スバルレヴォーグのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.375(お問い合わせの際にお伝えください)
model
スバル レヴォーグ
system
メインユニット:Sony VAIO
CDデッキ:McIntosh MX4000
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:JBL 660GTi、560GTi
リアスピーカー:なし
サブウーハー:JBL W12GTi
パワーアンプ:McIntosh MC431M、LUXMAN CM-2000、JBL BPX1100.1
RCAケーブル:audioquest SKY 72V DBS
スピーカーケーブル:Prism Omni 8N
サブバッテリー:OPTIMA 1000Ucomment
今では少なくなったアナログチャンネルデバイダーを使用した3ch+SWのフルマルチシステムです。
タブレットPCのハイレゾ信号と、マッキンのCDデッキをセレクターで切り替えられるようになっています。
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ダッシュボード全景
メインユニットがVAIOのタブレットPC。。ということで、歩行者が思わず二度見すること請け合いのダッシュボードです。
更に運転席ドアには、トラックボール式のマウス!事務室車としてで8ナンバー登録できそうなイキオイです(笑)
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システム図
15年程お付き合いいただいており、オーディオへの造詣も相当なオーナー様で、今回のシステムはちょっと凝ってますので、久々に図にしました。
ホームで流行しているPCオーディオを車内で実現。というのがテーマです。
ソースとしてVAIOのタブレットPCと、一応CDも聴けるようにしようということでマッキンのCDプレイヤーの2ソースが常時利用可能になっています。
VAIOからUSB接続されているDAコンバータと、その下のセレクタはホームオーディオ用のハイエンド製品を起用しています(シフトレバーの前)
セレクタから出力される信号は、最近レアになったアナログ式のチャンネルデバイダに入力され、後はご覧のとおりです。
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コンソールレイアウト
コンソール部分のアップです。
上述のマッキンのCDプレイヤーMX4000とブルーメーターMPM4000を定石通りにレイアウトしております。
シフトレバー前方に見えるのが、オーナーのこだわりとインストーラーの汗の結晶!のホーム用D/Aコンバータとアナログオーディオセレクターです。
当然、DC/DCコンバータ装備で電源の安定化も抜かりありません。
二度見、三度見必至なのが、シフト前に見えるRCAプラグ4本。飾りじゃありません。
セレクタの入力?と?の入り口になっています。
RCA群の右側に見えるのがUSBコネクタ、右側がサブウーファーのボリュームつまみです。 -
フロントドア
スバル車の迫力を倍加させるツインJBLユニット。実写版ゼビウスではありません。
この13cmと16cmの2つと、ツイーターでフロント3way構成となっています。
相対的に径の小さい13センチの560GTiの方がよりモニター的に鳴るユニットで、ファンの多いニットです。
一般的には、この13センチとサブウーファーで十分ハイエンドレベルといえるのですが、今回は、より力強いフロントステージを組むために、その間に16センチのミッドバスをサポート的に介在させています。
ユニット毎の再生可能帯域としてはだいぶ被るのですが、チャンネルデバイダー調整によるクロスミッションのような鉄壁の連携で、あたかも1つのユニットで鳴っているような音色で、2倍のコーン面積ならではのパワフルなサウンドが溢れてきます。
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ピラーツイーター
フロントガラス側に向けて取り付けたツイーターです。
タイムアライメントなどのデジタル処理をしないアナログシステムですので、各スピーカーの距離差を少なくするために編み出した取付方法です。
志向性の強いツイーターは取付の向きがシビアですが、一旦ガラスに当てることで、100%輻射音として耳に届くこの方法は、直射音と輻射音が混ざる取付よりもリニアにパワーを入れる事が出来、自然な音場を作ることができます。
最近主流のタイムアライメントを駆使したデジタルプロセッサのように、カミソリのような高域の定位は不得意ですが、幅と奥行きのある圧倒的な臨場感は特筆モノです。
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ラゲッジルーム
たくさん並んでます!
左奥から・・
ツイーター、ミッドレンジ用のマッキントッシュMC431Mは懐かしいVUメーター付きのおじさん憧れの一品です。
中央に位置するのはJBLのサブウーファー用アンプBPX1100.1、一番左側がミッドバス用のラックスマンCM-2000の合計3台のパワーアンプが鎮座しています。
手前左側はマッキントッシュのCDプレイヤーMX4000とセットで使うD/AコンバータMDA5000で、中央がJBLのサブウーファーW12GTi、右側にカイラスのチャンネルデバイダーKN4000をレイアウトしました。
サブバッテリーと電源ブロックはサブウーファー奥のスペースに組み込んであります。
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ハザードスイッチ移設
ダッシュボード中央がVAIOの定位置になる関係で、エアコン吹き出し口の中央にあったハザードスイッチとジョグスイッチを手元に移設しました。
元位置の各スイッチはそのままで、別途パーツとして取り寄せました。
中央のパーキングレバーの右側(運転席側)はパネルをそっくり作り変えて、塗装して仕上げてあります。
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ヒューズ
車両の60個を超える全てのヒューズをICE FUSEへ交換いたしました。
このヒューズは、厳密に温度管理された環境下で、クライオ処理を施された製品です。
車内の電気回路のなかで、かなり素材に気を使っておらず、かつ、かなり抵抗が大きい部品の質を向上させることにより、走り、音ともにフィーリングやレスポンスアップなどが実感できます。
少々マニアックな印象を持たれるジャンルの製品ですが、効果が実感でき、お薦めできると判断できるものは積極的にご紹介してゆきたいと思っております。
作業後記---★☆
今回は少々(かなり?)濃口のシステム事例をお目にかけました。
デッキ・アンプ・スピーカーと、それぞれハイエンドの製品を選んで組むパターンは珍しくありませんが、ホームオーディオ用のDAコンバーターを持ち込み、PCオーディオ(VAIO)とCD(マッキントッシュ)が入力されるセレクターには、外部入力用のRCAプラグまで用意されているというあたりは、はっきりマニアの領域ですね。
昨今の当店の売れ筋メニューは、スピーカー交換とドア防振で音の出口を整備するサウンドアッププログラムや、車種別にご用意したBMWブライトオーディオパッケージ、などの、外観に変更を加えず、リーズナブルな予算で十分楽しんでいただけるものが主流ですが、お客様のご希望とご予算に応じて、フルマルチの重量級のシステムや、今回のようにマニア領域の改造を伴うものまで、柔軟に対応させていただきます。
どのようなご要望でも遠慮無くお聞かせください。
ご連絡お待ちしております!