レクサスIS250のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.442(お問い合わせの際にお伝えください)
model
レクサス IS 250
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント
フロントスピーカー:JBL MS62C
リアスピーカー:純正
サブウーハー:RockfordFosgate JPS-100-8
パワーアンプ:MOSCONI AS100.4
ケーブル:audiotechnica、SUPRA classic2.5hcomment
標準の3wayをJBLの2way+純正スコーカーに置き換えてサウンドアップするプランです。
大型の4chアンプとパワードサブウーファーはリヤシート裏に仕込み、外観の変更はナシ!で仕上げました。
レクサスISのダッシュボードです。
日本でレクサスブランドの歴史が幕を開けた2005年にデビューしたモデルですので、もう10年も経過しているのですが、さすが高級志向の設計のクルマですね、いまもエレガンスを漂わせています。
今回は、外観変わらずのサウンドアップです。
しかしながら、スピーカーの交換とドア防振等の音の出口の環境整備として人気のサウンドアッププログラムだけでなく、外部アンプによる情報量確保と、パワードサブウーファーによる低域の拡充にも手を広げた仕様です。
純正デッキからの信号の内、フロント側をオーディオテクニカのハイローコンバーターでレベルを下げて、モスコニの4chアンプに入力し、JBLのMS62Cと純正スコーカーを合わせたフロント3wayに展開します。
リヤスピーカーは原則絞ってしまいますので、純正の状態のままとし、パワードサブウーファーはラゲッジルームにインストール。トランクスルー用のマドからLEDで照らされたコーンがのぞく、ちょっとビジュアルも意識した仕様です。
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フロントドア
標準オーディオであっても、フロント3wayが採用されているところがレクサスらしいですね。
ユニット数が多いことが必ずしも正義ではありませんが、多いほうがゴージャスなのは間違いないですしね(^o^)
この3wayへの接続については、アンプの段階でハイパス(高域のみ)された信号がスコーカーへ繋がり、さらにフィルターを通してハイパスしたものがツイーターにつながっています。
ウーファーの方は、アンプでローパスされたものが単独で接続されています。
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第二段階
さて、お馴染みのルーティーンに移りましょう。
内装を外すとおなじみのビニールが登場。
接着剤のブチルゴムを綺麗に除去して、清掃と脱脂を済ませ、ご覧のように、短冊状に切ったSTP BOMB AEROをアウターパネルに貼り付けます。
写真手前側のインナーパネルは、ご覧のように大穴が空いていて、アウターに比べて強度は落ちますし、密閉性も確保しなければならないので、自ずと全面貼りになりますが、アウターパネルは相対的に強度が高いので、全面貼りせずとも、インナーパネルと釣り合いのとれた防振効果を確保できれば不足はないわけです。
そんなわけで、このような短冊貼り、あるいは正方形にカットしてチェッカーフラッグ柄のように貼っていく升貼りで対応します。
(内蔵アンプ向けのマイルドな防振効果のドアチューニングでは、もっと大きく間隔を開けた貼り方になります。
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第三段階
インナーパネルが出来上がったところです。
全面にロシア製防振材のSTP GOLD AEROを貼りして、防振性と密閉性を確保します。
一番下のJBL製MS62Cのウーファーはオリジナルのインナーバッフルを介して固定。純正ウーファーに繋がっていたローパス出力をそのまま接続します。
中段に見えるのは、中域を司る純正スコーカーです。アンプから出力されるハイパス信号を、左側に見えるMS62Cのネットワークに入れ、このスコーカーとツイーターに分岐させるように繋いでいます。
それにしても、この純正スコーカーの取り付け方法はよいですね。ちゃんとインナーパネルから生えています。
コーンとマグネットの相対的な位置関係を決定し、かつ、コーンのストロークの正確性の足がかりとなるスピーカーバスケットは、例外なく強固に固定されているべきなのです。しかし、(一番下の)ウーファーこそ鉄製のインナーパネルについていても、中域のスコーカーはドアの内張りに取り付けてあるケースのほうが多いのが実情です(一頃のBMWは全車種これでした)。
よってこの事例は実に理想的です。 -
トランク施工前
今回インストールするアンプとパワードサブウーファーは、トランクに設置する方向でご相談が始まりました。
で、どんな感じに取り付けるか、以下の条件でお客さまと協議しました。
・トランクの容量が著しく減らないように。
・積み下ろしの支障が出ないように。
・トランクスルーは使わない(使えなくなって良い)
・・・そして出来上がったのが次の写真です。
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トランク施工後
同じアングルでのショットです。
全てのコンポーネントをボードに固定し、リヤシートバックの裏に固定しました。
左上がハイローコンバーター、その下が電源ブロック、中央がパワードサブウーファー、左側がアンプです。
ご覧の通り、サブウーファーは前向きにつけてあり、トランクスルー窓からコーンが覗くようになっています。
サブウーファーを鳴らす際は当然振動するわけで、無対策だと、土台となっているボードとリヤシート裏の鉄板とがビビってしまいます。
そこで、ドアのデッドニングと同じ素材をつかった防振の施工+αの対策を行っています。
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パワードサブウーハー
室内側からみたサブウーファーの勇姿です。
後ろに人が乗らない限り、事実上開けたままになると思いますが、肘掛けの開閉によって隠すこともできます。
夜間はLEDのブルーライトが幻想的でいい感じです。
こういった取り付け方法は、アンプ別で、ボックスに入れたサブウーファー単体での運用のケースに限られるような印象をお持ちの方が少なくないと思いますが、今回のようにシート下設置を前提としたタイプより少し大きめの製品の場合は可能ですね。
単体式に比べればそれなりに出力は落ちますが、常用域では十分な働きをしてくれますし、なんといってもトランクスペースをほとんど侵食しないのがいいですね。
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作業後期
今回はJBLのMS62Cを主役に据えたサウンドアップ事例をご覧いただきました。
ドアスピーカー+防振以上の音質改善で、室内外観に変更を加えない前提だと、シート下やトランクスペースの隅を活用したプロセッサーアンプの導入が人気ですが、今回のようなセダンだと、リヤシートバック部分を活用したスペース創出が可能です。
いざ、ボードを一枚背負えるようになると、これだけの機材をレイアウトできてしまいますのですごいですよね。
サブウーファーまでやるかどうかは別として、セダンでトランクスペースの侵食を最低限に抑えたいオーナー様がいらしゃいましたら、こんな方法をご検討ください。当然、取付はしっかりやってますので、脱落はご心配なく。
ご相談はどうぞお気軽に♪
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