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サウンドプロ

ホンダフリードハイブリッドのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.505(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ホンダ フリード ハイブリッド

    system

    メインユニット:Gathers 9インチプレミアム インターナビ(VXM-187VFNi)
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:ホンダ純正ハイグレード
    リアスピーカー:
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:純正

    comment

    プレミアム インターナビ+ハイグレードスピーカーとお金をかけたものの、スピーカーの鳴りが今ひとつということで、デッドニングで解決を図りました。

    オーナー様ご納得の笑顔をGETしました(^○^)

  • ダッシュボード全景


フリードのダッシュボードです。

ホンダのミニバン軍団(オデッセイ・ジェイド・ステップワゴン・フリード)の中では最もコンパクトなモデルですが、ドーンと奥行きのあるフロントウインドウと高いルーフはミニバンならでは!良好なステージングへの期待が高まります♪

メインユニットには、高音質ナビの新ジャンルを切り開いた「DIATONE SOUND.NAVI」がベースの9インチナビが装着されています。
ホンダはGathers(ギャザス)というオリジナルオーディオブランドを抱えていますが、その頂点のExpert Sound Seriesの旗艦ナビとしての位置づけです。
さらに、このクルマにはExpert Sound Seriesにラインアップされるアルパイン製スピーカー取り付けられています。

●9インチプレミアム インターナビ(VXM-187VFNi)
●ハイグレードスピーカーシステム

今回のオーナー様、ナビ&スピーカーで30万円クラスのオプションオーディオに相応の期待を抱かれたものの、合格ラインには今一歩及ばずだったようで、改善策についてご相談を受けました。
これだけのコンポーネントですから、クオリティには大きな問題は無いはずです。
試聴させていただくと、スピーカーがキチンと鳴りきっていない感じがしましたので、(圧倒的勝利を確信しつつ!)ドア防振による環境整備を提案しました。

作業終了後にご視聴頂いた後の、満足げなお顔にヨッシャ(^○^)です。
それでは作業の様子をご覧ください〜〜。

  • フロントドア

    ドア内装の様子です。

    楽しさと若々しさ。ホンダらしさがよく表現されたデザインですね。

    この車両のベースモデルはツイーターレスですので、本来は右下のフルレンジのみです。
    写真右上のミラー裏に見えるツイーターは、前出の9インチプレミアム インターナビとセットで取り付けが可能なハイグレードスピーカーシステムの2.5cmユニットです。

  • 内装取り外し

    ドアトリムを外して現れる光景です。

    ビニールシートを留めているブチルゴムが黒々と・・幅も大サービスで、まるでマムシが這っているようです。
    新車で固着はしていないものの、これは大変そう。気合を入れて挑みます!(実際大変でしたOrz)

  • アウターパネル施工

    アウターパネルへの作業が終わったところです。

    ビニールを留めていたブチルゴムをキレイに除去。後、脱脂清掃いたします。
    アウターパネルの内側も同様に掃除して、オーディオテクニカの防振材、AT7560Rを貼ります

    ウーファーは「ハイグレードスピーカーシステム」にラインアップされるはDDL 17cmです。
    バスケットが樹脂製である点、配線がカプラーになっている点は純正オプションの香り豊かですが、コーンとフェイズプラグの感じはアルパインの市販品とほぼ同様ですね。

    少し残念に感じたのは、スピーカーホールのフランジ面が大きく、コーンの背圧の放出の抵抗になっているところでしょうか。
    まあ、クルマの設計で重視されるのは製品としての安全性と生産性・収益性であって、音質面!のプライオリティなんてだいぶ下の方でしょう、このあたりを伝統芸能のように指摘してもしょうがないんですが、、それにしても元気に張り出していますね。

    今回はスピーカーホールは無加工でインナーバッフルを介してユニット固定という工程を踏みましたが、張り出し部分をカットして背圧が逃げやすくしてあげると、中低域のよどみがとれてモアベターよ。という感じでしょうね。

  • インナーパネル施工

    あとはドアトリムをもどすだけ。というところまで漕ぎ着けました。

    大口を開けていたサービスホールをオーディオテクニカのAT7550Rで塞ぎ、相対的に弱そうなポイントを押さえます。
    振動源のバッフル周りもビチっと包囲しておきましょう。

    ドアトリムを戻して、音出しの確認、パワーウィンドウの動作確認、ビビりや異音の確認など済ませて、完成です(^○^)

  • 作業後記

    今回は、プレミアムオーディオシステムはそのままに、ドア防振+インナーバッフル作り変えの事例をご覧いただきました。

    当店では、(1)デッドニングと(2)スピーカー交換(3)インナーバッフル製作、(4)スピーカーケーブル交換をパッケージにしたサウンドアッププログラムを提供させていただいておりますが、このメニューを構成する3要素の中で優先順位をつけるとすると、やはりデッドニングということになります。

    デッドニング(ドア防振)は気密性が低く、構造体の強度にムラがあるドアを、エンクロージャー(スピーカーボックス)として機能させることを目的とした基礎工事です。

    音(波動)はスピーカーのコーンが空気を振動させることによって発生しますので、コーンが音声信号に対して、忠実に動けるように環境を整えることが、音質向上に大きく寄与することはご理解いただけると思います。

    デッドニングでエンクロージャーの気密性を保持して、コーンに適切な負荷をかけることで、モーター部(後ろの磁石とコイル)による駆動力が適切に発揮されるようになります。
    また、比重の大きい素材を適所に配置することで、エンクロージャー各部の強度のばらつきを主因とする共振を抑え、コーンの振動(=求める音)だけにフォーカスできる環境を整えます。

    以上によって、スピーカーの設計に近い性能を発揮する条件が整いますので、スピーカーを交換しなくても、聴こえ方はグッと変わってきます。

    ドア防振はカーオーディオの第一歩です!!
    どうぞお気軽にご相談ください♪
    電話もお気軽に♪03-5913-8450です!