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トヨタヤリスクロスのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.676(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    トヨタ ヤリスクロス

    system

    メインユニット:純正ディスプレイオーディオ
    ドアチューニング:フロント
    フロントスピーカー:BLUE MOON AUDIO SX165
    リアスピーカー:純正
    パワーアンプ:内蔵
    ケーブル:SAEC SPC-350

    comment

    サウンドアッププログラムにて、フロント2wayスピーカーをブルームーンオーディオのSX165に交換しました。
    ツイーター・ウーファーともには標準の位置で差し替えなので、外観への変更は全くなしです。

  • ダッシュボード


当コーナー初登場!ヤリスクロスの事例ご紹介です。

皆様ご存知のとおり、ヤリスは日本名ヴィッツの海外向けブラントとして、当初から使われていた車名です。
1999年生まれのヴィッツは、軽自動車以上・普通車以下。作りも質感も値段相応。といった1000ccクラスの小型車の概念を塗り替え、後続メーカーを巻き込んで、コンパクトカー・カテゴリを確立した立役者です。

日本国内では、ヴィッツ名にて初代(1999-2005)/2代(2005-2010)/3代(2010-2019)とモデルチェンジを重ね、4代目に切り替わる時点で、海外名であったヤリスブランドととの統一が図られました。
(ちなみに共通プラットフォームで生産されていたプラッツの海外名は「ヤリス・セダン」、同じくファンカーゴは「ヤリス・ヴァーソ」として販売されていました)

そして今回登場のヤリスクロスは、世界統一ブランドとなったヤリスのラインアップを拡大するために、2020年8月に国内発売されたSUV車です。
文字通りコンパクトで、ドライバーズカーの性格が強いヤリスに対して、居住性を高めたSUVらしい腰高の5ドアボディを与えられています。
1.5リッター3気筒のガソリンとハイブリッドがあり、駆動方式はFFと4WDが設定されています。


今回ご登場いただくのは、ハイブリットタイプのエコ・コンシャスな一台です。

ヘッドユニットはディスプレイオーディオ、スピーカーはフロント2way(1系統)とリヤの計6スピーカーで、4ch内蔵アンプで鳴らすシンプルな構成です。
オーナー様は外観に変更を加えずに、リーズナブルに音質アップを図りたいということで、サウンドアッププログラムによるスピーカー交換+ドア防振をご用命頂きました。

○ヘッドユニット
8インチのディスプレイオーディオです。
ヤリスは全車ディスプレイオーディオですが、HYBRID Z/HYBRID G/Gは8インチタイプで、HYBRID X/X/X・Bパッケージには7インチタイプと差をつけてあるみたいです。
このディスプレイオーディオはアップルカープレイ/アンドロイドオートに対応しており、スマホをハブとしたエンタメは一通り楽しめるようになっています。

ナビについてもスマホベースでいいや。という方はこれで十分なわけですが、ディーラーオプションのナビキット(T-Connectナビキット110,000円/エントリーナビキット66,000円)を加えると、車両側の車速・GPSアンテナ・地図データを前提としたメモリーナビとして機能するようになっています。

上述の通り、アンプは標準的な4chで、フロントは片側1chを分岐させるタイプの2way、リヤはフルレンジの6スピーカーです。

○スピーカー
標準6スピーカーのうち、フロント2wayを当店人気のBLUE MOON AUDIOのSX165(税込48,400円)に交換しました。
ワンストップでドア周りのオーディオクレードアップを済ませられるサウンドアッププログラムのメニューによって、MDFバッフルでスピーカーをしっかり取り付け、内蔵アンプの駆動力に適した、マイルドな制振力を発揮するドア防振(ドアチューニング)を施します。

スピーカーケーブルは、当店の新ベースグレードモデルとして採用予定のSAEC SPC-350(税込1,056円/1m)を使いました。
現行のSwingと同様に、無酸素銅を材料とした2芯ケーブルですが、以前がシース(英sheath・外部皮膜)なしのツイステッドケーブルだったのに対して、こちらはコットンの糸でおおった上に、軟質PVC製のシースで防護されており、ノイズ・振動への耐性が強化されています。


カーオーディオのグレードアップのための施策の中でも、もっとも音質向上への寄与度が高く、さほどコストが掛からないのがドア防振(デッドニング・ドアチューニング)です。それにスピーカー交換とケーブル交換を加えたサウンドアッププログラムによって、低域から高域までメリハリのあるサウンドを高コスパで実現することができました♪

施工の様子をどうぞご覧ください♪

  • フロントドア

    それではドアチェックからです。

    トヨタらしい安定感のある落ち着いたデザインですが、ドアオープナーをちょうど真ん中にレイアウトしてあるのは目新しいですね。

    フロントのスピーカーレイアウトは、ウーファーがドアで、ツイーターはAピラーの側面です。
    ウーファー周りのデザインもちょっとユニークで、インナーパネル(中の鉄板)からスピーカーグリルまでは10センチ近く離れており、その高さ分の距離を、後方(写真の左側)のドアポケットの奥行きとして活用する仕組みになっています。

