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スバルレヴォーグSTI Sportのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.801(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    スバル レヴォーグ STI Sport

    system

    メインユニット:ALPINE DAF11Z、carrozzeria DVH-570、HiBy R6 Pro AL
    デッドニング:フロント
    ドアチューニング:リア
    フロントスピーカー:スバル専用DIATONE G500、KICKER KSC2704
    リアスピーカー:スバル専用DIATONE G500
    サブウーファー:CerwinVega VPAS10、ALIENTE12
    プロセッサーアンプ:audison prima AP 8.9bit
    コントローラー:DRC-AB
    デジタルコンバーター:audiotechnica AT-HRD5
    パワーアンプ:carrozzeria PRS-D800
    Bluetoothレシーバー:audison B-CON2
    電源レギュレーター:audiotechnica AT-RX100
    キャパシター:audiotechnica AT-RX60
    ケーブル:kaiser swing、audiotechnica
    バッテリー:OPTIMA D1000U
    ETC2.0:carrozzeria ND-ETCS10

    comment

    フローティングタイプのディスプレイオーディオを中心にすえて、DSPでフロント2wayとサブウーファーを鳴らすシステムです。
    スマートフォン等からのデジタル入力のインターフェースも備え、家族サービスのためのリアモニターまで搭載するなど、いろいろフル装備の一台です♪

  • ダッシュボード


スバルレヴォーグSTI Sportsの事例紹介です。

レヴォーグのデビューは、2013年の東京モーターショーの翌2014年です。
1989年発売のレガシィ、1992年発売のインプレッサ、2010年発売のXVといった主力車種に続くモデルとして発売されました。

ボディタイプはステーションワゴンで、このジャンルの開拓者であるレガシィ・ツーリングワゴン(とインプレッサ・スポーツワゴン)の後を継ぐ格好でスタートを切りました。
初代のVM型は2014年から2020年までの7年間に渡って生産され、多くの期待を集めて、2020年に現行のVN型が誕生することになります。

当店のようなプロショップのお客様は、やはり車好きの方がくすぐられるような車のオーナー様が多くなるわけですが、BMWやメルセデス、GT-Rやスープラと並んで、このレヴォーグもよくご入庫いただくクルマです。
より正確に言えば、レヴォーグに限らず、スバル車全般に渡ってまんべんなく。という感じでしょうか、トヨタ・ホンダ・日産といった大手に比べて個性が強く、旧中島飛行機をルーツとした伝統ある技術牽引型のブランドと、スバル車のアイデンティティーである水平対向型エンジンの存在が、趣味性の高いオーディオプロショップとの親和性を高めているようで、長期に渡ってグレードアップを積み重ねながら、お付き合いいただいているお客様が少なくありません。


今回ご紹介するSTi Sportsは、初期型に属し、スバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションによるレヴォーグの最上級グレードとして、2016年にラインアップに加わったモデルです。

オーナー様は、上述のスバル愛に満ちたお客様で、2017年のビッグマイナーで登場したこのSTIをいち早くオーダーされ、「関東での納車第一号!」をゲットした縁起の良い方です♪
その際は、納車と同時にご入庫いただき、クラリオンの9インチナビ・audisonのプロセッサーアンプ・パワードサブウーファーの投入に加えて、純正オプションのDIATONEスピーカーの取り付け直しと防振といった一通りのシステムアップをご用命いただきました。

その後、オーディオ面はちょこちょことグレードアップを重ねていたのですが、この度、メインユニットの画面大型化によって一段落つきそうなので、公開させていただくことにしました。
全容としては、機能的に古くなったクラリオンのナビ→最新のフローティングタイプへの入れ替えを中心に、従来からお使いのDSPへのデジタルソース入力のためのインターフェースの追加や、後席のご子息用のフリップダウンモニタ+DVDプレイヤー搭載に加えて、ハイエンドオーディオに必須の電源面の強化などなど。といったところです。

以下、コンポーネント紹介です。

◯ヘッドユニット
アルパインのDAF11Zです。
大画面ナビ市場の開拓者である「BIG-X」のディスプレイオーディオ版ブランドの「BIG DA(ディス・プレイオーディオの略)」の製品で、11インチと9インチのラインアップのうち、大きい方の11インチ方をお選びいただきました。

