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レクサスCT200hのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.334(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    レクサス CT 200h

    system

    メインユニット:純正
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL MS-62C
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:純正
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    最新型のCT200hにサウンドアッププログラムを施工させて頂きました。
    純正3wayのうち2wayを入れ替え+ドア防振といった内容です。
    同車ではマークレビンソンのオプション設定もありますが、音の良し悪しの半分は出口の出来で決まりますので、互角に戦える水準に引き上がったと思います。

  • ダッシュボード全景

    赤黒はスポーティーカーに見られる組み合わせですが、GT-Rや86などのガッツリ系(?)マシンと違って、どこかしっとりした印象に仕上がっているのはレクサスブランドの成せる技でしょうか。

    現行CTのダッシュボードをよく見るとピラーにツイーター、ダッシュボード左右にはスコーカー、中央にはセンタースピーカーと一昔前のプレミアムサウンドを連想させるレイアウトになっています。

  • フロントドア

    このクルマは3wayシステムを採っており、写真のドアにウーハー、ダッシュボード上にスコーカー、ピラーにツイーターというレイアウトになっています。

    ドアのウーハーはトヨタ車によく見られるタテ型楕円タイプですね。
    写真は助手席側ですが、ドアハンドルのデザインは運転席側と異なるので、分解には注意が必要です。

  • ドアチューニング

    今回の施工では、中域を受け持つスコーカーは純正のまま鳴らし、ウーハーとツイーターをJBLMS-62Cに入れ替える内容となります。(JBL付属のネットワークは使いません)

    写真のドアには、スピーカーケーブルを引き込み、純正楕円タイプに対応したオリジナルスピーカーベースを使用して真円スピーカーを取り付けています。

    信号面については、純正アンプのウーハー出力は予めローパスがかかっているので、純正出力を直接接続しています。

  • ツイーター

    パワーアンプから直接繋がっている純正ツイーターにはハイパスフィルターが備わっていました。(写真はJBLに交換後)

    通常の純正セパレートシステムで、各ユニットが専用線で接続されている場合、アンプからの出力の段階で帯域でフィルタリングされているので、ツイーター側にコンデンサーがついていることはほぼありません。
    このことから、ツイーターユニットそのものは他車との共通品で、フィルターを付加することで適正化を図ったことが想像できます。

  • フィルムコンデンサ

    今回JBLのツイーターに使用したオーディオ用の高級ハイパスフィルターです。
    繰り返しになりますが、今回、JBLキットに付属のネットワークを使わず、基本的にウーハー、ツイーター共に、純正の信号を入れるのですが、ツイーターは純正ユニットと条件を合わせるために、写真のフィルムコンデンサを介在させました。

    まず計測してみると純正の(フィルタなしの)ツイーターと、JBLとの内部抵抗がほぼ同じ(3.8Ω)でした。
    予め聴いてみた感じでは、純正のスコーカーはおそらくハイパス(低域をカット)のみでバンドパス(高・低域をカット)ではないと思うので、あまり高域が被りすぎないように純正についていたコンデンサと同じ静電容量を持つコンデンサを用意しました。

    これで、計算上6.5kHzの高さの音から減衰(カットオフ)を始める設定となります。(ちなみにカットオフスロープは-6dbです)

    ・・と、数値的な条件を合わせることで、妥当に動作する回路を作るのは理屈でできるのですが、肝心の音質はコンデンサに使われている素材の影響を受けるので難しいところです。
    今回はオーディオ用途で定評のあるコンデンサを使用しましたので、一般的にもよい印象を持っていただけそうな音が作れました。

  • 作業後記

    今回は純正アンプを前提とした、スピーカーユニット入れ替え(+防振)のお仕事でした。

    フルレンジ出力が確保できて、スピーカーキットに付属のネットワークを介してセパレートユニットを組むような一般的な作業であれば、難易度は低いのですが、純正アンプが前提で予め帯域が分かれていたり、あるいは分かれていても、どのような分け方になっているかわからない場合は、探りを入れながらの対応となるので、難易度が高くなります。

    また、今回のように3チャンネルの内2チャンネルを差し替える場合、既存のユニットとの干渉への配慮が必要になってくるので、ここもまた経験が必要です。

    特に昨今は「純正の外観を変えないサウンドアップ」がトレンドなので、純正で多チャンネルを有するグレードのクルマの場合、今回のようなアプローチを採る機会も増えてきそうです。

    シンプルな2wayから3way以上の複雑なシステムまで。
    ご希望とご予算に応じて、車両の条件調査に基づいて柔軟にプランさせていただきます。
    どうぞお気軽にご相談ください♪