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NEWアルファード・ヴェルファイア
デッドニング・スピーカー交換・ケーブル交換方法全解説!


当ページは公開から時間が経過したアーカイブスページです。
当ページに含まれる表現・価格・製品情報は最新ではありませんのでご了承ください。


Newアルファード・ヴェルファイアの調子はいかがですか?

この両車は結構な高級車の割にはDIYでいろいろおやりになられる方が多いようで、当店にも時折オーディオ周りのDIY相談の問合せをいただきます。

このページでは、お問合せの多いスピーカー交換とデッドニング(ドアチューニング)方法と、スピーカー交換の際に必要となるデッキ裏へのアクセス方法について解説を行いたいと思います。

例によって写真点数が多く、ページが重くなっていますが(^^;、その分詳しいということですので、ご勘弁ください。

やってみたいけど・・できるかな?と足踏みしていたお客様を応援できればいいなと思います。



使用する工具

そうそう特別な工具は必要ありません。赤印のついているものはスピーカー交換の際に必要です。
青印は同じくドアチューニングの際、無印は共通で必要です。
すべて揃えばパーフェクトですが、ニードルフック、ヘラ、ローラーは無くてもなんとかなると思います。

【ご注意!】
くれぐれも怪我にはご注意ください。/ 部品の破損にも注意してください。
一部穴あけや切除などを行いますが、全て自己責任で判断した上で行ってください。
作業で生じた一切の不利益に関して、当店は責任を負いかねます。大人でよろしくお願いします♪

1.内張りの取り外し

ドア枠前方と後方のプラスチック枠を内装外しを隙間に差し込んで外します。
ドアノブの奥のフタを外し、隠しネジを外します。
ドアポケットの隠しネジのフタを開けます。隠しネジを外し、傷をつけないようにポケットを外します。
スイッチパネルを外します。隙間が無いようでも、内装外しが差し込めるのでゆっくりと浮かせて外します。パワーウィンドウスイッチのカプラーを外します。ロックを親指でシッカリと押し込めばカンタンに外せます。
パネルに隠れた場所に隠しネジが1つあります。内装の隙間に手を入れ、勢いよく手間に引きクリップを外します。クリップが全て外れたら上へ持ち上げるようにして外します。 ドアロックワイヤーとハンドルワイヤーは引っかかっているだけですので、手前に引いて外します。
残ったクリップは外して内装に戻しておきます。ゴムパッキンもクリップに戻しておきましょう。
クリップが割れてしまっても1、2個であれば特に気にする事は無いと思います。
補修パーツで量販店でも購入できますので、用意しておくと良いかもしれません。

2.純正スピーカー取り外し

純正スピーカーはリベットで留まっている為、ドリルを利用して外す必要があります。
4ミリのドリルで傘の部分を切り取ります。
ニッパーでプラスチックの傘を切り取ります。
4箇所傘を取ると、スピーカーが外れます。カプラは同様にツメをシッカリと押して外します
残った芯をニッパーで切り落とすとキレイにリベットを取り除く事ができます。
4箇所同じ要領で外したら終了です。

3.スピーカーケーブルの引きこみ

スピーカーケーブルの交換を行う方のみご覧ください。
純正デッキ裏側へのアクセス方法についてはコチラもあわせてご覧ください。

キックパネルを外します。ドアから配線されるハーネスのカプラを抜きます。
10ミリのレンチを使用してボルト2本を外します。 手前のゴムパッキンもクリップで留まっているので外します。作業を容易にするためにハーネスを車内から引き抜きます。
ハーネスのカバーを分解してケーブルが通りやすいように下準備をします。
デッキ裏から配線してきたケーブルをドア内に引き込みます。
ゴムチューブにスピーカーケーブルを通してまとめます。
元通りにビニールテープを巻きつけてもとの状態に近づけます。
ケーブルの長さを調節しながらハーネスとゴムチューブを元に戻します。
※今回はネットワークがドア内に設置しされるため、デッキからとツイーターへの2本のスピーカーケーブルがゴムチューブ内に通してあります。

