
ローバーmini等もそうですが、ドアにスピーカーがないクルマは少なからずあり、ドアをいじらない場合、リアトレイを設置場所にするパターンが多いですが、今回は幸いにしてラゲッジスペースに余裕がありましたので、エンクロージャーを作って収めるという手が使えました。

音の入口については、デッキを変えない場合、価格が低廉になってきたDSPや、アンプ機能に絞ったJOYNのような、見えないところに取り付けられる製品を入れてしまって、純正デッキやiPhone等のソースを再生するというパターンがスタンダードですが、今回のFMモジュレーターも「古くて新しい隠し玉」としてご紹介しておく必要がありそうです。

一回電波にのせてラジオに受信する「FMトランスミッター」に比べて、有線接続の分、格段にノイズは減り、ディテールもつぶれにくくなるので、デッキの存在も機能も活かしつつ、iPhone等の外部入力を高品質で取り込みたいニーズにはちょうどマッチします。
あとはサウンドアッププログラムで外観そのままでスピーカーを入れ替えればちょうどバランスがいいのではないでしょうか<広告>(^o^)v

年式の新しい車だと、音質向上の手法は予算別にだいたい絞られてきますが、旧車となると、時代を反映したクルマの作りの違い×使えそうな機器・工法×オーナー様のご要望の掛け算で、バリエーションが広がってきます。
当店は、難易度が高そうだったり、他店さまで断られた案件ほど燃えてしまうタイプですので、基本的になんとか答えをお出し致します。
なんとかしたいんだけど、どうしたもんだろう。というお客様はどうぞお気軽にご相談ください。
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