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RENAULTメガーヌRS トロフィーRのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.360(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    RENAULT メガーヌ RS トロフィーR

    system

    メインユニット:純正
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL MS52C
    リアスピーカー:純正
    サブウーハー:DD AUDIO LE-M06
    プロセッサーアンプ:audison prima AP5.9bit
    ケーブル:SUPRA classic2.5H

    comment

    メガーヌのホットモデルに発売されたばかりのaudisonのプロセッサアンプAP5.9bitをインストールしました。
    内蔵の5チャンネルアンプでフロント2way+サブウーファーをドライブしています。

  • ダッシュボード全景


メガーヌのスポーツモデル、メガーヌ・スポールの中でも最上グレードのトロフィーRとあって、フルバケットシートに6速マニュアル。レザーとアルカンタラで彩られたアグレッシブなインテリアです。

今回のシステムは、純正ヘッドのスピーカー出力をaudisonのプロセッサアンプPrima AP5.9bitに入力し、同機内蔵の5チャンネルアンプ(20W x 2ch + 50W x 2ch + 140W x 1ch)をツイーター×2、ウーファー×2、サブウーファー×1に繋ぐシンプルな構成です。

audisonのPrima アンプシリーズでは、AP8.9bit(税別10万円)が有名ですが、今回の5.9bit(同96,000円)は最近発売になったモデルです。
いずれも9ch DSPを内蔵している点が共通で、8.9bitには35Wアンプが8つ備わっている点が異なります。

一見、8.9の方が数字が大きいので(笑)上位グレードのように感じられますが、DSPの仕様はいずれも同一で、アンプ構成のみ変えてあるだけで、システムに応じて選択する同格の製品です。
特に今回のようなフロント2way+サブウーファーといった構成の場合、20W・50W・140Wとメリハリのある出力構成のアンプが内蔵されている分、5.9bitが最適といえるでしょう。

ちなみに、5.9bitと同時に4.9bitというのも発売されており、これもDSPは9chと同じで、内蔵アンプは75w×4つとなっています。

8.9bit・5.9bit・4.9bitのいずれにおいても、本機単体での使用の他、空いているチャンネルに外部接続用のアンプAP4 D(70W x 4ch)、AP1 D(280W x 1ch)を接続すれば、かなり柔軟にシステムを構築することが出来ます。

発売元アルファオーディオのページ

  • ツイーター取付

    純正ツイーターを撤去して、JBL MS52Cのツイーターを埋め込みました。
    JBLのツイーターに標準で付いているグリルは取り外してあります。

    この上から純正品のカバーを戻せば、外観上の変更は一切なし。ということになります。

  • フロントドア

    おなじ欧州車でも、ドイツ車とは一味違う鮮やかさのあるデザインです。スピーカーグリルの佇まいもオシャレですね。

    一通りノックしてみたところ、気になる剛性感のほうも合格ラインでした。

  • 第二段階

    内装を外すと欧州車定番のスポンジシートが現れます。
    ノリが残りやすいので、根気で剥がし、しっかりと清掃・脱脂します。

  • 第三段階

    アウターパネルに手が届いたら、こちらもしっかり清掃脱脂し、オーディオテクニカのAT7560Rを貼り付けます。

  • 第四段階

    インナーパネルの作業に移ります。
    オリジナルスピーカーバッフルでJBLMS52Cの13cmウ−ハーを取り付け、サービスホールをオーディオテクニカのAT7550Rで塞ぎます。

    ドアチューニングてすので、全面貼りではなく、弱そうなポイントを抑える貼り方です。

  • サブウーハー

    デジタルデザインのボックス型サブウーハーは、バスレフタイプの16.5cmをチョイスしました。
    このサイズでこの鳴りっぷりは特筆モノです!

    不覚にも撮影時に手ブレを起こしてしまってますが、なんだか!?激しさが伝わってくる感じがします。災い転じて福ですね(笑)

  • セッティング

    プロセッサーアンプはインストールが済んでも、仕事の進捗は約半分。
    ここからじっくりとセッティングに取り組みます。

    基本的な手順としては・・・
    ○まず各スピーカーのつながりを良くするために、それぞれに受け持たせる音の帯域を調整します。(クロスオーバー)
    ○次に、各スピーカーからの音が耳に届くタイミングを揃えるため、近いスピーカーは遅く、遠いスピーカーは早く音を出すような調整をします(タイムアライメント)
    ○最後に、車内の起伏や硝子の反射などの影響によって、特定の帯域が強く聞こえたり、弱く聞こえたりといった凹凸をならす調整をします(イコライジング)
    ・・・これらを、AP5.9bitに接続したパソコンのソフトウェアから行います。

    と、理屈を文字にするのは簡単なのですが、作業時間が長くなると耳も慣れてしまうので、正直言って良し悪しの判断が曖昧になることはあります。
    そんな時は、店長・スタッフで意見をすり合わせ(戦わせ?)解決しています。

  • 作業後記

    今回は、今日のカーオーディオの主流といってもよいプロセッサーアンプを使ったシステムのご紹介でした。

    プロセッサ自体は以前からあったのですが、デッキ交換が出来ないタイプのクルマが増え、かつ、音楽ソースがCDやMDからiPhoneやSD、USBメディアに移行するにつれ、「シート下にもインストールできる再生部」のニーズが高まり、加えて、DSPの機能向上により、タイムアライメントに代表されるデジタル時代ならではの調整が可能になり、今回ご紹介したAP5.9bitのような、DSPとアンプを合体させたプロセッサーアンプの市場が拡大してきたわけです。

    今回の事例では、純正デッキからのスピーカー出力のみを入力していますが、これと並行して、iPhoneなどのソースをAUX入力し、手元で切り替えて楽しむ使い方も出来、正に次代のニーズのど真ん中に位置する製品と言えます。

    なお、本文中(最後のコマ)でもお伝えしましたとおり、プロセッサーアンプのインストールは調整を終えるまで完了しません。耳を澄ませて、ソフトウェアとにらめっこしながら作業しています。
    なお、新品のスピーカーはある程度鳴らして、周囲のダンパーが柔らかくなる(エージング)まで音が落ち着きませんので、お渡し時の調整に加えて、エージングが済んでから更に調整を重ねるのが理想的です。(お客様の御都合にもよりますが)

    サウンドアッププログラムで、音の出口をしっかり固めるのもよし、一般的な外部アンプを追加するもよし、また、今回のようなプロセッサーアンプで時代の真ん中に立ってみるのもよし。ご希望とご予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください