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Alfaromeo4Cのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • アルファロメオCのスピーカー交換とデッキ交換

  • 事例No.478(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    Alfaromeo 4C

    system

    メインユニット:Carrozzeria DEH-970
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL GX600C
    リアスピーカー:無し
    パワーアンプ:内蔵マルチ接続
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    デッキ交換を含むサウンドアッププログラムを施工しました。

    デッキはカロッツェリアのDEH970を使い、ネットワークモードでフロント2wayをマルチ制御しています。

  • ダッシュボード全景


唯一無二のスポーティーが外観にふさわしく、とてもスパルタンなコクピットです。

スパルタンというより、レーシーという形容のほうがぴったりでしょうか。センターのスイッチ群が完全にドライバー側向いちゃってて、実にいい感じです♪
全長は4m弱で全高も118cmとコンパクトなので、身長183cm、体重110kgの店長が座れなそうなくらいタイトな印象がありますが、予想に反してすんなりと座れました。
シートにしっくりと収まって、これまたいい感じです。スポーツカーいいですね♪

そんな個性豊かなマシンですから、音もビンビン行きたいということで、ヘッドユニット取り付けと、サウンドアッププログラムの施工を承りました。

ヘッドユニットは当インストールギャラリーに度々登場しております、カロッツェリアDEH-970です。
50W内蔵アンプを4基搭載し、タイムアライメントをはじめとするキメ細かなプロセシングが出来て、たったの35000円というデフレ時代が産んだゴールデンチャイルドのような製品です。

これに組み合わせるのはJBLの2wayユニットGX600Cです。こちらも15000円と超低価格ながら、JBLらしいスピード感のある明るい音色が楽しめます。
これをサウンドアッププログラムでカスタムインナーバッフルを介してしっかり取り付け&入念ドア防振。スピーカーケーブルも交換して、音の出口をワンストップで整備してしまいます。

芸術的な造形を誇るスポーツカーに、確かな付加価値を重ねられるよう、しっかり作業したいと思います(`・ω・´)ゞ
インストールの様子をどうぞ御覧ください♪

  • メインユニット

    こちらがカロッツェリアの問題作、DEH-970です。

    CD・SDカード・USB・bluetoothとマルチなソースに対応、オペアンプ・DAコンバーターを始めとする基幹部品にもこだわり、現在のカーオーディオシーンに不可欠なプロセシング機能(タイムアライメント・帯域分割・イコライザー)まで盛り込んでしまい、世が世なら10万円を超えるハイエンドデッキでしか成し得なかった機能満載で35,000円という、そこそこのオーディオ歴のある方に激しいめまいを覚えさせる、仰天価格の驚愕商品です。

    このデッキのスピーカーの接続方法は2種類あります。
    ツイーター、ミッド、ローの3wayユニットを個別につなぎ、それぞれに精細なマルチ調整を行える3wayネットワークモードと、(2wayあるいはフルレンジの)フロント、リア+パワードサブウーファーのスタンダードモードが選べるようになっています。

    今回はフロント2wayのみで、リヤスピーカーもありませんので、ネットワークモードで接続しました。
    デッキ本体に内蔵される4つの50Wアンプをツイーターとウーファーそれぞれに一つづつ割り当てて接続し、個別に制御。車室内の音響的なハンデを補正して、ドライバー着座位置で自然に聴ける音像を形成します。

    セッティングには1時間強かけてお渡ししますが、スピーカーの初期エージングが終わったところでの再調整も追加料金ナシで対応させていただいています。

  • ドア全景

    車体はコンパクトですが2ドアですので、それなりの大きさが有ります。

    車両フレームの合成を高めるためか、サイドシルがたっぷりと厚めに取られています。
    ドアはFRP製の軽量仕様で、厚さも薄め。
    895kgという軽量ボディを実現するために、随所に工夫がされています。

    スピーカーはツイーターとウーハーの両方がドアにレイアウトされています。

  • 第二段階

    それでは作業に入っていきましょう、

    ドアトリムを外すと現れる光景です。
    周囲だけ黒く塗ってあるので、アウターパネルにいきなりスピーカーが乗っかっているように錯覚しますが、リブが縱?にめぐらされている白いパネルはインナーパネルです。

    そして、白いプラ板のように見えるのが定番のスポンジ状シートで、サービスホールを塞ぐために貼り付けられています。

  • 第三段階

    サービスホールを露出させたら、アウターパネルの防振を行います。
    防振材は当店の定番、オーディオテクニカのAT7560Rです。

    前述の通りこのドアはFRPで出来ています。

    一般的な金属製のドアに比べるとめちゃくちゃビビりそうな印象を持たれるかと思いますが、FRP(ガラス繊維+樹脂)のパネルは、薄さを極めた高張力鋼板よりも厚みがあるので、全くそんな感じではなく、普通(笑)というか、エンクロージャーとして見た場合、金属製のドアと同様に捕らえて良いように思います。

  • 穴発見!

