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インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

アバルト124スパイダーのスピーカー交換の様子です

事例No.535(お問い合わせの際にお伝えください)

アバルト 124スパイダー

システム
メインユニット:INFOTAINMENT SYSTEM / CYBER STORK JOYN SMART STATION J001-BK
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:DIATONE DS-G500
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:JOYN(バイアンプ接続)
ケーブル:M&M DESIGN SN-MS1800
コメント
標準オーディオの出力をイージーインストールで高音質がウリのJOYNに入力し、DIATONEのG500を鳴らすシステムです。

純正のハンズフリー通話の音声がヘッドレストから聞こえる利便性を活かすため、標準オーディオの入出力経路に変更を加えずに組みました。

ダッシュボード全景


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの様子です




アバルト124スパイダーのスピーカー交換とアンプ交換のシステム図です



アバルト124スパイダーのインテリアです。
同車のオーナーさんも、あのクルマのオーナー様も、もれなくご存知のことですが、当コーナーを時々御覧頂いているお客様の中にも「んっ?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

このアバルトは、日本が世界に誇るマツダ・ロードスター(ND)型をベースに開発された「外車」なんですね。
エクステリアは、パンパーのみならず、ボンネット部分も含めて、そこそこフェイスアップしているので、気付かない方がいらっしゃるかもですが、インテリアの方はラインが同じですし、吹出口の存在感も特徴的なので、わかりやすいです。
また、マツダオリジンの明確な証として、例のマツダコネクトが採用されています。

当コーナー初のご紹介となるアバルト124のオーナー様のご注文は、イージーインストールで音質アップが図れる小型アンプJOYNと、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換です。

サイバーストーク社のJOYNは、当店でちょくちょく指名買いのご注文をいただく人気商品です。
DSPまでは求めないけど、外部アンプ駆動にはしたい。というお客様のニーズに合った製品ですね。
今回は小さな筐体を生かして、運転席後ろのポケット内にインストールしました。

スピーカーはダイアトーンのDS-G500です。
HiFiナビの新市場を切り開いたSOUND.NAVIを擁するダイアトーンが誇る、日本を代表するハイエンドスピーカーです。
税別定価16万円と、価格もなかなかのものですが、期待のこもったご注文をいただきました。

接続については、「FIAT CONNECT 7.0」のデッキ部分からローレベル信号を取り、JOYNで増幅してスピーカーへ。というシンプルな流れでもいいのですが、結果的に標準システムの出力経路は維持しつつ、新スピーカーを鳴らす経路を割り込ませるようなつなぎ方になりました。

理由は一つで、標準のシステムでハンズフリー通話する場合、ヘッドレストに埋め込まれているスピーカーから相手の声が聞こえるんですね。操作系についても受話・終話がハンドルでできますし、利便性を優先してこれは維持しようということになりました。
ということで、JOYNからの出力をDS-G500にふりつつ、標準のアンプの経路にも入るようにしてあります。

それではインストールの様子をご覧ください。

フロントドア


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの様子です



黒のレザー&赤いステッチ。スポーツ系鉄板の様式ですね。

ロードスターと違って、肘掛けの下部分をスラントさせて広さを演出してあるようです。
それに伴って、手をかける部分が省略された分、メタリックのハンドルバーが装着されています。
当たり前ですが、金型から変えちゃうと結構印象が変わるものですね。

作業着手♪


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの様子です



まずはドアトリムを外します。

いざハダカになってしまうと、流石に差がありませんね。
純正BOSEのスピーカーは17センチ相当、サービルホールはモジュールパネルで塞がれています。

アウターパネル


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの様子です



アウターパネルの防振を行います。

清掃と脱脂を済ませたら、アウターパネルに防振材をはります。
防振材はデッドニング用材料として標準採用しております、サイレントコートです。
振動に対する耐性をつけるために、短冊状にカットして等間隔で貼っていきます。

インナーパネル


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの様子です



そしてインナーパネルを仕上げていきます。

インナーバッフルはMDFで制作し、ボルトでしっかり装着。前工程で通しておいたスピーカーケーブルを接続して、DS-G500をネジ止めします。

デッドニングですので、基本全面貼りです。
振動源であるスピーカー周りはもちろんのこと、全体的に覆っていきます。
モジュールパネルとの境界は、オーナー様との相談の結果、ディーラーさんでの脱着の負担を減らすよう、貼らずに仕上げました。

ツイーター取付


アバルト124スパイダーのツイーター設置の様子です



ツイーター設置の様子です。

良好なステージングを目指すなら、左右向かい合わせや、完全上向きといった、標準オーディオでよくある設置方法ではなく、前席の中央部に向けるなど、左右対称の角度をつけて取り付けたいものです。

