ジープラングラーのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.565(お問い合わせの際にお伝えください)
model
ジープ ラングラー
system
メインユニット:Carrozzeria AVIC-RZ09
デッドニング:なし
フロントスピーカー:KICKER KSS6704
リアスピーカー:KICKER KSC6704
パワードサブウーハー:KICKER HS8comment
フロントセパレート2way・リヤコアキシャルスピーカーをそれぞれキッカーの16センチユニットに換装し、パワードサブウーファーで低域を強化しました。
ジープ・ラングラーのダッシュボードです。
ジープは、ご存知の通り、第2時大戦中に米国陸軍の要請により開発された四輪駆動小型車両が起源です。
ジープというブランドは、増産を担当した3社のうちの1社であるウィリス・オーバーランドという企業が商標登録した後、AMC→クライスラーと買収され、途中、ルノーやダイムラーといった資本に飲まれたり離れたりの後、現在はフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の保有になっています。
現在、ジープブランドで国内販売される5車種はどれもSUV系のスタイリングですが、もっともオリジナルに近いデザインを踏襲しているのがこのラングラーです。
今回お迎えしたラングラーはかなり手が入っていて、すぐにでも実戦配備できそうな仕様に仕上がっている一台です!
そんなバトルファイターのメニューは前後スピーカー交換とパワードサブウーファーの搭載です。
スピーカーブランドは、ジープの暴れん坊イメージにぴったりなKICKERで統一しました!
フロントは16センチセパレートのKSS6704、リヤは同じく16センチの同軸モデルのKSC6704を配備し、シート下には再生下限25Hzを誇るパワードサブウーファー、HS8を沈めました。
ヘッドはもとから付いている楽ナビを引き続き使い、内蔵アンプでの駆動としました。
もともとニラミの効いたジープでしたが、元気印のキッカーが加わって、更に戦闘力がアップしました!
施工の様子をどうぞ御覧ください♪
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フロントスピーカー
フロントスピーカー(ウーファー)交換後の様子です。
ラングラーのウーファーは、ドアについておらず、ダッシュボード両端の下側についています。
ちょうど膝のあたり、ダッシュボード表面のラインに沿うように、少し下向きの角度で埋め込まれています。
ツイーターはダッシュボード上です(後出)
ウーファー交換に際し、後ろ側までしっかりやろうとすると、ダッシュボードを半分降ろすような作業になるため工賃がかさみますが、幸いにも純正の状態でエンクロージャーに収められているので、コストとの見合いで納得できるレベルです。
よって、今回は防振加工も吸音材充填も行わず、ユニットのみの交換としました。
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ツイーター(純正位置)
ツイーター交換後の様子です。
お察しの通り、にょきっと立ち上がっているハウジング部分はダッシュボード一体の純正部品です。
純正のツイーターユニットは強力な両面テープで留めてありました。
交換に際して、純正ユニットを取り外し、キッカーのツイーターをフィッティングするために加工を施しました。
キッカーのツイーターは比較的質素なデザインなので、純正のハウジングとの馴染みが抜群によいですね。
大変自然な仕上がりです♪
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リアスピーカー
リアスピーカー交換後の様子です。
様子。といってもグリルがコレなので証拠写真にはなりませんね(笑)
変わった画角なので位置がわかりにくいと思いますが、これはルーフについています。
前席と後席の境目の位置に、車幅いっぱいの長さのカバーがついていて、その両端にスピーカーが付いています。
(写真の下側が進行方向です)
こちらに取り付けたユニットは、キッカーのKSC6704という同軸モデルです。高域担当のツイーターが真ん中にくっついてますので、このユニット一つで高域から低域までカバーします。
今回はコスト重視ということで、フロント同様、ユニットのみの交換です。
ただ、鉄板が近く、エンクロージャー容量が小さいので、防振材&吸音材の施工による効果は高いだろうなと思います。
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スピーカーバッフル制作
説明の順序が逆になって恐縮ですが、制作したバッフルの写真です。
スピーカー取付部の形状に合わせて、ご覧のようなバッフルを制作し、取り付けています。
写真はリアスピーカーですが、フロントのウーファーについても、スピーカー側・取付部ともに条件は同じですので、同形状のフランジを4枚制作しました。
次はサブウーファーです。
いつも省略されがちなコントローラーからご覧いただきます。
つまみを時計方向に回すと、お尻がびりびりするほど低音が強くなります。
定位置はダッシュボード下側や、コンソール内ですが、今回は固定せずに、グローブボックス内に収めることにしました。。
パワードサブウーファーHS8は、後席のシート下に設置してあります。
写真は取り忘れましたので、同じ製品を取り付けたダイハツ・ミラ(No.542)の事例から借りてきています。
ご了承ください。m(_ _)m
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スマホ動画再生
最後にちょっと追加で実施した作業のご説明。
今回交換したのはスピーカー周りで、メインユニットは以前からご愛用の楽ナビの旧モデルです。
このモデルはHDMI入力を使って、スマートフォン画面のミラーリングができるようになっているのですが、これまでご利用でなかったとのことで、今回の作業のついでに有効化を行いました。
作業自体は簡単で、デッキ裏のHDMIとUSBソケットにそれぞれケーブルを差し込んで、表まで引っ張り出し、AppleのライトニングデジタルAVアダプターに差し込むだけです。
これだけをやると、一連の手間賃がかかってしまいますが、今回はスピーカーケーブルの接続でヘッドユニットの脱着を行う都合がありましたので、ケーブル代のみのご負担で済みました。
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作業後記
今回はジープ・ラングラーのサウンドアップの事例をご覧いただきました。
当店で最もご用命頻度が高いのは、スピーカー交換とバッフル制作、ドア防振、スピーカーケーブル交換をパッケージにしたサウンドアッププログラムですが、今回はバッフル制作+スピーカー交換で対応しました。
ただ、文中でも触れましたとおり、フロントウーファーについては、エンクロージャーと呼べるボックスが標準で形成されていますので、コストとの見合いで納得できる音は聴けると思います。
もし、アンプやDSPを入れてそれなりの音量で聴きたいとか、音のディテールによりこだわりたいといった場合は、リヤスピーカーも含めて、防振なり吸音なりの手当が出来るとベター。という感じですね。
今回のラングラーのように、ウーファーがドアに付いていない車は、エンクロージャーが大きく取れない点がハンデとなりますが、しっかりした取り付けと、防振などの調整でだいぶ改善を図ることが出来ます。
多くの施工経験をもとに、与えられた条件下でベストな音を引き出せるように提案・施工させていただきます。
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