音声は、内蔵4chアンプによってフロント/リヤにフルレンジ出力されますが、オーナー様のご指定により、DSPへの入力はリヤ出力によって行い、フロント出力のほうは、純正ツイーターグリル内に新規設置した小径スピーカーにつなぐ接続にしています。
通常の運用では、ヘッドユニットのフェーダー調整により、原則的にリヤ100%の配分とし、フロントの方からは音を出しません。(理由は本文内にて)

◯DSPアンプ
audison Prima AP 8.9bit(税込11万円)です。
2014年に市場投入され、DSPアンプの低価格化と市場拡大の立役者となった製品です。
当店でも、前述のBMWブライトオーディオパッケージやGT-Rスーパーサウンドアッププログラムなどのパッケージメニューのデフォルト機として採用する他、多くのお客様にオススメしてきました。
2020年には、ハイパワー&ハイレゾ対応版のAP F8.9bit(税込154,000円)が上市され、しばらく併売という形を取ってきましたが、audisonのアンプ/DSPアンプ製品全体のフルリニューアルに伴い、現在(2023年11月)では流通在庫のみの対応となりました。

DSPへの入力は、ヘッドユニット部の説明で触れましたように、ヘッドユニットのリヤ出力によって行い、出力はフロント2way(ツイーター・ウーファー)と、プリアウトを通じてサブウーファーに対して行います。

DSP関連機器として、コントローラーのDRC-ABも追加しました。これは後述のデジタルソースの追加に伴い、ソース選択のために必要となるためです。(デジタルソース選択時のボリューム調整のためにも必要になります)

◯デジタル入力インターフェース
オーディオテクニカのAT-HRD5(税込77,000円)を投入しました。
これはDSPにデジタルソースを入力するために必要な機器で、今回の(音質面での)メインソースとなるHiByのDAPと、普段遣いのiPhoneのソースをハンドリングするために使います。

本機に対して、HiByのソースは同軸デジタルケーブルで入力し、iPhoneの方は、本機に接続したハイエンドブルートゥースレシーバーであるaudion B-CON2を介してワイヤレスで入力します。
本機とDSPアンプとの間は、光デジタルでの接続となります。

◯スピーカー・サブウーファー
フロント2wayとリヤは、スバル純正オプションのDIATONE G500がついています。
これは前回の施工時にスピーカーバッフルの作り直しと、ドア防振が済んでいますので、今回の施工ではタッチしていません。

サブウーファーはちょっと変わっていて、CerwinVegaのパワードサブウーファーと、アリアンテのボックスタイプサブウーファー(いずれも終売品)の選択式になっています。
ラゲッジスペースに大きな積載物がなく、サブウーファーボックスをドン!と置けるときにはアリアンテのほうを使い、大荷物を積むときには、スリムなパワードサブウーファーを使うという発想で、両社はトグルスイッチで切り替えられるように工作しました。

◯電源周り
オーディオテクニカのAT-RX100(税込96,800円)/AT-RX60(税込49,500円)を使いました。

前者はいわゆる安定化電源です。
車両から送られてくる電気の電圧は常に変動しており、各種ノイズも乗っています。安定化電源は、これを設定値でピタッと安定させ、かつ、フィルター機構によってノイズを大きく減らすことにより、オーディオ機器の安定稼働の条件を整えてくれる機器です。
バッテリーから本機に電源を接続し、デジタルインターフェース・パワードサブウーファー・アンプ等の機器に供給し、安定稼働をサポートします。

後者はキャパシターです。
バッテリーとDSPとの間に並列で接続し、バッテリーからの電圧の変動をマイルドにするバッファとしての仕事をします。
電圧の安定という観点からみると、AT-RX100から供給しても良さそうなのですが、ACCオフと同時に電源供給が絶たれてしまうと、DSPアンプの終了処理が正常に行えなくなって都合が悪いので、常時接続となるキャパシタを選択しています。

◯追加モニタ&DVDプレイヤー
スバル純正オプションのフリップダウンモニタを後付けしました。
こちらのオプションカタログの18ページに収載されている製品で、商品名は「リヤエンターテイメント(10.1型ワイドVGA+LED)」で、定価は税込99,000円です。

