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サウンドプロ

AMGAMG C63Sのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.517(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    AMG AMG C63S

    system

    メインユニット:純正COMMANDシステム(Burmesterサラウンドサウンドシステム)
    ドアチューニング:フロント、リア
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO RX165、MX080
    リアスピーカー:BLUE MOON AUDIO 、MX080
    パワーアンプ:純正Burmester
    ケーブル:純正

    comment

    ブルメスターオーディオ搭載のAMG C63 Sのスピーカーをフロント・リヤ合計9個交換しドア防振で環境を整えました。

    ドアスピーカーは音質&見た目重視でアウターバッフル化しました。

  • ダッシュボード全景


おなじみCクラス。。。否、AMG C63 Sのダッシュボードです。
センターコンソールの蓋に光るAMGエンブレムがニラミを効かせております!

AMG C63 Sは当インストールギャラリーで2回目の登場となります。(1回目はこちら)
さほど台数が走っていない車ですが、当コーナーで当店を見つけていただき、ご来店いただきました。
ありがとうございます。m(_ _)m

今回は、メルセデスブライトオーディオパッケージの施工をご用命頂きました。

当パッケージの標準では以下の3プランと・・・
(1)C-F1:フロント2way交換&ドア防振
(2)C-F1-W:フロント2way交換・助手席足元のサブウーファー交換&ドア防振
(3)C-F1-8:フロント2way交換・助手席足元のサブウーファー交換&ドア防振・プロセッサーアンプ
それぞれに1wayリヤスピーカー交換を加えた合計6プランがあります。
さらに、オプションとして標準オーディオでは省略されている運転席側足元のサブウーファー設置もご依頼いただけるようになっています。

今回はブルメスターサラウンドオーディオシステムを搭載したお車で、フロント3way+センター、リヤは2way+リアトレイに1対のスピーカーで、計13個のスピーカーが装備されていました。

この内、フロントの7つは全て交換+ドア防振。リヤはツイーターは接続せずにドアのウーファーのみ交換+ドア防振、リアトレイのスピーカーも触らず。スピーカーケーブルは全て純正のままで。という内容で承りました。
なお、プランの標準では、ツイーターとサブウーファーにはブルームーンオーディオのベーシックモデルであるSX165を使いますが、こちらはフラッグシップのRX165にグレードアップしました。
よって、プランコードはC-F1R-W改ということになります。

再生側はブルメスターシステムでそれなりのレベルなので、音の出口をバシッと整備することにより、だいぶ締まりのあるサウンドに生まれ変わりました!

手を入れたポイント全てについて、順を追って説明させていただきます。どうぞ御覧ください〜♪

  • フロントドア(施工前)

    いきなりピンぼけで申し訳ありません!
    m(_ _)m
    ブルメスター用スピーカーグリルがまぶしいドアです。

    このグリルは中域を受け持つウーファーで、写真上のミラー裏がツイーター、サブウーファーは足元のキックパネルの奥になります。

    標準オーディオの場合、スピーカーグリルはプラスチック製なのですが、ブルメスターの場合、標準のプラスチックグリルの上に金属グリルを被せた格好になっています。
    格好はとてもいいんです。が、音ヌケはいいはずありません。と言わざるを得ません。

    ということで、今回はコーンを露出させるアウターバッフル形式で取り付けることになりました。

  • フロントドア(施工後)

    こちらが出来上がりの図です。

    ユニットは8センチ口径のブルームーンオーディオMX080です。
    ブルメスターグリル→標準グリルと取り去って、アウターバッフル形式での取り付けです。

    写真ではちょっとわかりにくいですが、スピーカー周囲の隙間(コーンの周りのゴムとウッド調パネルとの間)には、アクリル素材で制作したリングをはめ込んで化粧しています。

  • リアドア(施工前)

    ドアの中の様子は後でお見せすることにして、リアの施工前後の先に見ていきましょう。
    リアドアでは、ウーファーとならんでツイーターも同じパネルにレイアウトされています。

    ドアの向こうに見えるのは、お店の前で時々開催するバーベキュー大会用のクーラーボックスです♪

  • リアドア(施工後)

    アウター化になったスコーカーと純正ツイーターです。

    ツイーターはそのままになっていますが、配線は接続しておりません。
    黒くしてしまう手もあったかもしれませんね。まぁ、他のシルバー部分と馴染んでいる感じもするので、良しとしましょう。

