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サウンドプロ

スズキアルトワークスのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • アルトワークスのデッキ交換とスピーカー交換

  • 事例No.414(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    スズキ アルトワークス

    system

    メインユニット:Carrozzeria FH-4200
    デッドニング:フロントドア
    フロントスピーカー:JBL GX600C
    リアスピーカー:なし
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    標準ではコアキシャルスピーカーのアルトワークスに2wayセパレートスピーカーを取り付けました。
    ツイーター設置に際して、ミラー裏のクリアランス確保のために回避策を講じました。
    デッキはカロッツェリアの2DIN、FH-4200です。

  • ダッシュボード全景

    アルトワークスのデッキ交換です。カロッツェリアのFH-4200を取り付けました

    ワークスでないアルトとほとんどの部品は共通のようですが、黒トーンでスパルタンな印象にまとまったダッシュボードです。
    テストドライブで試走させて頂きましたが、ハイパワーエンジンとマニュアルシフトでとても楽しいですね♪

    今回はヘッドユニット交換と、サウンドアッププログラムで音の出口の整備です。

    ヘッドユニットはカロッツェリアの2DINタイプのFH-4200(税別2万円)、スピーカーは、JBLの2wayセパレートのGX600C(同15,000円)を起用します。

    FH-4200は4チャンネルアンプを内蔵しており、カロッツェリアお得意のネットワークモードで運用できるので、2wayユニットをダイレクトに繋いできめ細かな音作りを目指します!

  • メインユニット

    アルトワークスのデッキ交換です。カロッツェリアのFH-4200を取り付けました

    メインユニットをカロッツェリアのFH-4200に換装しました!
    パイオニアの今季の最新機種です。

    CD、USB(flac対応)、blutoothと主要ソースにフル対応し、DSP搭載でタイムアライメントとイコライジングが可能。前述のとおり、ツイーター、ウーファーを個別に接続するネットワークモードで本格的な音作りができます。

    スマホとの連動により、スマホ側からの選曲等の操作ができる楽しい機能や、ステアリングリモコン対応の便利機能も盛り込んで、価格は驚きの2万円!
    この価格たるや、デフレの産物であることは間違いなく、マクロ的には手放しで喜んでちゃいけないのですが、日々を楽しく過ごすことも大切故、コストパフォーマンスの高さは喜んで享受することといたしましょう♪

  • フロントドア全景

    アルトワークスのスピーカー交換です。JBLのGX600Cを取り付けました

    びっくりするほど薄いドアです。

    安全を担保する強度と、環境のための軽さ、商品性を演出するための質感の3要素をここまで高次元でバランスさせる技術には、畏敬の念を禁じえません。。「アルト47万円♪」の頃の軽自動車じゃないですね。別物です。(ちょっと話がズレますが、先日こんな記事を目にしました。)

  • 第二段階

    アルトワークスのスピーカー交換です。JBLのGX600Cを取り付けました

    内装を外して、作業を進めてまいりましょう。

    サービスホールは、ビニールに覆われているので綺麗に剥がし、接着剤のブチルゴムの清掃、脱脂と駒を進めます。
    随分豪華な純正スピーカー。。ではなくて、アルパインの同軸スピーカーです。吸音のスポンジまでついています。

    実はこれ、オーナー様によるDIYです。
    当店に施工のご依頼をいただいたものの、ピットの都合で作業まで2ヶ月お待ちいただくこととなってしまい、その間のつなぎとしてご自身で手を付けていただいたのでした。(お待たせしてしまってスイマセンm(_ _)m)

  • 第三段階

    アルトワークスのスピーカー交換です。JBLのGX600Cを取り付けました

    早送りでインナーパネル完成後のコマに飛んでしまいました。

    ビニール撤去後の脱脂清掃を終えた後、アウターパネルに短冊状にカットした防振材を貼り、インナーパネルも全面覆いました。
    使用した防振材はどちらも、stp BOMB AEROです。

    JBLのGX600Cのウーファー取付けに際しては、MDFで製作したインナーバッフルを介在させて足場を固めています。

  • ドアトリム

    アルトワークスのスピーカー交換です。JBLのGX600Cを取り付けました

    ドアトリムの裏側を御覧頂いています。
    前述のとおり、諸々の条件を見事に満たした素晴らしいパーツであるのですが、「スピーカーボックス前のカバー」としての別要件を設定してしまうと、軽さゆえのビビリへの対処が必要になってきます。

    そこで、積水樹脂のレアルシルトを使って対策を施しました。ウレタン樹脂をアルミシートで挟んだハイブリッド素材です。
    今回のシステム構成(出力)を前提として、この程度貼っておけば、ビビリの心配はほぼなくなります。

  • ツイーター加工取付

    アルトワークスにツイーターを取り付けました!

    ある意味、今回の一番の見どころのミラー裏のツイーターです。

    標準ツイーターの位置にトレードインしました。。と解説させていただくパターンが通例なのですが、アルトのスピーカーはドアの同軸スピーカーのみで、もともとセパレート式のツイーターが装備されていないため、今回新規に取り付けました。

    ホルソーで丸く穴を開け、JBLのGX600Cに付属のツイーターを取り付けているわけですが、実はあまり簡単な作業ではありません。
    このクルマの場合、ドア全体が薄く設計されているため、真裏のドアミラー配線のカプラーが肉薄しており、ツイーターユニットを埋め込む事ができません
    よって、カプラーを移設してクリアランスを確保する手順を踏んで取り付けています。

    ダッシュボードの両端に置き型で設置する方法もありますが、このクルマの面構成のバランスだと、この位置が最も収まりがよいような感じがします。

  • 作業後記

    今回はアルトワークスのサウンドアップ事例をご覧頂きました。

    DINサイズのデッキ取り付けスペースの確保はおろか、デッキ交換そのものができないクルマも少なくない中、スパーンと2DINを飲み込んでくれると愉快ですね♪

    本文中でも紹介しましたとおり、カロッツェリアから発売になったばかりの当機は、スマホリモート操作を初めとする充実の機能が2万円という低価格で楽しめるのはナカナカの価値だと思います。DEH-P01DEH-970といったハイエンドまでいかずとも、中〜低価格帯で気軽に楽しめる1DIN・2DINデッキがありますので、取り付けスペースの事情が許すお客様はどうぞ検討なさってください。カロッツェリアのメインユニットのページ

    あと、最後のコマで解説させていただきましたように、制約の関係で難易度が高い取り付けについては、何らかの解決策が見いだせるよう努めております。
    量販店さんで対応不可と回答されたような場合でも、どうぞお気軽に御相談ください。