トヨタプリウスのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.362(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ プリウス
system
メインユニット:アルパイン
ドアチューニング:フロント(強め)
フロントスピーカー:FOCAL IS165TOY
リアスピーカー:純正
パワーアンプ:内蔵
ケーブル:純正
comment
FOCALのトレードインスピーカーを使用したプリウス専用サウンドアッププログラムです。
今までのJBLと比べるとコアキシャルから2wayセパレートに変更された分、音像が目の前に展開しやすくなりました。
もちろん、狙い通りドアチューニングと併せて切れの良いシャープな印象でありながら、表現力豊かなヴォーカルが再生できました。
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アウターパネル作業
ドア内装を取り外したら、ビニールの撤去、ブチルゴムの除去と進み、アウターパネルの内側も含めて、清掃・脱脂を行います。
その後、御覧のようにオーディオテクニカの防振材AT7560Rを貼り付けます。
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インナーパネル作業
アウターが終わったら、インナーパネルに移ります。
今回起用したFOCALのキット(IS165TOY)の取り付けは、付属のリベットで行う仕様になっており、接続は純正ケーブルのカプラーを差し込むようになっています。
取り付け後、インナーパネルをオーディオテクニカのAT7550Rで防振し、仕上げます。
低燃費実現のため、だいぶ軽く造られていて、開閉時の音に重厚感がない印象がありますが、少し比重の重いものを貼ることで、だいぶ感じが変わります。
折角なので、標準スピーカー(左)とFOCAL(右)との比較をご覧頂きます。
コーンの素材は、標準が紙ベースなのに対して、FOCALはグラスファイバーで強化されています。
フレーム(バスケット)については、ほぼ同じように見えると思いますが、ABS樹脂が分厚くなっており、多めのリブの寄与もあり、剛性感は確実にアップしています。
写真に含めませんでしたが、コーンを駆動するマグネットも高性能なものになっています。
純正は軽量化のために磁力の強いネオジムが使われているのに対し、FOCALはフェライトで、大きさの単純比較はナンセンスですが、それを勘案しても、視覚的にもパフォーマンスの違いを容易に想像できます。
こちらも比較でご覧頂きましょう。
標準(右)のパーツ名は、「スコーカーツイーター」とされており、高域のみを受け持つ社外ツイーターよりも、幾分低い所も出せるようになっているため、5センチほどの径があります。
素材は紙ベースですね。
対して、FOCALの方は、一般的な社外ツイーターの体裁を持っています。
径は3センチほどで、振動板はアルミ素材、マグネットはネオジムで、仕様上の高域側は20kHzまで。
標準に比べて格上の再生能力・表現力を有しています。
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作業後記
今回は最近メニューをリニューアルしたばかりのプリウス向けサウンドアッププログラムの事例ご紹介でした。
プリウス向けサウンドアッププログラムは、ハイブリッド車特有の幾分プアなドアの質感をアップする「ドア・フィーリングアップ・プログラム」の上位オプションとして設定させて頂いており、提供開始後4年ほど経つ人気メニューです。
これまでは総コスト低減のため、JBL製のコアキシャル(ウーファーとツイーターが同位置)スピーカーを用いておりましたが、今回のキットはセパレートですので、音像の位置をより高めに持ってくるのが容易になりました。
通常のサウンドアッププログラムは、カスタムのインナーバッフル製作と、スピーカーケーブル交換も含むため、予算は10万円を少し超えます。
メニュー内容に差がありますので単純比較は出来ませんが、ドアの質感アップとサウンドアップが総予算¥75,670(税別)で実現していただける、魅力ある価格設定となっています。
どうぞご検討ください。お問合せはお気軽にどうぞ!
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