  • センタースピーカー(施工前)

    次にセンタースピーカーをご覧いただきます。施工前の純正ユニットです。

    取付部に馴染んではいますが、サイズは中途半端な感じです。9センチ強?くらいでしょうか。
    背面にはスポンジが配され、吸音に気を遣ってあります。

  • センタースピーカー(施工後)

    こちらが交換後の様子です。
    ユニットは前後ドアのウーファーと同じMX080です。

    取り付けのバッフルは、純正ユニットのフランジのアウトラインを写し取って制作しました。

  • 運転席足元スピーカー(施工前)

    運転席の足元にあるブルメスター純正のスピーカーです。

    この車は左ハンドル車なので、右側にブレーキペダルが見えますね。
    ちなみに、標準オーディオ車の場合、足元サブウーファーは助手席側のみで、運転席側には装備されません。
    全ての車体に共通して空けられているスピーカーホールはプラスチックのパネルでフタされています。

    右ハンドル車の施工はそれなりに経験させていただきましたので、基本的に左右逆に考えればいいんだよね♪と油断してましたが、思ったより手や工具がいれにくかったり、レイアウトそのものが独自だったりと、なかなか楽じゃありませんでした。
    何事も経験ですね。

  • 運転席足元サブウーファー(施工後)

    ユニットを入れ替えた後の状態です。
    ブルームーンオーディオのフラッグシップモデル。RX165です。

    取り付けに際しては、前の画像の純正スピーカーアッセンブリーからスピーカー部分を取り外して、ブラケット部分を流用します。
    次にブラケットの内側に、スピーカーがぴったりはまるようにMDFでバッフルを制作してはめ込み、スピーカーを納める手順になります。

    フラッグシップモデルだけあって、音がいいのは当然ですが、青い光をたたえたフェイズプラグはとても美しく、ずっと眺めていたいくらいですが、フロアマットをかぶせて次の説明に移ります。

  • 助手席足元スピーカー(施工前)

    繰り返しのパターンで恐縮ですが、助手席側施工前の状況です。

    手前の板は、足を踏ん張るためのキックパネルです。奥にスピーカーユニットが覗いていますね。
    助手席側も右ハンドル車と違って、だいぶ分解方法が異なります。

  • 助手席足元スピーカー(施工後)

    サブウーファーの取り付けが終わり、パネルを戻す前の状態です。

    ユニットの前にあるのは電源ボックスです。
    これも、右ハンドル車とレイアウトがだいぶ違っていました。

  • ミラー裏ツイータ(施工前)

    純正ツイーターは、爪で留めてあるだけですので嵌合をゆるめて抜き取ります。

    次にRX165のツイーターを納めるための下地を作ることになるわけですが、新ツイーターはかなり大きく、干渉する部分をすべて削り落とすことになるため、ほぼのっぺらぼうになります。
    純正ツイーターに戻す際は、固定に接着剤を用いることになるものの、外観上も、肝心な機能の点でも、全くくわからない状態に回復する事が可能です。

  • ミラー裏ツイーター(施工後)

    新ツイーター設置後の様子です。

    多くのツイーターは、ユニット本体が外側のケースから外れる構造になっていますが、これはアルミケースと一体になっているので外れません。
    ケースごと納めるようになるため、ご覧のように、設置により大きな場所を必要になります。

  • フロントドアチューニング

    それでは時計を巻き戻して、ドア内の施工の様子をご覧いただきます。

    ドアの上端についているスピーカーは、ドアトリム(内装)の裏にくっついているため、エンクロージャー(スピーカーボックス)は画像のインナーパネルとドアトリムとの空間に形成することになります。
    よって、その両者を防振の対象とし、アウターパネル(ドアの外側の鉄板)にはアクセスしません。

    ケーブルが見えているので、スピーカーケーブルの配線の説明をいたします。
    今回は基本的にスピーカーの入れ替え+防振で、スピーカーケーブルは純正を使うのですが、ツイーターに関しては、ツイーターユニットの背中にくっついていた(撤去してしまった)フィルターで低音信号をカットしているので、プツンを切ったケーブルをそのまま新ツイーターに繋ぐと、再生可能帯域より低い信号が入り、ユニットを壊してしまう恐れがあります。