そして、このモニタに映像をとどけるDVDプレイヤーとして、carrozzeriaの1DINオーディオデッキDVH-570(税込み23,100円)を搭載しました。
このプレイヤーからの映像出力は、分配器を介して、フリップダウンモニタ or フロントのヘッドユニットに選択的に入力できるようになっています。


以上をもって、レヴォーグのフルオーディオ&エンタメ強化バージョンアップが完了しました。

機器は新旧混在しておりますが、一度に施工した場合はだいたい150万円くらいの予算になるシステムです。
施工の様子をどうぞ御覧ください♪♪

  • ディスプレイオーディオ

    交換後のディスプレイオーディオです。

    ALPINEのDAF11Zで、コンソールに儲けられている2DIN分の枠のうち、1DIN分をつかって、本体部分が格納されています。
    交換前も、9インチと大きめなモニタの製品をお使いでしたが、フローティング11インチともなると世界が変わりますね!

    モニタの位置調整は、前後方向の首振りと、上下方向のスライドが可能です。写真だとちょっと下向きっぽく見えるかもですが、ドライバー目線ではこのあたりがベスポジです。

    インストールに要した関連部材はこんなところです。
    ・KCE-GPH16(アルパイン製汎用電源コード)
    ・ALPINE KCE250IV(AUX入力ケーブル)
    ・ALPINE KWX-G003(ダイレクトーRCA カメラ変換ケーブル)
    ・KTX-G601R(ステアリングリモートコントロールキット)
    ・66065VA310(純正オーディオパネル ピアノブラック)
    ・7インチ枠用アダプター(当店製作)

  • DVDプレーヤー(1DINメインユニット)

    残り1DIN分のスペースにDVD再生機構をもつメインユニットを搭載しました。

    製品としては、いわゆる1DINオーディオデッキとして販売されているものですが、今回はDVDプレイヤーの位置づけで搭載し、映像を後出のリヤモニター or DAF11Zに出力するように接続しています。

    もし、DVD/CDといった回転系メディアが再生可能なディスプレイオーディオがあれば、一台で済んでいたはずですが、昨今のメディア再生はUSB・ストリーミングといった「非回転系」に軸足を移してつつあるため、ナビ製品に比べて価格の安さが求められるディスプレイオーディオ系の製品には、コスト削減の理由も加わって、回転メカが搭載されない状態になっています。

    アルパインの製品には、「ダブルゾーンエンターテインメント」という、前席と後席で音と映像を分けて再生する機能があります。今回はそれと同じような機能をアナログ的な構成で実現しています。

  • デジタルオーディオプレーヤー

    「お父さんのメインユニット」であるDAPです。

    ご家族が同乗時はDVDやストリーミング系の再生がメインになるようですが、オーナー様(お父さん)がガチ音質追求で一人楽しむときのために、HiBy R6 Pro ALをDSPアンプにデジタル接続できるようにしたいとのご要望がありました。

    シート下のインストール状況のコマで改めてご紹介しますが、このDAPの同軸デジタル出力を、オーディオテクニカのデジタルコンバーターを介して光デジタルに変換し、DSPアンプに入力しています。

    冒頭のシステム図で表現しておりますが、DSPアンプに向かう光ファイバーの間には、Bluetoothレシーバーを割り込ませて、別の端末をブルートゥース接続できるようにしてあります。

  • DSPコントローラー

    ミラー周りにDSPコントローラーを設置しまいた。

    DSPに複数ソース(メインユニット or 光デジタル)を入力しているので、ソース切り替えとボリューム調整のためにDSPコントローラーを付加する必要があります。
    基本的にオーディソンの8.9bit系の製品はDSPに記録できるメモリ(音響設定)は2パターンで、二択の切り替え操作は簡単ですし、ボリューム操作もツマミである必要がなければ、値段の高いDRC MP(税込29,700円)よりも、機能を絞って安価なDRC-AB(税込13,200円)で十分であるということで選定しました。
    (ボリューム調整は、ブルートゥース接続は端末側で調整できますが、デジタル入力はDSP側で調整する必要があります)

