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サウンドプロ

トヨタスープラのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 80スープラのスピーカー交換

  • 事例No.440(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ スープラ

    system

    メインユニット:ECLIPSE 2DIN AVN
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL 670GTi
    リアスピーカー:無し
    パワーアンプ:JBL GTR7535
    ケーブル:SUPRA classic2.5H

    comment

    レーシングドライバー織戸学選手のRIDOXスープラです。

    JBLフラッグシップの670GTiにNewアンプGTR7535の組み合わせ+オリジナルバッフル+デッドニングで、下から上までしっかり出るいい車ができました♪


    お客様から感想のメールをいただきました。

    (個人/団体名、必要に応じて商品名は伏せさせていただいております。)

    織戸選手のブログから2エントリーご紹介〜

    11/26 お引き渡し直後

    11/27 イベント終了

  • 織戸学選手自ら御来店!

    今回のスープラのオーナー様はドリフト界のプリンス。織戸学選手です(^o^)

    2016年11月27日に富士スピードウェイで開催されたTOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL 2016内で企画された、JBLとMAX☆ORIDO RACINGとのタイアップイベントで展示するため、織戸選手のRIDOXスープラにJBLのユニットをインストールする仕事をご依頼頂きました。

    当店は前々からJBL製品を取り扱っておりますので、ま、その取引関係でアレしたんでショ?と思われるかもしれませんが、実はガチンコなのです。。
    当店のインストーラー江口くんが個人的に織戸選手の大ファンで、ここ数ヶ月でお知り合いになれたのと、カレの仕事の成果である自分の80スープラのオーディオを御覧いただいたのがキッカケでご用命につながりました。

    そんなワケなので、車両も織戸さん自らドライブでお持込み♪という冗談のような展開です。

    で、早速その内容です♪
    インストールユニットはJBLのフラッグシップ2wayスピーカー・670GTiと、5chアンプ・GTR7535です。
    スピーカーは、その実力を目一杯引き出すべく、セミアウターバッフル形式で取り付けます。
    アンプの方は、魅せるインストールをテーマに、スピーカーに付属する2つのネットワークと一緒にリアトレイ付近に設置。
    江口くんのコダワリや美的センス!もフル投入して、力いっぱい仕上げました。
    そして、この機会に(前々からの懸案でもありましたが)スープラ用メニューとしてSupra SoundUp Programとしてパッケージ化することにしました。

    当エントリでは、織戸選手の実車のインストールの様子と合わせて、まったく同じ670GTiプランの見積り例をご紹介するのとあわせて、もっとリーズナブルに楽しんでいただくために、スピーカーをエントリクラスの製品にチェンジし、既にお使いのナビデッキなどの内蔵アンプを活かして駆動するGXプランも2つご紹介いたします。

    リーズナブルといっても、スピーカー稼働の大前提となる、スピーカー固定用の特殊形状のカスタムバッフルとデッドニングのクオリティは妥協ナシ!
    スポーツカー特有のエンジンやマフラーの音にも対抗できる、大ボリューム対応型のしっかりインストールです。

    エントリの最後までどうぞお楽しみください〜〜〜☆

  • ダッシュボード全景

    スープラ乗りなら多くの方がご存知のRIDOXスープラのコックピットです。

    今や、赤・黒・カーボンはお約束ですが、オーナー様がオーナー様だけに、一段も二段も特別に見えちゃいますね。

    よくみるとロールゲージはダッシュボード貫通タイプ。由緒正しきレーシング仕様ですね

  • フロントスピーカー

    JBLのフラッグシップモデルである670GTi(税別定価10万円)です。

    素敵なカーボン製のドアトリムは、純正品と全く同じ形状に作られているので、所定の位置にしっかり固定できるようにインストールしました。

    わざわざ「所定の位置にしっかり固定できるように・・」という表現したのにはワケがあり、後の工程で詳しくご説明しますが、純正スピーカーはドアトリムについているスピーカーグリルと同じ大きさでもなければ、その位置についているわけでもなく、実はもっとグーッと小さく、センターも全然ズレたところに位置しているんです。