4.アウターパネルのドアチューニング

サービスホールを覆っているビニールシートを剥がします。
外せるパーツはあらかじめ外しておくと作業が楽ですね。
気温によってブチルゴムの粘度が違いますが、根気良く剥がしましょう。 再利用はしませんので、カッターなどで邪魔なところは切り取って作業をします。
残ったブチルゴムはパーツクリーナーを使用してふき取ります。
表面の脱脂と兼用で作業をしますが、汚れが取れれば防振材の貼り付けには影響しませんので意地になることは無いですね。
外板も同じように清掃をし、防振材を貼り付けます。今回はAT7560を6枚使用しました。
サービスホールは配線やスピーカー交換が終わってから作業します。

5.スピーカーベースの取り付け

付属のボルトはM6ですので、下穴をドリルで8ミリ程度に広げます。
広げた部分にタッチアップペイントで防腐処理をします。
スピーカーベースは左右の形が違うので、くぼみを車両に合うように合わせて使用します。
付属のボルトナットを10ミリのレンチなどを利用して固定します。

6.スピーカーの取り付け

配線してきたスピーカーケーブルをスピーカーに配線します。
固定用に下穴をドリルで開け、ネジでスピーカーを固定します。
配線は裏側に通してあるので、窓に干渉しないようにテープ等で固定します。
ネットワークの取り付けなどはアウターの防振が終わってから作業すると良いでしょう。 取り付け箇所に干渉などが有る場合は切除するなどの加工が必要です。

7.インナーパネルのドアチューニング

サービスホールをAT7550で塞いでいきます。
はさみとカッターがあればカンタンに裁断できます。
アルミで手や指を切ってしまうこともあるので、ローラーやヘラなどでシッカリと押し付けて定着させます。
余ったシートは平面で鉄板が薄いところは積極的に貼り付けてみます。
今回は片側に2枚使用しました。

OP1 デッキ取り外し

スピーカーケーブル交換の際などに参考に必要となるオプション工程です。次項OP2のグローブボックス取り外しと 合わせてご覧ください。

工具で傷をつけないように養生してから作業に入ります。テープの粘着が強いと木目の塗装が剥がれてしまうので気をつけます。 シフトノブを反時計回りに回して取り外し、シフトロックボタンで解除してレバーを手前に移動します。
化粧パネルはクリップのみで固定されていますが、比較的固いですので割ってしまわないように気をつけます。
下方から順に少しずつ浮かせて外します。
シガーソケットのカプラーを外してパネルを安全な場所へ移動します。 エアコンパネルを手前に思いっきり引きます。 オーディオパネル周りの化粧枠まで一気に外します。
エアコンパネル裏のコネクタを外します。 オーディオを固定しているブラケットのネジ4本を外します。
配線作業はシステムによって違いますので、あらかじめ確認をしておくことをお勧めいたします。
配線の万が一の抜けが無い様にテープなどで止めておくと良いでしょう。

OP2 グローブボックス取り外し

スピーカーケーブル交換の際などに参考に必要となるオプション工程です。前項OP1のデッキ取り外しと 合わせてご覧ください。

グローブボックス内の荷物を全て取り出しておきます。
左側にあるダンパーの根元に指を掛けてピンから外します。
フタの両端をシッカリ持って手前に勢い良く引きます。
右側から外れるとスムーズに外せるのですが、勢い余って怪我をしないように気をつけてください。
アンダーカバーはクリップ部に指を入れてロックを外します。

OP3 ピラーカバー取り外し

ピラーにセパレート型のツイーターを設置する際などに必要となるピラーカバーと取り外し方法です。

グリップのメクラ蓋を傷をつけないように外します。 10ミリのレンチでボルトを外しグリップを取り外します。 上部から手前に引くようにピラーを外します。
根元は上にあげるようにして外します。
内装剥がしを差し込んで下面のサイドカバーを外します。
ダッシュボードに傷をつけないように気をつけて作業します。
配線を隙間に通します。ツイーターの角度向きを調整して取り付けます。
※ツイーターをダッシュボードに取り付けない場合はこの作業は必要ありません。

やってみてうまくいかない等の不具合がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

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