    設置に当たっては、邪魔にならない場所をいくつか候補に挙げてアイサイトのカバーに取り付けることにしました。
    前方視界の妨げにはならないものの、視認性は高い場所で、視線移動が少なくて済むので好評でした。

    登録しているメモリ(音響設定)は、手動選択式にしたサブウーファーを切り替えた時の、各ユニットの出力特性の変化に応じて、2つプリセットしてあります。

  • ETC2.0

    純正のETCスロットにETC2.0端末を取り付けました。

    以前はクラリオンのヘッドユニット連動の2.0をお使いいただいており、そのまま継続が理想ですが、(ヘッドユニット連携を前提としない)スタンドアロン運用は出来ないタイプでしたので、スタンドアロンで使える安価なタイプ(carrozzeria ND-ETCS10)に交換したということです。

  • HDMI&USBケーブル

    コンソール脇からディスプレイオーディオに繋がるUSBケーブルとHDMIケーブルを引き出しました。

    当面は使用する予定は無いのですが、先々、常用する事態になった時には、その時の状況に応じて使いやすいように引き直すかもしれないという理由で、「ただ引き出しただけ」の暫定的な措置にとどめています。

  • USBソケット工作

    こちらは純正のUSBソケットですが、こちらはディスプレイオーディオと繋がるように工作してあります。
    ソース入力のためにも使えますし、アップルカープレイとアンドロイドオートを有線通信方式で接続しようという場合にも使えます。

    アルパインのナビ、ディスプレイオーディオは、アップルカープレイとアンドロイドオートを無線で接続できる仕様になっているのですが、接続に時間が掛かったり、うまく接続できなかったり(と感じることが)あるので、確実性を重視する方は有線で繋いでいらっしゃる方はそこそこいます。

    ひとつづつ確実に手順を踏めばそうそう起きないのですが、電話で通話をしながらエンジンを始動したりするとBluetoothが接続する条件が揃わないため、通話を終了するまでアップルカープレイとアンドロイドオートが起動しません。
    通話を終えてBluetoothに接続をするまで待てれば問題ないのですが、それが待てずにガンガン操作を進めるのでディスプレイオーディオが待機状態で操作が進展しないというような事態に陥ってしまいます。

    その点、有線接続であれば、通話中でもケーブルをつないでしまえば自動的にアップルカープレイとアンドロイドオートが起動しますので、タイムラグなく操作を進めることができます。

  • マイク

    ハンズフリー用のマイクです。

    従前どおりの定位置に収まっています。

  • フリップダウンモニター

    今回のリニューアルの目的の一つが「家族サービス」ですので、後席用にモニターを増設することになりました。

    この商品は、スバル純正オプションです。
    こちらのオプションカタログの18ページに収載されている製品で、商品名は「リヤエンターテイメント(10.1型ワイドVGA+LED)」で、定価は税込99,000円です。

    アルパインの市販品としても販売されている商品で、発売当時のpdfは以下です。
    10.1 型 WSVGA 高輝度 LED 液晶ディスプレイ搭載天井吊り下げ型リアビジョンを発表
    ※レヴォーグ用の品番は「TMX-RM3205B(ガンメタリックブラック)」です。

    上述のとおり、DVDプレーヤーの映像出力を、映像分配器を介してでディスプレイオーディオとフリップダウンモニターにそれぞれ接続しています。
    分配器はDatasystemのLTD002(税込3,278円)を使用しています。

  • ツイーター埋め込み

    ツイーターの設置状況です。

    以前は、ダッシュボード上の純正ツイーターグリル内で大人しくトレードインしていたのですが、音質を追求して露出させました。
    ピラーの表皮は、音の乱反射を防ぐ意味でオーディオ向きといえるアルカンタラ調の合皮で貼ってあります。

  • ナビ用ガイドスピーカー

    純正ツイーターグリル内には、8センチのフルレンジスピーカー(KICKER KSC2704)が取り付けてあります。

    以前のクラリオンのナビの時に、ナビのガイド音声出力させるために、このスピーカーを取り付けて、フロント出力を接続する方法を採っていました。
    今回はディスプレイオーディオで、フロント出力にのみ出力されるガイド音声的なソースはないのですが、とりあえず従前どおり、フロントスピーカー出力を接続してあります。
    ※ディスプレイオーディオのフェーダーは(DSPへの出力先である)リヤに100%配分しているので、このスピーカーは鳴りません。

