ホンダジャイロキャノピーのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
-
事例No.369(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ホンダ ジャイロキャノピー
system
メインユニット:μDIMENSION MCMP-01
フロントスピーカー:JBL GTO609C、JBL GTO429
サブウーハー:JBL GTO804
パワーアンプ:JBL GTO-804EZ、JBL GTO-751EZ
ケーブル:audiotechnica
バッテリー:ODYSSEY LB1200
セキュリティー:μDIMENSION MCMP-01comment
ジャイロキャノピーに2way+サブウーファーをインストールしました。
メディアプレイヤーをヘッドユニットとし、フロント4スピーカーをFRP製カスタムエンクロージャーに収めました。
大型ドライバッテリーも装備し、DIYとは一線を隠した本格仕様です。
-
ダッシュボード(?)
同車のオーナーさんには目が点のゴージャスなダッシュボードです。
本来は中央のスピードメーター1個だけというシンプルな仕様ですが、3連メーターとスピーカー群をインストールしています。
3連メーター部分のパネルは、サードパーティーのメーカーから比較的安価に発売されている製品を使用し、両サイドの10センチコアキシャルと、16センチのアウターバッフル?部分はそっくりFRPで制作しています。
本来のダッシュボードは、必要最低限の奥行きしかなく、手前の16センチスピーカーが付いている部分は全く新規に拡張しています。これに伴い、深さ20センチ強のエンクロージャーもFRPで制作しました。
前置きが長くなってしまいましたが、今回のシステムはヘッドユニット(メディアプレーヤー)+フロント2way+サブウーファーという構成になります
-
メインユニット
バイク用に発売されているμDIMENSION製のメディアプレイヤーです。
ちょっと安心のセキュリティー機能も持っています。
製品の構成としては、2つの小型スピーカーがセットになっていますが、今回は再生部のみ使っています。
小型ですがUSB、SDカード(1GBまで)、AUX、FMと盛りだくさんです。
普段はSDカードに.wmaに圧縮した音楽データを再生しています。
-
パワーアンプ(サブ用)
サブウーハーを鳴らすアンプ(JBL GTO-751EZ)です。
写真を御覧頂いてお分かりのように、ステップ部分中央にタテに設置してありますが、本来のステップは、一般的な原付と同様、中央に仕切りのないフラット形状です。
ここに、カスタム制作したアンプラックを立ち上げ、アンプと前出のヘッドユニットをインストールしています。
-
パワーアンプ(フロント用)
車両左側に転じますと、フロントスピーカー用アンプ(JBL GTO-804EZ)がインストールされています。
お分かりの通り、右側のサブウーファーアンプと背中合わせのシンメトリー配置となっています。
4チャンネル駆動のアンプですので、ダッシュボードの16センチ2wayと10cmコアキシャルを疑似3wayとして使用しています。
このアンプはハイパスフィルターを装備しているので、調整次第でいい感じに聞こえます。
ちなみに納車時の設定値は以下のとおりです。
10センチ:200Hz以上
16センチ:80Hz以上
サブウーファー:80Hz以下
※10センチコアキシャルはネットワークのアッテネーターでツイーターの出力を落としてバランスをとっています。
-
バッテリー
ジャイロキャノピーの最大の差別化ポイントである大型のリヤトランク。当車両は上下二段式のボックスを備えています。
本来はピザや寿司、カレーやハンバーガーが積載される位置ですが、下段のボックスをそっくりオーディオのために使い、ほとんど荷物が乗らない状態になってしまってます(笑)
写真に写っているのは、オーディオ用のオデッセイ大型ドライバッテリーです。
ラックの下には、充電器を設置しています。
充電器は本来、自宅で使う機器ですが、オルタネーターの発電容量が少ないので、出先で追加充電したくなった時を想定して車両に固定してしまいました(笑)
なお、イベント会場では、このバッテリーだけで6時間以上鳴らし続ける事が出来ます。
※シート下に設置されている純正のバッテリーは撤去し、このドライバッテリー1つのみで運用しています。
-
サブウーファー
前出のバッテリーを取り外すと、奥のサブウーファー(JBL GTO804)にアクセスできる構造になっています。
写真はサブウーファーのMDF製エンクロージャーの一部(天上と手前)を取り外し、ユニットを露出させた状態です。
サブウーファーのコーン面と接している、宅配ボックスの底板部分は丸く穴を開けてあり、低音が大地にとどろく構造になっています。
周囲に貼りめぐらされた防振剤(レアルシルト)は、宅配ボックスのビビリのために施工しました。
作業後期−−−☆
今回はインストールギャラリー初となるバイクの事例ご紹介でした。
施工そのものは、ごくごくたまに承ることがあるのですが、ご紹介は初となります。
バイクと言っても、エンジンと発電機とバッテリーがあり、12ボルトで動作している点ではクルマと条件は同じですので、個別車両の構造が理解できさえすれば、施工になんら制約はなく、今回の事例のように2way+サブウーファーといった構成も可能です。
今回の事例のように本格的な仕様にすると、新車車両価格を超える予算が必要になってきますので、どなたにもオススメできるプランとは言いがたいですが、仕事も遊びも全開で!という楽しいお客様には、いくらでもご提案の引き出しはございます。
お問い合せはどうぞお気軽に♪♪