トヨタハイエースのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.367(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ ハイエース
system
メインユニット:純正
デッドニング:フロント、フロア
フロントスピーカー:JBL GX600C
リアスピーカー:JBL GX600C
パワーアンプ:Mosconi GLADEN ONE 120.4
ケーブル:audiotechnicacomment
フロント・リヤそれぞれに2wayスピーカーを設置し、モスコニの4chアンプで鳴らしています。
ダッシュボードのオンダッシュモニターや、フロアデッドニングにより、しずかで快適な空間を追求しています。
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オンダッシュモニター
ハイエースオーナーさんは共感していただけると思うのですが、ダッシュボードの角度の関係で、ナビ画面に映りこみが生じ、見づらく感じられることがあるようです。
今回、そういった現象を回避するためのバイザーを制作しました。
左右の内側のエアコン吹き出し口にまたがるようなデザインで、そこそこ大きなものです。
併せて、このフード上に後席からも十分見えるモニターも設置しました。
モニター操作のためのリモコン受光部はこのフードの下に隠すように設置しているので、直射日光が当たりにくく、操作も安定するメリットがあります。
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ピラーツイーター制作
ハイエースの標準状態のピラーには、ツイーターを付ける場所ありません。
国産のスピーカーキットに付属しているツイーターであれば、ダッシュボードなどにポン置きできるようなデザインになっているものがほとんどですが、海外製品の場合、ハウジングを作ったり、埋め込んだりといった加工が前提になっているため、ポン置きではあまり見栄えがよくありません。
今回起用したJBLのツイーターも同様なので、埋め込みを行うことにしました。
位置は耳の高さで、向きも適切に設定してあります。
一般的なセダンやワンボックスに比べ、フロントガラスがドライバーに接近していて、音像のステージングの点でハンデがある同車には、特にオススメの加工です。
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フロントドア
フロントドアのアウター/インナーパネルにデッドニングを施工し、インナーバッフル方式でスピーカーを取り付けたところです。
検討段階では、アウターバッフルも一案に上がりましたが、乗り降りの際に損傷しやすい位置であるので、実用性を優先してインナー形式に落ち着きました。
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リアスピーカー
最後尾のピラーカバーを加工して2wayスピーカーを取り付けました。
もともとピラーが前傾しているのに加えて、背面にエンクロージャーとしての空間を設けたので、かなり前へ迫り出しているのですが、なだらかな曲線を与えて、圧迫感を軽減するようにデザインしました。
固定の面では、特に上端をボディとネジでしっかり連結してありますので、容易に脱落しないようになっています。
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作業後記
大人気の200系ハイエースの本格的な防振+オーディオインストール事例ご紹介でした。
オーナーさんはサーフィンがご趣味ということで、サーフポイントまでの長距離移動(&仮眠)にお使いの車です。
ゴキゲンな道中を約束するオーディオサウンドアップと、走行時の静寂性の確保を主眼とした内容でした。
たってのご希望で施工した本格的なフロアデッドニングが目を引きますね。
材料もそれなりに必要ですが、手間がすごいので、費用も嵩みますが、その効果はっきりわかります。
この車は空間が大きいぶん、もともと路面から拾い上げた音が共鳴しやすい傾向があるのですが、標準に比べて、路面が遠く感じられ、一段静かになる印象です。
もともとが貨物積載系の車ですので、アルファード・ヴェルファイアほどの静寂性はありませんが、もう少し静かにならないかな!とお思いのハイエースオーナーさんは検討されてはいかがでしょうか。
カスタムオーディオ&AVの施工も含めて、ご相談はお気軽にどうぞ!
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