  • サブウーファー

    ラゲッジスペースに移動します。。

    昔懐かしいアリアンテの12インチサブウーファーです。
    大きな荷物を積む際に、簡単に積み下ろしできるよう、取っ手を付けてあります。
    このサブウーファーを降ろしている間は、荷室下に沈めてあるパワードサブウーファー(後出)が、代役を努めることになっています。

  • 荷室地下1階

    ラゲッジスペースの地下一階です。

    こちらには、前述のパワードサブウーファーなどの機器が設置されています。

    上方の右側にあるのは、アリアンテのサブウーファーを駆動するためのパワーアンプ(carrozzeria PRS-D800・税込38500円)です。
    サブウーファーの選択は、リモート電源の切り替えによって実現しています。パワードサブウーファーの右側にある黒いボックスの上の手前に乗っかっているのが、切り替えのためのトグルスイッチ(「ON-ON」3極2接点式)です。

    パワードサブウーファー/アリアンテ駆動用アンプの両方に対して、DSPからの音声信号は常時供給されているのですが、それぞれにリモート信号を送るか否かによって、各機器の起動を制御するという発想です。

    「パワードサブウーファー右側のボックス」と表現したのは、電源レギュレーターです。
    audiotechnicaのAT-RX100という製品で、バッテリーから供給される電圧が、設定した電圧より低くなったら昇圧して、高くなったら降圧するという制御をしてくれます。ハイエンドオーディオを志向する方のマストアイテムですね。SN感がグッと向上します。

  • 助手席下

    助手席下です。

    こちらには、このオーディオシステムの中核となるDSPアンプ・audison prima AP 8.9bitその他を設置しています。
    AP 8.9bitはフロア側に隠れていまして、その上に乗っかっているのがaudiotechnicaのデジタルコンバーター・AT-HRD5です。

    冒頭の接続図にもありますように、DAPのHybiの同軸デジタル信号がこのコンバーターに入力され、DSPの光入力端子に向けて出力するように組んでいます。
    (光ケーブルの途中にはaudisonのブルートゥースレシーバー・B-CON2が介在しています)

    写真の左奥に見えるのは、オーディオテクニカのキャパシタ(AT-RX60)です。DSPに供給される電圧の変動を抑制する役割を担っています。

  • バッテリー

    最後はエンジンルームに移動して、バッテリーをご覧いただきます。

    カーオーディオで多用されるドライバッテリーの一つで、OPTIMAというブランドの製品です。
    OPTIMAには、赤、黄、青の3種類があり、この「イエロートップ」と呼ばれるタイプのバッテリーは高電圧の維持に特徴があり、カーオーディオに好適として、ずいぶん昔から人気の商品です。

    この他に「レッドトップ」と「ブルートップ」の3カテゴリがあり、レッドは厳しい条件下での強い機動力(CCA/コールド・クランキング・アンペアの略)が求められる自動車・農機等、ブルートップはマリン系の用途に向いているとされます。

  • 作業後記

    今回はレヴォーグのフルオーディオ&デジタル入力&エンタメ強化の事例をご覧いただきました。

    一番最初にご来店頂いたときは、純正オーディオをDSPに入れて、フロント2way+パワードサブウーファーというシンプルな構成でスタートしましたが、細かくグレードアップを積み重ねてここまで来ました!

    ついに電源周りまで手を入れていただきましたので、ここから先は、アンプレスDSPによるアンプの切り離しや、アンプを細かく分けるチャンネルセパレーションによるノイズ低減、ならびにケーブルのグレードアップによる損失低減という、より大きな投資額が必要になってくるフェーズに入ってきます(現段階でも結構なものですが・・)

    皆が皆、このレベルにまで上り詰めるわけじゃありませんが、エントリーコースであるスピーカー交換+ドア防振から、パワードサブウーファーによる低域の強化、DSPによる音響調整、デジタル入力によるハイレゾ再生と、さまざまなニーズがあると思います。
    当店では、カーオーディオにまつわる全てに関して、お客様のご希望とご予算に応じて、柔軟に対応させていただく体制を整えておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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