    ドアのアウタパネルを清掃している際に気付きました。
    ドア筐体の底面に肉抜きの後。
    まるでレースカーですね(笑)

    ここまで大胆にやってあると、塞いじゃうのは心理的に抵抗ありますね。
    水抜きという解釈が出来なくもないので、ここは手を付けずにすすめます。

  • オリジナルスピーカーバッフル制作

    ちょっとバッフルにクローズアップ!です。

    コーンの垂直を保つため、バッフルをスラントさせて制作しました。
    ドアトリムとウィンドウモーターとのクリアランスがギリギリでしたので、内装の干渉しそうな部分は削って対策をしています。

  • 第四段階

    最後にインナーパネルの防振を行います。

    前のコマでも触れましたが、ファイバー製パネルなので、リブが随分たくさん入れてありますね。
    サービスホールを塞いで、相対的に弱そうなところを押さえていきます。

  • スピーカー比較

    ちょっと資料映像ということで、スピーカーの比較をしたいと思います。
    向かって左がJBL、右側が純正スピーカーです。

    純正の方はプラスチック製のスピーカーバスケットと、取り付け用のフランジが一体成型されているワンピース構造になっています。
    対して、JBLは金属バスケットです。

    大きく違うのはマグネットの大きさですね。どちらもフェライト磁石なので単純に大きさだけで比較してよいわけですが、JBLのほうが格段に大きいですね。
    このマグネットの大きさと、アンプの出力の程度によって、コーンの駆動力に差が出ます。

  • ハンズフリーマイクの設置

    今回交換したDEH-970には、本機と携帯電話をbluetooh接続して、ハンズフリー通話ができる機能がついています。

    邪魔にならないピラーの頂点にマイクを設置しました。(左ハンドルなので写真は左側ピラーです)

  • 作業後記

    今回はヘッドユニット交換を含むサウンドアップの事例をご覧いただきました。

    スピーカー交換、ドア防振、デッキ交換、ケーブル交換、プロセッサー、電源・・・・と音質向上を目的とする手立てはたくさんありますが、最も低コストで、最も聴感上の違いが体感できるのが、スピーカー交換&ドア防振&スピーカーケーブル交換です。
    よって、この「音の出口の環境整備」を全てに優先して施工していただけるよう、サウンドアッププログラムをオススメしています。

    この次に、ソースの方に手をかけようということで、車両の条件が許せばデッキ交換や、プロセッサー設置が視野に入ってくるわけですが、1DIN確保できるおクルマで、リーズナブルにタイムアライメントデビューしてみたい方には、今回ご紹介したDEH-970は超オススメです。
    この機能でこの価格。。業界の秩序を破壊するコストパフォーマンスの高さです。

    今回のように標準で2wayのクルマであれば、4チャンネルアンプ内蔵のこのデッキ一台だけでマルチが組めますし、パワードサブウーファーを足してグレードアップも可能です。
    また3wayのクルマなら、ツイーターとミッドを内蔵アンプで鳴らし、アンプを1枚追加してロー(ウーファー)を鳴らす本格的なマルチシステムを組むことも出来てします!

    プロセッサ機能のあるシステムを組むと、スピーカーの安定した稼働のための取付品質と並んで重要なのが調整の技術です。

    各スピーカーユニットに担当させる帯域を決めるクロスオーバー設定。設置位置がバラバラな各スピーカーの音の耳への到達時間を揃えるタイムアライメント設定。車室内の複雑な形状の影響で生じる音程の凸凹を抑えるイコライジング。これらの調整がきちっと出来て初めて、投資の果実にたどり着くことが出来ます。

    当店では、アナログの時代から、インストール技術とならんで調整技術も「商品」であると認識しております。
    そのため、調整技術練磨のための各種勉強会への参加や、現場での経験の蓄積を行い、また、音声測定器SIEGの導入による検証手段の充実も図っております。

    お客さまのお好み、ご予算に応じて、総合力でお応えいたします。
    どうぞ安心してお任せください。ご質問・ご用命のご連絡はお気軽にどうぞ♪
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