一定のコストをご負担いただくなら、Aピラー埋め込みという手がありますが、今回はハウジングにおさめてドアの前方に設置しました。(ハウジングはG20用です)

ネットワーク設置


アバルト124スパイダーのネットワーク設置の様子です



こちらがダイアトーンスピーカー伝統のネットワークです。

ご覧の通り4個ありますね。背景をすこし。。
再生音の濁りやひずみを排除するための、いわゆるHi-Fi化を目指すシステム構築のアプローチとして、各スピーカーを駆動する信号の経路を別立てにするという考え方があります。

2chアンプ(左右1chづつ)で、セパレート2wayスピーカー(ツイーターとウーファー)を鳴らす場合、1組のスピーカーケーブルがスピーカー付属の(片側一つ・左右で2つ)ネットワークに入り、そこからツイーターとウーファーに分岐する形を取ります。

この場合、消費電力の大きなウーファーに向かう信号が、相対的に弱いツイーター側に回り込む、あるいはツイーター側の信号を不安定にさせる現象が起きます。(その前提で開発されていますので、商品グレードに応じた対策はなされるものの、因果はあります)

この影響を軽減させるために、アンプの端子を起点に、それぞれに向かうケーブルを分岐させるのが、上述の「別立て」化の一つです。ワイヤーが2本になるのでバイワイヤーといいます。
また、4chアンプ(片側2ch)でドライブする場合は、ツイーター用ch→バイアンプ用ネットワーク→ツイーターとし、ウーファーも同様に別系統にします。こちらはアンプを2つ使うので、バイアンプですね。
バイワイヤに比べて、アンプの段階から大出力用、低出力用と縁を切ることができるので、ツイーターに及ぶ影響がもっと減らせます。

今回は、JOYNの4ch出力を左右のツイーター・ウーファーに一つづつ割当て、それぞれにツイーター用/ウーファー用のネットワークをつなげていますので、システムはコンパクトですが、ハイファイの定石を押さえた仕組みになっています。

説明の順序が逆になりますが、バイアンプ・バイワイヤー対応のネットワークといっても、かならずしも4つ構成ではなく、片側1個の形式をとっているものもあります。ただ、部品同士の距離と、相互に及ぼす電気的な影響との兼ね合いで、別筐体にしてしまえ!という一線を超える場合があり、その一つがDSシリーズだった。というわけです。
(4個構成タイプは、国産だとカロッツェリアのV-173Sなどいくつかあります。ご興味があればお問い合わせ下さい。)

メインユニット


アバルト124スパイダーのアンプ設置の様子です



最後はメインユニットとなるOYN SMART STATIONです。

アップでちょっとわかりにくいかもですが、運転席後ろのポケット内です。
こちらにJOYN本体と、接続配線キット(NDSK02)の構成部品の一部収めています。

手前においてあるのはコントローラーで、赤レザーのカバーはオプションです。

作業後記


アバルト124スパイダーのスピーカー交換とデッドニングの事例です



今回はちょっとレアなクルマのJOYNスマートステーションによるサウンドアップ事例をご覧いただきました。

最近のクルマは、「純正デッキ」にあたる機器を区分けできないほど、車両の制御や通信などの機能が入り組み、昔のように容易に交換できなくなりました。
それらへの解決策として、プロセッサアンプの導入はかなり有力な手段であり、実際に多くのお客様にご導入いただいておりますが、スピーカー交換・防振と言った音のドア周りの費用を別として、15万円〜の予算は必要になってきます。

スピーカーユニットごとの帯域分割・タイムアライメント・イコライジングといった、プロセッサーならではの機能をつかって好みの音作りを楽しんでみたいという想いもお有りであれば、そう高くもない投資ですが、そこまで突き詰めなくても、とにかく気持ちよく聴ければいいんだけど。。という方には、少々高く感じられる価格かもしれません。

その点で、プロセッサーのような調整機能はもたないけれども、ブルートゥースとハンズフリーの実用性は備えつつ、実用域の音を心地よく聴かせる小型アンプに開発リソースの多くを割り当て、ハーネス込み製品価格が5万水準のリーズナブルプライス で収まるこの製品はなかなか有力な選択肢だと思います。

本体・コントローラー部ともにコンパクトなので、インストールスタイルの自由度は大変高く、今回のようにポケット内に収めてしまうという荒業も可能です。

当製品単体で、またドア防振とセットで、はたまたサウンドアッププログラムによってスピーカー交換までセットでと、組み合わせ自由です。
ご予算に応じてご検討いただければと思います。

ご連絡はコチラからどうぞ♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!