    この写真だけご覧になると、ほとんどポン付けに見えますよねー。
    でも、実は複雑な形状のパーツの切り出しと組付け、そして個体差を考慮した微妙な寸法合わせ。いわゆるワンオフ的作業が必要となるのです。

  • ドアトリム取り外し

    それでは作業を順に説明いたします。

    これは最初にドアトリムを外したところのショットです。
    こういった車ですから、機関系も外装のほとんどがオリジナルから変更されているのでしょうけども、このビニールは絶対最初っから変わってないですよね。黄ばみ具合がいい感じです(笑)

    当然、純正スピーカーも変わってないでしょう。

    純正スピーカーは、このカットで見納めですので、簡単に説明しますと、前述のように、ドアトリムについている純正スピーカーグリルよりも2回りほど小さく、センターも下方向に5センチ位オフセットした位置にあります。

    この小径ユニットを空中に浮かしてつけても、振動が拡散してしまって音らしい音にならないので、右下方向に展開しているプラスチックのハコで共鳴させる構造になっています。

    とは言え、オーナー様なら御存知の通り、音の方は微妙ですね。
    なお、写真のスピーカーは程度が悪くありませんが、年式の関係で、このスピーカーのダンパー(まわりのゴム)がボロボロになっていて、音以前の問題になってしまってるケースもかなりあります。

  • ドア施工の準備

    ドアをスピーカーボックスとして作り込む下ごしらえに移ります。

    前カットでごらんいただいた純正スピーカーを外し、ドアオープナーなどの部品も一通り外します。

    合わせてビニールシートと剥がし、シートを接着していたブチルゴムを丁寧に除去。その後、防振材がしっかり貼り付くように、全体を脱脂清掃します。

  • アウターパネルの防振

    パット見、前のカットとおなじに見えるかもですが、アウターパネル(奥の鉄板)を見てください。
    縦方向に防振材が貼ってあるのがおわかりでしょうか?

    ドアのハコをスピーカーボックスに仕立てるために、アウターパネルとインナーパネルにそれぞれ防振材を貼り付け、ビビリを抑えるようにするわけですが、その第一段階として、アウターパネルに貼っているところです。

    防振材はロシア製のStPというブランドの製品を使います。比重の重さの割には軽量なのが特徴の防振材です。

  • バッフルの制作と固定

    次に、スピーカーを固定する板(バッフル)を制作し、インナーパネルに固定することになります。

    スープラのインナーパネルは、一般の車とは違って、スピーカーをスコンとはめられるような形状をしていないため、社外スピーカーを取り付ける場合は、図のような特殊な形状のバッフルをカスタム製作して、土台をこしらえる必要があります。

    純正スピーカーユニットの取り付け穴を活かして、まな板のような広い板と、リング状のパーツとの2.5ピースの構成で作ります。

    素材は硬質MDFを使います。防腐・耐水の加工のために、ノックスドールのようなチッピングコート剤を使ってみました。

    高音質追求型のMDF改質剤として、アップタイトサウンドというペイントを含浸させる手法を古くから用いてますが、今回のチッピングコート材は、前出の主目的をしっかり果たせるほか、防振材の貼り付き(食いつき)もかなり良好なので、今後の加工剤の選択肢の一つとして取り入れようと思います。

  • インナーパネルの仕上げ

    次はインナーパネルの仕上げに入っていきます。

    まず、前コマで説明したバッフルをボルトで固定します。
    バッフルのリング状のパーツは、スピーカーがドアトリムの外側のちょうど顔を出すように、背が高く作ってあります。そのため、リングの内側も数センチの高さとなり、無加工のままでは、音(波動)が通過するにあたって抵抗が生じるので、奥に行くに従って広くなるようにテーパー加工を施すとともに、内面にアルミテープをはり、面を平滑に仕上げておきます。

