トヨタクラウンロイヤルサルーンGのオーディオインストール事例
サウンドプロ自慢のインストール事例を御覧いただけるコーナーです。
豊富な写真と解説、関連の話題などもご覧いただけます。
当店ご利用前の作業レベルの評価や、施工プラン検討の材料としてご活用ください。
<事例No.657以前は税別表記です。読み替えをお願いします>
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事例No.100(お問い合わせの際にお伝えください)
model
トヨタ クラウン ロイヤルサルーンG
system
メインユニット:純正(EMV非装着)
サブウーハー:流用(Carrozzeria TS-WX99A)
パワーアンプ:Carrozzeria PRS-D8100
ケーブル:KIMBERCABLE
comment
200系クラウンの個人タクシーのお客様がお困りでした。Carrozzeria TS-WX99Aを分解するという荒業で取り出したウーファーユニットが取り付けられていたのですが、当初の依頼先の電装屋さんでは多少難易度が高かったようで、上手に付いていませんでした。
プロショップとして、改善を要するポイントをご説明して作業をさせて頂きました。納車の際は大変満足していただきました。
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ウーハー取付状態 正面(施工前)
ううむ、あけてびっくりというか、付いていれば鳴るという典型的な取り付けでした。ボルトがナナメってるじゃないですか(汗)
これでは出力を上げても相殺される音もある上に振動も抑さえきれないでしょう。バッフルを制作してしっかり取り付けてあげないといけないようです。
ちなみにユニットはCarrozzeriaのパワードサブウーファー TS-WX99Aに内蔵されていたものをバラシて使用していました。 -
ウーハー取付状態 背面(施工前)
ユニットの後ろを恐る恐るのぞいてみました。
ウーハーのコーン紙が全く見えないのがお判りだと思います。すなわちトランクの空間がウーファーボックスとして機能していないことを意味し、これでは埋め込んで取り付ける意味がありません。
防振材も効果的には貼り付けられていないので、やりなおさないといけないようですね。
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バッフル製作
まずユニットの背圧がキチンとトランクルーム側に抜けるようにするために、大きめに鉄板をカットします。
バッフルは24ミリのMDFで制作。MDF改質剤「UP TIGHT SOUND」を塗布し、効果を高めます。
隙間はパテと防振材でビッチリと埋めました。一般にはスポンジ等で埋めるというアプローチもあるようですが、音に影響するので出来る限り避けるようにしています。 -
背面処理
防振処理はご自身で行いたいとのご要望でしたので、作業に支障の出るところ以外はそのままにしています。
2枚目の写真と比較していただければお分かりの通り、コーン紙がちゃんと見えていますので、バッフルとしての役割をシッカリと果たしてくれるでしょう。
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パワーアンプ
Carrozzeria TS-WX99Aを分解して使用していたため、アンプも同製品に内蔵されていたものが流用されていました。
今回はオーディオ入門と言う事でしたので、ウーハーへの信号の損失を少し抑える意味で、スパイスにキンバーケーブルを使用してみました。
Braimsのミニキャパシタの取り付けを量販店で依頼したところ、調子を崩したのがキッカケで当店を訪問されました。
正直、雑な取り付けは見た目が良くないのは当然のこと、追加作業の際の作業性も良くなく、肝心な音の結果も良くないですね。
今回は基礎工事を一通りやり直させていただいたわけですが、変化を体感していただくことができ、大変よろこんでいただけました。
よかったです♪
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