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インストールギャラリー

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。

事例No.353(お問い合わせの際にお伝えください)

トヨタ スープラ

システム
メインユニット:ALPINE VXE-008
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:JBL GTO529
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:なし
サブウーハー:ALPINE SWE-1500
ケーブル:不明

コメント
音のテイストを変えてみたいということで、同価格帯のボストンアコースティックスからJBLへユニット変更を行い、併せてスピーカー背圧処理の施工も行いました。
同じ80スープラ所有の当店スタッフがお付き合いいただいているお客さまのクルマです。
<みんカラのオーナーさんページひば80さん>

ダッシュボード全景




迫力のロールゲージに囲まれたコックピット。
80スープラらしく、追加メーターやハンドルなど、社外パーツてんこ盛りですが、ブラックとブルーでカラーコーディネートされていて、すっきりときれいな印象です。

今回は、音のテイストを変えてみようということで、スピーカーをボストンアコースティックスからJBLに換装し、交換の工程内で出来る範囲で音響を整えるための手直しを行うメニューです。

フロントドア




すっきりした面構成ですが、適度に個性のあるドアです。
スピーカーグリル周りもスッキリですね。

ただ、これまでの経験上、一般的な「前方足元付近」に比べ、ドア中央に近い位置にスピーカーが付いているクルマは、低域が不足する傾向があるように感じています。(プロショップの仲間内でも同意見多数です)

この原因のひとつに、「コーン駆動時の背面の空気の逃げにくさ」があるように思います。
ドアの角に付いていると、空間が開けた方向(ドア中央方面)に流れやすいですが、ユニットが中央側に寄り、上下左右の空間が均等に近くなると、特定の方向に流れにくいはずで、滞りがちな空気がコーンの動きを鈍くし、低域の再生を妨げ、かつ、中高域のディテールを損ねる。。という考察です。

今回は、そんな自説にもとづいて、背圧の処理を試みてみたいと思います。

施工前




こちらはお預かり車両の内装を外してすぐの状態です。

ボストンアコースティックスの13cmコアキシャルが、施工ショップオリジナルのバッフルに取り付けられています。
デッドニング素材はアスファルト系の薄手のものに、アルミテープでの補強を加えてある、一般的な施工でした。

サウンドチューニング




スピーカー裏面に生じる「背圧」処理の定番素材である、積水のレアルシルトディフュージョンを施工してみました。

無音質の壁面さながらの形状で、受ける圧力を来た方向に返さず、あちこちに拡散させる効果があります。
これにより、前述のコーンの動きの妨げとなる背面の圧力を逃そうというわけです。

施工後




こちらがスピーカー換装後の様子。同じ同軸タイプのJBL GTO529です。

上述のとおり、今回は基本的にユニット交換が目的です。
剥がれているところや、穴があいているところは見当たらなかったのでそのままで収めています。
パワーアンプを使用してガンガン鳴らす場合は、バッフルの構造や、デッドニング方法を見直して、少し強度を上げてあげる必要がありそうですね。

作業後記




今回はユニットの(品質・価格帯の)グレードアップを伴わない、テイスト変更+スピーカー駆動条件の改善のお仕事でした。

ユニットのグレードを上げてしまえば、その分、好ましい変化が手に入ってしまいますが、今回のような同グレード入れ替えパターンのほうが、お客さまの満足、というか、納得していただくポイントに着地させる難しさがあるように思いました。

万全を期す上では、バッフルの作り直し、デッドニングの見直しも手を付けたいところですが、レアルシルト・ディフュージョンを使った背圧のコントロールにより、スピーカー位置に起因する低音不足傾向が幾分緩和された感じはありましたので、ヨシというところでしょうか。

どのような位置からでも、抱えていらっしゃる課題を解決する方法はございます。
どうぞお気軽にご相談ください。ご希望とご予算に応じて、柔軟に提案させていただきます。