    次にドアヒンジ部分のブーツを経由して、スピーカーケーブルを通過させた後、インナーパネル全面を防振材で覆っていきます。

    これにより、アウターパネル・インナーパネル両面の比重が増し、そこそこのボリュームで鳴らしてもビビらなくなるのは当然のこと、比重の高い素材で包まれ、気密性が増すことで、低ボリュームの再生においても、デッキからの信号に対するコーン紙の動きがリニアになり、ディテールの潰れない音が楽しめるようになります。

    最後になりましたが、写真の青と緑の円は、純正スピーカーと今回造成したスピーカーの位置の差を表しています。
    今回の施工によって設定した緑の位置が、ドアトリムに開いているスピーカーグリルと同じ位置であり、また、スピーカーがベストパフォーマンスを発揮できる位置でもあります。

  • カーボンドアトリムの防振

    車両お預かり時から、まじまじと見つめてしまうかっこよいカーボンドアトリムですが、軽量がウリのこういうパーツは盛大にビビりそうですよね(笑)

    ということで、こちらの裏面も防振を行います。
    基本的に、角やリブが立っているようなところに比較して、平らな面が一定以上の広さで広がっているところのほうがビビりやすいので、平面を中心に攻めていきます。
    貼り付けた周囲にも効果は及ぶので、何が何でも敷き詰める必要はありません。

    左上に670GTiのツイーターも取り付けて作業完了!あとは戻すだけです♪

  • ドアの完成

    これにて、ドアが完成しました。

    スピーカーグリルのカーボン部分と、ドアパネルが至上のマッチングを見せていますが、これは670GTi付属のグリルです。
    アルミとカーボンのクールな表情がなんとも言えませんね。

    フロントを眺めてると時が経つものも忘れてしまいます。
    このくらいにして、リヤに作り込んだアンプの方に移動しましょう。

  • パワーアンプとネットワーク

    アンプとネットワークをリアトレイ部分に作り込みました。

    アンプはJBLのGTR7535(税別定価9万円)というモデルです。
    元からついていたECLIPSEの2DINナビヘッドからの音声信号が入力されています。
    そこから左右のチャンネルに別れたスピーカー出力が、両サイドにあるネットワークに入力され、そこからフロントの2wayスピーカーへ向かう。という接続になっています。

    これらを格納するアンプトレイは、ご覧のようにリヤシートバックの上に作り込んでいます。
    リアトレイ全面に展開しているわけではなく、前方にコンパクトに作っているので、トランクフロア下のスペースへのアクセスも可能です。

    また、アンプトレイはシートバックのヒンジのボルト穴を使って固定しているので、メンテナンスや、走行会などで重量を減らしたいときには、外すことができます。
    ※その間は当然オーディオレスですよ(汗)

    このアンプはJBL最新の製品で、小型、高出力(2300W)の5ch対応アンプです。
    最近の音源はCDよりもiPhoneなどのデジタルソースに移行していますが、信号圧縮時に損なわれた(と想定される)データを回復させ、表現力を高める新機構が組み込まれています。

    おもしろ機構が「パーティーモード」プレイです。
    これはBluetooth接続でデバイスを最大3台まで同時にペアリングし、交互に音楽再生ができる機能です。
    Bluetooth接続を切り替える手間がなく、簡単に複数のデバイスで音楽を楽しむことができます♪

  • Supra SoundUp Program 織戸選手プラン お見積

    Supra SoundUp Program 670GTi(織戸さんモデル)の最後の写真は、アンプのコントローラーです。

    従来の一般的なアンプの場合、別体式のコントローラーは付属しませんが、GTR7535の場合、デッキ経由 or Bluetooth経由の切り替えと、ハンズフリー通話の発着信の制御のためのコントローラーが付属します。

