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RENAULTカングーのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.351(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    RENAULT カングー

    system

    メインユニット:Carrozzeria AVIC-MRZ099
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL GX600C
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:JBL GX-A602
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    カングー2にJBLスピーカーでサウンドアッププログラムを施工し、JBLパワーアンプをアドオンしました。

  • ダッシュボード全景

    商用モデルとほぼ共通のダッシュボードは広く平らですので音響的にも有利に感じられます。

    シフト周りの形状や、ユニークなサイドブレーキ、ダッシュボード全体のデザインなど、「なんだか他と違う」事がアイデンティティーの一部とも言える、フランス車らしさが健在です。

  • メインユニット

    ユニークなパネルに囲まれたナビです。

    このナビにはRCA出力がないためアンプにはスピーカー信号を接続(ハイゲイン入力)しています。

  • フロントドア

    太くそそりたったドアハンドルが印象的なドアトリムです。

    これだけの角度のハンドルはあまりなく、少々戸惑いますが、握りやすく、開閉の操作も快適です。

    平和で一般的な形状のスピーカーグリルが、その後の容易な作業を連想させますが、このあたりもフランス車故のユニークさなのでしょうか。この後、インストーラーは独特な構造戦いを挑まれることになります。。

  • 第二段階

    ドアトリムを外すと現れる光景です。

    お馴染みのスポンジシートの上から、スピーカーが取り付けられております。斬新です!
    まずはスピーカーを外し、粛々とスポンジシートを撤去します。

    スピーカーは13センチ程度のもので、プラスチックのブラケットに収まっております。
    ユニットの先端と内装とのクリアランスが結構ギリギリで、内部の余裕はあまりないのですが、16,5cmまでのスピーカーであれば、オリジナルバッフルを使うことでなんとか収めることができるようです。

  • 第三段階

    スポンジシート撤去後、清掃と脱脂を済ませてからオーディオテクニカのAT7560Rを貼り付けます。
    ドアが大きいので、ちょい増しで施工します。

    スピーカーブラケットを外すと、、なぜか半円形のスピーカーホールとご対面です。それも下半分がお皿になっております。
    このままバッフルとスピーカーを取り付けますと、ドア内に進入する雨水が貯まることになってしまいますので、水抜き穴を開けることになります。

  • 第四段階

    サービスホールがかなり大きく、防振材そのものの大きさを軽く超えてしまうので、貼り合わせ面の補強にアルミガラステープを使用しました。

    直接的な目的はシート同士の結合の強化ですが、貼り合わせることで部分的に質量を上げることができるので、重ね張りに近い効果が得られます。

  • パワーアンプ

    シート下のスペースを活用して、JBLの小型アンプGX-A602をインストールしました。

    タテヨコ約20センチ四方で、厚みは52ミリと薄いので自由度の高い設置が可能です。
    価格も税別14000円と、アンプとしてはかなりリーズナブルな部類ですので、サウンドアッププログラムにアドオンするには良い製品だと思います。

  • 配線通し

    このクルマは、キャビンとドアはカプラで集中接続する方式を採っています。

    スピーカー線もこの中の接点のひとつを経由しているので、スピーカーケーブル入れ替え工法の第一選択肢としては、カプラ前後で純正のスピーカー線をカットし、ギボシなどでそれぞれ接続することになりますが、それだとスピーカー端子→アンプ端子の間に、ギボシ→純正カプラ→ギボシと3つも接点が介在することとなり、ハイエンドケーブルへの換装の効果が半減してしまいます。

    良いケーブルというと、即、太い!印象をお持ちになられると思いますが、線材の銅の品質(及び特性)と、皮膜のノイズ防御性能の2点が要で、太ければ良いというものではありません。
    当店で標準モデルとして使用しているkaiser swingは、この要素を細身のケーブルでクリアしている製品なので、写真のように隙間を見つけて(なければ作って)通すことができます。

    これですと、上述の3点の接点を無くす事ができますので、ケーブル交換の果実をフルに享受することが可能になります。

  • 作業後記

    今回のコンセプトは、一般的なサウンドアッププログラムによるドア周りの整備に、小型アンプをアドオンした内容でした。

    コンセプト自体は一般的でも、構造がかわってましたので、その分手間はかかりましたが(笑)想定した音はきちんとでてましたのでOKです。

    今回のスピーカー取付部のような構造の場合、一般的な方法では取付が難しくなってきますが、お陰様で沢山の施工経験を積ませて頂いておりますので、ほぼすべてのケースに対応させていただけます。

    量販店さんや、他のショップさんがご辞退なさったような案件でも、必ず何がしかの解を見つけ、提供させていただきますので、どうぞお気軽にご相談ください。