トヨタC-HRのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.484(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ C-HR
system
メインユニット:T-Connectナビ 9インチモデル(NSZT-Y66T)
ドアチューニング:フロント
フロントスピーカー:JBL GX602
リアスピーカー:純正
ケーブル:純正comment
ドア防振きっちり、ドアスピーカーも交換しつつ、ツイーターとケーブル類は純正のままで79,000円とリーズナブルに収めた事例です。
セパレート2wayの交換を含むC-HR&50PriusサウンドアッププログラムのプランA(109,000円)には当然及びませんが、標準に比べれば結構聴けます♪
当インストールギャラリー2台目の登場となるC-HRです。
フロントドアへの加工等について制限が設けられているため、新車の売れ行きに比べてお問合わせのペースは低調でしたが、
C-HR&50Priusサウンドアッププログラムのリリース以降、ご相談のペースが上がってきました。
(^○^)
C-HR&50Priusサウンドアッププログラムでは、フロント2wayスピーカー交換+デッドニングを行うプランAと、スピーカー交換を行わずに、ツイーターのグレードアップと、パワードサブウーファーの追加によって音質向上を図るプランBの2プランをご用意しております。
今回のお客さまは、上記の紹介ページがきっかけで御来店いただきましたが、「とりあえずデッドニングしてみたい」というところから商談が始まり、「どうせ内張りを剥がすのだから、スピーカーも変えてみようかな」と展開し、「予算はグッと抑えたいので、ツイーターはそのままでドアスピーカーだけの交換で。」というところで落ち着きました。
ということで、ツイーターは純正のまま、ドアスピーカーをJBLのコアキシャル2wayスピーカーのGX602(10,000円)に交換し、オリジナルのインナーバッフルでしっかり取り付けて、デッドニングで仕上げて79,000円。という予算で納めることができました。(ツイーターがあってなんで下がコアキシャルなの?は後述)
予算は抑えましたが、バッフルにはMDF改質剤のアップタイトサウンド含浸処理を行い、スピーカー背圧の逃げを良くするためのテーパー加工を施すなど、こだわりポイントは譲れませんよ仕様となっております。
キチッと音を出そうと思えば、ダッシュ上のツイーターとドアスピーカーの2wayを定石通りに交換するのがベストですが、低予算でそこそこ聴けるように。というニーズに対応させていただくのもプロの仕事だと思いますので、こだわりバッフルに熱い思いを注入しつつ、施工させていただきました。
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フロントドア
キレッキレなデザインのボディにふさわしく、ドアトリムもエッジが効いてますね。
ドアにペットボトルが入る設計というのは、現代のスタンダードになりつつあるようですね。
4ドアの車両はほとんど採用されているように思います。
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ドアトリム取り外し
それではめくってまいります。
この車はサービスホールをビニールシートで覆う、従来のパターンではなく、プラスチックパネルで蓋をして、締結力の強い大きめの留め具で留める方式をとっています。
プラのパネルがついていると、ビニールに比べて気密性が幾分高いので、スピーカーボックスの条件としては都合がよいですが、箱の大部分を占める鉄製のドアの筐体に対して、強度が違うのでプラの部分が膨らみやすくなるのと、振動しやすさが違うので、ビビリが集中してしまうという、固有の課題をふたつ抱えています。
ということで、やっぱりドア防振は必要。というのが当店の考え方です。
語りはこの辺にして、ドア防振の施工に移りましょう。
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アウターパネル作業
アウターパネルの作業が終わったところです。
プラスチックパネルを外し、きっちり清掃して下準備を済ませたあと、貼り付けの作業をします。
今回は外部アンプより出力が小さい内蔵アンプが前提なので、防振力のマイルドなドアチューニングを行います。
ドアチューニング用の素材として採用しているオーディオテクニカのAT7590Rを貼ります。
貼る枚数と位置は、使用するスピーカーやアンプの出力に応じて調整しています。
判断基準と作業の違いの関係を説明するのは難しいですね。アウターパネル/インナーパネルの形状、ハコの剛性感、内装の強度、、もろもろを考慮して、この辺にこの位かな。というふうに決める感じでしょうか。
人に教えるのはなかなか難しいように感じますが、AIに学習されたら意外と短期間で追いつかれるかもしれません。
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インナーパネル作業
インナーパネル側の作業が一通り終わったところです。
冒頭でお伝えしておりますように、スピーカーはJBLのGX602というコアキシャル2wayです。
ダッシュ上の純正ツイーターがありながら、ドアスピーカーにツイーター付きの2wayを持ってくるとはどういうことやねん??という疑問が、当ページを御覧頂いているお客さまの脳内で渦巻いているのを感じます。
最大の理由は価格ですね。ペアで1万円です。
とは言え、条件をすり合わせると、決して悪くないセレクションなのです。
疑問の中心は同じ高域を再生するユニットが片側に2つづつあり、ダブっているという点ですが、より量感の大きな中域や低域がダブっていると、ボワついてしまって聴けたものじゃありませんが、高域側のユニットだと、耳につくようなうるささを感じるかどうか、程度の微妙な違いの範囲に収まってしまいます。
とくにエッジの甘い純正ツイーターと、社外エントリークラスツイーターの競合という前提でもあるので、実際聴いてみると特にうるさくもなく、むしろ少し補って輪郭がはっきりするくらいで、これはアリですね。という聴きやすさでした。
バッフルはMDF改質剤含浸処理&背圧逃しのテーパー加工と、プロショップのこだわりを盛り込んだマジメ仕様ですし、防振もきっちりやってますので、ウーファーの性能は充分に引き出せています。
ダッシュのツイーターも交換してきっちりサウンドアップ!!よりもちょびっとテンション低めで予算優先という場合、なかなか現実的なセレクションだと思うのです。
ということで、今回のリーズナブルプランで79,000円の予算に対して、(ツイーターも含む)セパレート2wayスピーカーのJBL GX600cへの交換と、スピーカーケーブルの引き直しも加えたC-HR&50PriusサウンドアッププログラムのプランAだと109,000円ということで、その差3万円ということになります。
もともと設定していなかったプランではありますが、ご興味がおありのお客さまは全く同様に施工できますので、どうぞご検討下さい(^○^)
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