    織戸選手のスープラはちょうどいいところにロールケージがあったので、ここにつけてますが(笑)オーナー様のご要望に応じてお好みの位置につけられます。

    それでは、ここでSupra SoundUp Program 670GTiプランの見積り例をご案内します。よりリーズナブルプライスで組んだ別プランは、この後でご紹介しますので、合わせてご覧ください。

    ★Supra SoundUp Program 670GTi織戸選手プラン
    JBL 670GTi ¥100,000
    JBL GTR7535 ¥90,000
    セミアウターバッフル制作 ¥80,000
    ツイーター取付加工 ¥9,000
    デッドニング ¥52,000
    トランクワーク ¥100,000
    配線引き回し ¥35,000
    電源引き込み ¥12,000
    スピーカーケーブル(入力用)
    audiotechnica AT-RS130(¥900/m x4) ¥3,600
    スピーカーケーブル(¥1,300/m x20) ¥26,000
    --------------------------------------------
    小計 ¥507,600
    消費税 ¥40,608
    合計 ¥548,208

    施工予約・ご質問はお気軽にこちらからどうぞ♪
    ・カラーリング変更やアンプの差し替えなど、当プランをベースにしたカスタマイズにも対応いたします♪
    ・電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

  • ★Supra SoundUp Program GX-Aプラン(ツイーター分離型)


こちらは、670GTiプランのフロントのルックスをキープしつつ、ナビなどのデッキに内蔵されているアンプを活用し、外部アンプの増設を行わないことで、予算を抑えたプランです。

スピーカーはエントリーグレードのユニットになりますが、サウンドへの寄与度で言うと、しっかり作り込んだバッフルと入念なデッドニングが半分以上を占めるわけで、その点では、670GTiプランと何ら変わりません。

過給ナシで、タイヤもSじゃないけども、同じフレーム・トランスミッション・サスペンションでパフォーマンスを追求する。SZ-R的なイメージのプランだと思います。

★Supra SoundUp Program GX-Aプラン
JBL GX600C ¥15,000
JBL 670GTiグリルパーツ ¥15,000
セミアウターバッフル制作 ¥80,000
デッドニング ¥52,000
ツイーター取付加工 ¥6,000
ネットワーク取付施工費一式 ¥12,000
配線端末処理一式 ¥10,000
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小計 ¥190,000
消費税 ¥15,200
合計 ¥205,200

施工予約・ご質問はお気軽にこちらからどうぞ♪
・当プランをベースにしたカスタマイズにも対応いたします♪
・電話もお気軽に♪03-5913-8450です!

  • ★Supra SoundUp Program GX-Bプラン(ツイーター一体型)


こちらは、GX-Aと同じコンセプトですが、ツイーターを取り付ける穴を開けたくないというオーナー様向けに、ツイーター一体式のスピーカーで組んだプランです。

波動を発生させる道具(スピーカー・ツイーター)の前にはできるだけ障害物が無い方がよく、特に音の指向性(直進性)が高いツイーターについては、前にグリルが来ないほうがベターなのは間違いありません。しかしながら80の場合、スピーカー位置がヒジのライン位で、一般的な車に比べてグッと高いので、耳に音が届くまでの障害物がもともと少ないという知る人ぞ知る大メリットがあるのです。
実用域で十分に楽しんでいただける選択であるのは間違いありません。
ドアトリムいたわり派のオーナー様はこちらをどうぞ♪

★Supra SoundUp Program GX-Bプラン
JBL GX602 ¥10,000
JBL 670GTiグリルパーツ ¥15,000
セミアウターバッフル制作 ¥80,000
デッドニング ¥52,000
配線端末処理一式 ¥10,000
--------------------------------------------
小計 ¥167,000
消費税 ¥13,360
合計 ¥180,360


施工予約・ご質問はお気軽にこちらからどうぞ♪
・当プランをベースにしたカスタマイズにも対応いたします♪
・電話もお気軽に♪03-5913-8450です!