AMGCLS63 AMG(W219)のオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.481(お問い合わせの際にお伝えください)
model
AMG CLS63 AMG(W219)
system
メインユニット:ALPINE X9Z
フロントスピーカー:純正
リアスピーカー:純正
リアトレイスピーカー:純正
センタースピーカー:純正
サブウーハー:純正
プロセッサーアンプ:audison AP8.9bit
ケーブル:audiotechnica
リアビューカメラ:BeatSonic BCAM7
レーダー:YUPITERU Z995Csdcomment
古くなった純正ナビを9インチのアルパインBIG Xに交換し、全スピーカーの音響を最適化するためのプロセッサーアンプを積みました。
バリバリな機関より格段に陳腐化スピードの早い電装品のリフレッシュプランです♪
今回はAMG CLS63のリフレッシュ&グレードアッププランの施工例ご紹介です。
CLSクラス自体は現行車にもラインアップされていますが、今回のクルマは2006年から2011年までの販売された初代モデルです。
デザインの美しさは依然輝きを失っていないものの、鮮度が命?のナビの性能は、だんだんと現代の人々の期待に応えられなくなってきています。
今回、オーナー様より「このナビをなんとか更新したい」とお問い合わせいただき、商談が始まりました。
その他お伝えいただいたご要望は、、
(1)大きい画面+バックカメラが欲しい。
(2)スピーカーは全て鳴らしたい。
(3)レーダーも欲しい。
(4)予算は60万円税込以内で♪
この4点でした。
コレに対し、第一にナビ交換+バックカメラ設置は当然の前提として、スピーカーは全て純正のままとして、全スピーカーを接続できるプロセッサーアンプで制御するプランを提案させていただきました。
ナビは9インチというデカさをウリにしているアルパインのBIG-X、プロセッサーアンプは超定番のaudisonのAP8.9bitをそれぞれ起用しました。
「純正ナビは交換できない、しない」という前提でプロセッサー投入によるサウンドアップを試みるケースはたくさんありますが、それなりの年式になってきたけど、引き続き乗りたい。でも、造り付けのナビが使い物にならない・・というニーズにマッチする事例ではないかと思います。
施工の様子をどうぞ御覧ください。
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メインユニット【交換後】
こちらが交換後の様子。通称BIG X(ALPINE X9Z)が収まっております。
標準のナビとくらべていただくとお分かりのように二回り、というか三回りは大きくなっていますね!
将軍の勲章のように左右に並んでいた24個のボタンと2つのダイアルがすっかりBANされて、パッツンパッツン状態です。
正直申し上げて、ナビ本体の入れ替えそのものは、きちんと手順を踏めば、プロショップ的にはそれほど難しくないのですが、ナビの周囲のパネル(化粧板)のカスタム製作に大変苦労しました。
特に四隅に隙間がほとんどないので、繊細な造りにならざるを得ず、だいぶ気を遣いました。
で、いかがでしょう?マットブラックで周りの樹脂パーツとトーンを合わせた仕上がりにしてみました。 -
9インチナビ比較
一応資料映像です。
左が今回取り付けたアルパインBIG-Xの9インチで、右がクラリオンの現行製品の9インチです。
車体に挿入するグレー部分は2DIN規格なので寸法は同じです。それに比べると、アルパインのほうがグッと幅広アスペクト比の画面を採用しているのがお分かりになるでしょうか?
