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ポルシェ911993カレラ4Sのオーディオインストール事例

サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>

  • 事例No.385(お問い合わせの際にお伝えください)

    model

    ポルシェ 911 993カレラ4S

    system

    メインユニット:Carrozzeria DEH-970
    デッドニング:なし
    ドアチューニング:なし
    フロントスピーカー:BLAM 165RS
    リアスピーカー:なし
    パワーアンプ:内蔵(ネットワークモード)
    ケーブル:kaiser swing

    comment

    ハタチを超えたポルシェのスピーカー交換です。
    ボロボロになったユニットを最新のBLAMに換装しました。
    併せて、Carrozzeria DEH-970のネットワークモードを使って、フロント2wayマルチに組み替えました。

  • ダッシュボード全景

    930からほとんど変わらないシンプルな911のダッシュボードです。
    このモデルの後継の996以降は2DINが入るスペースが与えられましたが、この993までは1DIN分のみのストイック仕様です。

    ご相談いただいた段階では、経年でボロボロになったスピーカーのみをご検討でしたが、スピーカーの実力をより活かすために、既にインストールされていたカロッツェリアDEH-970の配線の組み換えを提案。スピーカー交換と併せてご用命頂きました。

  • メインユニット

    カロッツェリアDEH-970がインストールされていました。

    各スピーカー間の受け持ち帯域を決めるクロスオーバー設定、音の到達時間を調整するタイムアライメント設定、帯域ごとの凸凹をスムースにならすイコライジング。話題のプロセッサーの機能をフルに積み、CD・USB・iPod・ブルートゥースとなんでもこなせて驚愕プライス35,000円という話題の製品です。

    ご来店の際は、フロント純正3way1系統+リアの1系統の4chで接続されていましたが、このデッキのウリの機能であるネットワークモードを活用し、フロントをドアウーハー、リアをツイーターに接続して2wayマルチ接続にしています。
    (フロントのスコーカーとリヤスピーカーは不使用としました)

  • ドア全景


標準モデルの993のスピーカーは(グレー内装の写真のように)ドアポケットに半分隠れた位置に取り付けられているのですが、今回の車両はターボモデルに装備されている3wayボックスタイプのスピーカーが取り付けられていました。

ウインドウスイッチの左側にあるのがツイーター、中段の丸いネットがスコーカー、そこから下方に伸びるカモノハシのくちばし形状のネットの下にウーファーの3way構成となっています。

スコーカーとウーファーはドアのインナーパネル(鉄板)に直接取り付けられておらず、両ユニットが収められている樹脂製のスピーカーボックスが、内装の垂直面とカーペット素材が貼られたカバーとの空間に収められる格好となっています。

即ち、(1)当インストールギャラリーの他車事例のように、ドアの筐体をスピーカーボックスとして仕上げる必要がなく、また、(2)純正の樹脂製スピーカーボックスがそれなりの強度を持っており、(3)外部アンプでドカドカ鳴らす使い方でもなかったため、今回はドア防振を省略いたしました。

  • ドアスピーカー

    純正スピーカーは経年劣化の影響でボロボロでした。

    紙のコーンはなんとか原型をとどめているのですが、周囲のダンパーが硬化して割れ、散り散りになくなってしまい、干からびたキノコのような何とも哀れな姿になってしまいます。

    写真は前述の純正ボックスにBLAMの165RSを取り付けた様子です。
    ボックスは写真に収まっている三角形状に加えて、車両後方に向かって、カステラ一本分くらいの四角い筒状の空間から構成されています。

    前述の如く、強度がそれなりにあるので、ボックスには手を付けず、一定の加工を施して、BLAMのウーファーを沈めました。

  • 作業後記

    今回は登録から20年以上経過したポルシェ911のスピーカー交換をメインにご覧頂きました。

    このように登録から長年経ったクルマだと、上述のとおりダンパーに割れが生じ、こもったりビビったりという症状が出始めます。

    ボリュームを少し大きめにしてみて、ビリビリ〜なんて気になる音が聞こえたら初期症状です。
    こんな状況からだと、たとえ社外スピーカーとしては入門レベルのユニットでも、交換するだけで随分な変化を体感していただけるはずです。
    更に、ドア防振やスピーカーケーブル交換も含めたサウンドアッププログラムをお選びいただければ、最高の条件での再出発が可能です。

    もうすこし一緒にいたいクルマにこんな症状がみられたら、どうぞ御相談ください!
    ご予算に応じてコーディネートいたします。