    これを回避するために、RX165に付属しているネットワークを加工して使います。
    具体的には、ドアのウーファーに向かっているケーブルをネットワークに接続し、低い方をウーファーに、高い方をツイーターに、という具合に振り分けてあげます。

    これにより、ご想像のとおり、ツイーターには再生可能な高域のみが供給され、かつ、ウーファーとの境界はきれいに分割されることになります。

  • フロントドアトリムドアチューニング

    こちらがドアトリムの裏側の様子です。

    前の画像のインナーパネルと対になってエンクロージャーを形成するドアトリムにも、防振材を貼って共振を抑えます。
    左上に見えるのがウーファーユニット、ブルームーンオーディオのMX080です。

    スピーカー周りには防振材を貼り付けていないようにみえますが、これは通常とスピーカーの設置位置が異なっていることが理由です。

    通常のスピーカーグリルを撤去しないインナーバッフル方式であれば、スピーカーの周りの丸い穴にスピーカーバスケットが収まるので、周囲のプラスチックとバスケットをまたぐように防振しますが、今回はグリルを撤去して、一段前に出しているため、スピーカーを直接化粧パネルに結合させてあります。おのずと防振材を貼る位置も通常より前(奥)の化粧パネルとバスケットをまたぐ部分になるため、この画像では確認できなくなっています。

  • リアドアチューニング

    それでは最後にリヤドアに移ります。

    こちらはインナーパネル側ですね。
    リヤドアには、ウーファーとツイーターがついていますが、今回はウーファーのみMX080に交換し、ツイーターは純正のまま&鳴らさない前提になっています。
    ツイーターとウーファーが一体的に配線されている標準の状態とは取り回しが変わるので、ケーブルを足して延長しています。

  • リアドアトリムドアチューニング

    最後のカットはリヤドアのトリム裏です。

    補強のリブや接合部分に比べて、振動しやすい平面部分を中心に防振材を貼っています。
    リヤもフロント同様、スピーカーを前に出しているので、プラスチックの丸い穴とは隙間が空いております。

  • プラン紹介

    今回はCクラスのメルセデスブライトオーディオパッケージメルセデスブライトオーディオパッケージ「C-F1R-W」をベースにした施工事例をご覧いただきました。

    事例では、
    (1)センタースピーカーを加えている点
    (2)ツイーター・サブウーファーをRX165にグレードアップしている点
    (3)運転席サブウーファーも変更(追加)されている点
    の3点が変更になっていますが、ここではプランの紹介ページに掲載されているC-F1R-Wの標準プランの概要と見積もりを提示させていただきます。

    プラン内容は以下の通り。費用は\264,500(税別)です(明細は下です)
    (フロント)
    ・8cmドアスピーカーをBLUE MOON AUDIOのMX080に交換(オリジナル専用バッフル使用)
    ・ミラー裏にBLUE MOON AUDIOのSX165のツイーターを新規に設置
    ・両ユニットの帯域を分割するオリジナルネットワークを介して純正デッキと接続
    ・助手席キックパネル下のサブウーファーをBLUE MOON AUDIOのSX165に交換
    ・サブウーファーの高域をカットするオリジナルフィルターを接続
    ・ドアの防振加工(内装の裏側とドアのインナーパネルの表側の両面)
    (リヤ)
    ・8cmドアスピーカーをBLUE MOON AUDIOのMX080に交換(オリジナル専用バッフル使用)
    ・ドアの防振加工(内装の裏側とドアのインナーパネルの表側の両面)

    明細は以下です。
    (フロント)
    ツイーター(SX165TW)\19,000
    ウーファー(MX080)\30,000
    サブウーファー\19,000
    フロントバッフル\8,500
    フロントデッドニング\40,000
    ハイパスフィルター\3,500
    ツイーター取付加工\6,000
    サブウーファー取付工賃\15,000
    サブウーファーローパスフィルター\8,500
    施工工賃\20,000
    (リヤ)
    ウーファー\30,000
    リヤバッフル\8,500
    リヤデッドニング\38,000
    ハイパスフィルター\3,500
    リヤ工賃\15,000
    バッフル\8,500
    ハイパスフィルター\3,500
    --------------------
    \264,500(税別)

    当プランをベースにしたカスタマイズも柔軟に対応いたしますので、なんでも御相談ください!
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    ブライトオーディオパッケージページもどうぞご覧ください。