さすがBIG-Xといった感じですね♪
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プロセッサアンプ設置
次にトランクに移って、プロセッサーアンプの設置状況をご覧いただきます。
今回の作業で唯一オーディオっぽい施工(笑)のところになりますね。
このCLS63には、ヘッドユニットと対になっている純正アンプが装備されておりまして、今回のヘッド取り外しに伴って、アンプも取り外しましたので、その跡地に設置しました。
銘柄は当サイトおなじみのaudison prima AP8.9bitです♪
ヘッドユニットから8.9bitへの入力ラインは、もともとの純正のラインがMOSTシステムの光ケーブルで流用できないため、新設のBIG-Xのスピーカー出力から配線を引っ張ってきて入力しました。
出力は、純正の配線をそのまま使用して、全スピーカーが鳴るように接続しました。
再掲となりますが、全スピーカーは以下です。末尾の数字はチャンネル数です。
・センター(1)
・フロント(2)
・リヤ(2)
・リアトレイ(2)
・サブウーファー(1)
チャンネル数は合計8コなので、8.9bitに内蔵される8個のアンプでハンドリングできる8チャンネルにピッタリ収まっています。
なお、純正サブウーファーはダブルボイスコイルなので、本来は2ch必要なのですが、直列に配線を組み替えて「1ch仕様」で使用しています。
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リアビューカメラ
久々の車外の写真のような気がします。
今回設置したリアビューカメラです。
これはBeatSonicのカメレオンという製品で、ご覧のようにナンバープレートのボルトを置き換えて装着するタイプです。
ボルト置き換えのみで設置できるので、車体への負担も作業量も少なく、仕上がりも大変自然といういいことづくめの製品です。
今回とりつけたカメレオンはBCAM7という型番で、リヤへの取り付けを前提とした視野角112°を持つ製品ですが、BCAM10という型番で180°魚眼タイプの製品もラインアップしています。これはフロントナンバー取り付け用ですね。
更に、色展開も普通車用の白と、軽自動車用の黄色が用意され、全くスキがありません!
製品ページはコチラです。
バックカメラ(カメレオン Mini)BCAM7
フロントカメラ(カメレオン Fisheye)BCAM10
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レーダー探知機
こちらも今回の予算内で取り付けたレーダー。
ユピテルの最新2017年モデル&指定店モデルのZ995Csd です。
セールスポイント盛盛なので箇条書きで♪
●2.8インチ液晶で静電式タッチパネルモデルを採用しているので、リモコン要らずです。
●最近ニュースで報道されている小型オービスにも、レーダー波受信とGPSデータのダブルで対応。
●昨年末から運用が開始された、欧州版GPS「ガリレオ衛星」にも対応しており、より確実な測位を実現。
●アンテナ、スピーカー、画面、本体と別れた取付けの自由度が高い4ピースセパレートタイプ -
作業後記
今回は初期型AMG CLS63のAVNリニューアル。とでもいうべきグレードアップ事例をご覧いただきました。
最近のクルマはナビを含むヘッドユニットが造り付けのケースが多く、オーディオの音質アップを試みる際、サウンドアッププログラムによって音の出口であるスピーカー交換とドア防振、スピーカーケーブルを交換するか、さらに楽曲ソースの最適化を図ろうという場合はプロセッサーアンプを介在させる方法を採るのがほとんどです。
しかしながら今回のCLSのように、発売初年度から12年、最終モデルから7年という年式で、メーカーからの地図更新サービスが終了し、処理速度もそれなりの純正ナビ付きということになると、機関面が良好でも、我慢して乗り続けるのが辛いフェーズに入ってきます。
じゃ、この機会に。とドライに買い替えを決断できるならいっそ楽なのかもしれませんが、惚れた弱みというか、これくらい個性があってかっこいいクルマだとなかなか踏ん切れない方も多いのではないでしょうか。
そういったオーナー様には、今回の事例はとてもフィットするのではないかとおもいます。
本文でご紹介しましたように、9インチのアルパイン大型ナビをカスタム取り付けし、オーディオ面はオーディソンの人気プロセッサーアンプで最適化。リヤカメラに最新レーダーまで入れて60万でお釣りが来るプランです。
さらに予算をかけてということであれば、サウンドアッププログラムでフロントドアのスピーカー交換とデッドニングの追加もいいと思いますし、まあ、ひとまずアップデード出来ればいいよということなら、プロセッサーなし(鳴らせるスピーカー数に制限がかかります)やレーダーなしの引き算も可能です。
今回のCLSを含めて、愛車ともっと長く付き合いたいとお考えのオーナー様、どうぞお気軽にご相談ください
お車の状態とご希望、ご予算に応じて柔軟にプランさせていただきます。
ご質問・ご用命のご連絡はお気軽にどうぞ♪
電話もお気軽に♪03-5913-8450です!