  • ドアトリム取り外し

    トリムを外したところです。

    最近のトヨタ車は、サイドエアバック起動のトリガーとして、従来の加速度センサに加えて、サイドエアバッグセンサによるドア筐体内の圧力変化(一説には左右の値の差)を活用する仕組みを採用しているようで、サービスホールを塞ぐパネルの強度と固定方法が、以前のそれに比べて強化されているようです。

    パネルは従来の単なる板から、形状が変化しにくいリブ多めに変わっており、留め方についても(この車でいくと)、4つの押し込み式の小クリップに加えて、3つの回転固定式の大クリップで固定されています。

    メーカーとしては、スピーカー交換等のドア周りへアフター施工を非推奨としており、ショップ側からお勧めすることはできませんので、お客様のご依頼があった場合のみお請けすることとしています。


    ここからはあくまでも推測。いわゆるつぶやきですが、、

    サイドエアバッグのトリガを?加速度センサと?左右ドア内の圧力センサの差のあわせ技で判断していると仮定したら・・

    ?については、片側のスピーカーを16cmサブウーファーユニットに取り替えて、片側だけ猛烈にデカイ信号を入れるとか、さらにそれを片側だけデッドニングしたり、片側だけパネルを外すなどして実行するなど、故意に左右で著しく異なる条件を作らない限りは、事故による片側ドア変形に相当するような圧力差は発生しないだろうし、仮に誤検知されるところまでいっても、?の条件が前提になるのなら、実際にエアバッグ展開にまでは至らないだろうから、事実上問題ないのではないか。

    少なくとも、デッドニングするにしても、左右で差が出ないように密閉度を高めて、左右で似たようなタイミングで音を出す限りは、誤作動で展開の可能性は極めて低いんじゃないかなぁ(・o・)と考えてみました。

    いずれにしても、お客様のご依頼が大前提にはなりますが。。

  • アウターパネル作業

    アウターパネル側の作業が終わったところです。

    白い樹脂パネルパネルを外して、中も外もきれいに清掃、脱脂したら、アウターパネルに防振材を張ります。
    材料はオーディオテクニカ製のAT7560Rです。

    前カットで触れたのサイドエアバッグセンサーは赤矢印で示しているところの部品です。
    コチラ側に飛び出している部分は座りを良くするためのダボです。本体はドア筐体側で、下側からカプラが刺さっています。

  • インナーパネル終了

    インナーパネル側の作業が終わったところです。

    スピーカーケーブルを引き込んだら、オリジナルで制作したMDFバッフルを台座にして、SX165のウーファーを固定します。
    スピーカー取り付け後、サービスホールを塞ぎ、インナーパネル全体を制振するために材料を配っていきます。

    ドア中段に4枚貼ってあるアルミテープは、ドアを横断しているハーネスを留めています。

  • 純正ツイーター

    ツイーター差し替え前の純正ユニットの様子です。

    ピラーの根元くらいの側面に純正ツイーターが装着されています。
    お約束のハイパスフィルターが組み込まれているタイプですね。

    ウーファーから分岐してきたフルレンジ信号がカプラーで入力され、上にチョコンと乗っているコンデンサーで低域側信号をカットしてから、ツイーターユニットに入力される仕組みになっています。

  • ツイーター差し替え

    SX165付属のツイーターに差し替え後の様子です。

    ピラーカバー側への加工は、純正ツイーターを保持していたツメを切り落とし、ツイーター側に関しては振動板を保護しているメッシュグリルの取り外しをそれぞれ行い、エポキシ系の接着剤を使って固定します。

  • 作業後記

    今回は当コーナー初登場!のヤリスクロスのサウンドアッププログラム施工でした。

    スピーカーの取り付けに際しては特別な加工を要せず、ケーブル、ドア防振に使う材料の量と、と当プログラムで規定している標準的な内容で済みましたので、規定通りの価格で納まりました。

    文中でも触れましたが、カーオーディオのグレードアップのためのメニューは、再生側のDSP・アンプから、下に下ってケーブル、スピーカー、防振。インフラとして高性能バッテリーに安定化電源と多岐にわたりますが、投下額に対するパフォーマンス向上の率が最も高いのがドア周りです。

    純正スピーカーのままでも、ドア防振を行うだけで、?スピーカー振動板の前と後ろの空間が隔離される。?スピーカーの振動に同調してドアや内装に生じるビビリが抑えられる。といったスピーカー稼働の条件が整い、設計スペックに近い音(特に低域側の損失が回避され、高域も伸びる)が得られるようになります。
    それに加えてスピーカーユニットそのもののスペックも上げるとなれば・・・成果はご想像の通りです。

    当店のサウンドアッププログラムは、お好みのスピーカーユニット代+80,630円(税込)です。
    コスパよく音質アップ・フィーリングアップしたい方はどうぞご検討下さい♪

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