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サウンドプロ

ホンダヴェゼルのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.379(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ホンダ ヴェゼル

    system

    メインユニット:Nakamichi CD-700?
    デッドニング:フロント
    フロントスピーカー:JBL 670GTi
    リアスピーカー:無し
    チャンネルデバイダー:KAILAS KN-4000
    パワーアンプ:MOSCONI ZERO4
    ケーブル:Space&Time Prism Omni-8N、audiotechnica REXAT、CALDAS
    サブバッテリー:OPTIMA 4.2L

    comment

    おなじみ様の乗り換えに伴う移設インストールです。
    ナカミチのハイエンドCDデッキのアナログソースをモスコニの最新アンプ+JBLスピーカーで重厚に鳴らす、味わい深いクルマに仕上がりました。

  • ダッシュボード全景

    生産ラインから直接もってきてしまったようなダッシュボード。
    オーディオインストール前提でオーディオレス、ナビレスのレスレス仕様でディーラー直行されてきた車両ですから、あながち冗談でもありません(笑)

    今回は、前車からそっくり移設&スピーカーのみJBL 670GTiにグレードアップのご依頼です。
    ナカミチのCDデッキ→アナログチャンネルデバイダー→MOSCONI4チャンネルアンプ→フロント2way(JBL 670GTi)スピーカーという、アナログ志向のシステムです。

  • メインユニット

    既に絶版になっているナカミチの高級CDレシーバーCD-700?です。
    発売当時は¥225,000(税別)と、今ならナビまで買えてしまう価格でCD1枚だけしか扱えない仕様です。

    44.8k-16bitに対応するチップに代表される高品位のパーツがふんだんに盛り込まれるなど、すべての予算がCD再生品質に投入されている、シャープな輪郭をもったハイエンド機です。

  • フロントドア

    脇のポケットが使いやすそうなドアです。
    今回、ドアスピーカー(ウーハー)はインナーバッフルにて取付を行いますが、丸い純正グリルをご覧になって、ゆくゆくはアウターバッフル化を検討してみようかな。とのご意向でした。

  • 第二段階

    ドアトリムを外すと、どの車も大差ない、おなじみの光景に出くわすわけですが、これはまた質素な感じですね。必要最低限という感じ。

    サービスホールを塞ぐ(覆う)素材はビニールが定番ですが、多くのホンダ車はゴムが採用されているので、ビリビリと共振して変な音が出る事は少ないようですね。

    スピーカーはハメ込み型式で、ネジ1本で固定されています。生産ラインでは秒速で組み付け終了!なのでしょう。

  • 第三段階

    アウターパネルの防振に移ります。
    今回は外部アンプによるパワフル駆動を受け止めるデッドニング施工なので、ロシアの防振材、stpのBOMBを短冊状にカットして貼りめぐらします。

    さらに、スピーカー背面部にはユニットの背圧の拡散に有効な積水のレアルシルトディフュージョンを貼りました。
    インナーバッフルについても、背圧を逃がしやすいよう、テーパー加工を施しました。
    (奥に行くほど広くなる)テーパー形状にすると、インナーパネル(鉄板)と接する部分の内径が大きくなりますので、インナーパネルのスピーカーホールも、その分切り広げて取り付けています。

  • 第四段階

    インナーパネルはサービスホールも含めて、stpのGOLDを使用して全面貼りです。

    今回の移設に伴い、唯一リニューアルしたJBLのスピーカー、670GTiを取り付けて終了です。

  • ツイーター

    ツイーターは標準の位置にインストールしました。
    標準位置といっても、単純なトレードインではなく、純正のツイーターカバーを加工して埋め込み方式で取り付けました。
    音の乱反射を抑えるアルカンタラ調の素材を貼っています。

    フロントガラスによる輻射を積極的に活用できるよう、ツイーターの角度を調整し、幅と厚みのあるステージングを実現しています。

  • ラゲッジルーム

    ハイブリッド用の電池がフロア直下にあるので、オーディオ機器設置スペースを確保するために、トランク全体を底上げしました。

    メンテナンス性と使い勝手を考え、天板は奥ひとつ+手前2つの3分割構成になっています。
    右手前のサイドに収めてある純正の工具類も容易に取り出せるような設計になっています。

  • パワーアンプ

    ラゲッジルームの二重底に収まるのはイタリア製の4チャンネルアンプ、MOSCONI ZERO4です。

    複数チャンネルを持つアンプでは、一般的に各チャンネルの出力が同じになっているものですが、このアンプは100W×2+200W×2となっており、必要な出力に応じた選択が可能になっています。

    また、出力100WのAチャンネルにはハイパスフィルター、200WのBチャンネルにはハイパス・ローパスフィルターの両方がついており、柔軟なクロスオーバー設定ができるようになっています。
    (今回は、チャンネルデバイダーを使用するのでフルレンジ出力のままで使用します。)

    電源部には、供給電圧を一定に維持するためのDC/DCコンバータが内蔵されており、安定したパフォーマンス実現のための一歩踏み込んだ造りになっています。

  • チャンネルデバイダー

    こちらは、アナログシステムの全盛期に評価の高かったKAILASの4チャンネル対応のアクティブネットワーク、KN4000です。
    フロント2wayあるいは3way+サブウーハーの合計4チャンネルまで制御可能です。

    時間をかけて出したセッティングが不意に変わってしまったら悲劇!ということで、荷物を載せた際に調整が変わってしまわない様、保護用のアクリルカバーを制作しました。(写真には写っていません)

  • サブバッテリー

    前出の二重底のラゲッジルーム最後端に升を切り、OPTIMAのサブバッテリーを潜り込ませました。
    リアエンドはハイブリッド用のバッテリーもあるので、蓄電池庫といった風情ですね。

  • 作業後記

    今回はおなじみ様の乗り換え「再インストール」のお仕事でした。

    ナカミチのCDデッキにアナログチャンネルデバイダーと、10年選手の川上に、川下は現行品のモスコニのアンプとJBLのスピーカーと、時代もブランドもクロスオーバーした構成ですが、アナログの温かみのある音源を重厚に聴かせるいいシステムに仕上がっています。

    まったくのノーマル状態からの音の出口の整備メニューとして最適なサウンドアッププログラムや、デジタル音源をプロセッサーやアンプ類でプレイする最新のシステムといった、現行品で構成されるお仕事だけでなく、旧モデルを含むコンポーネントのインストールも対応しております。

    今回の事例のように乗り換えに伴う載せ替えや、昔の愛機の再デビューなど、お客様のご事情やご希望、ご予算に応じて、柔軟に対応させていただきますので、どうぞお気軽にご連絡ください♪